家畜な日々
非現実:作
■ 〜家畜として〜5
「ぶぅっ、ぁぅっぅ?」
口から乱暴に犬骨が引き抜かれて、繭様と私のお遊びは終わった。
私の両腕はガクガクと震え、既に四つ這いでいる体制ですら危うい。
あれから数十回、何度も放り投げられた犬骨を拾い咥え、足組して待つ繭様の元へと戻った。
シースルーのキャミソールが身体の凹凸にへばり付き、より淫らさを演出している。
「うふふぅ、頑張ったわねぇ〜〜由紀先輩」
テラテラと唾液が滴る犬骨を眺めながら、繭様は再び口を開いた。
「わ〜〜〜雌豚由紀の唾液……くっさぁい♪」
「ぇ……え?」
「あ〜〜あらららぁ〜〜〜気付かなかったのぉ?」
「……」
「別に雌豚に歯磨きなんて必要無いんだけど、ここに来てから歯磨きなんてした事無いでしょ?。」
(そ、そう言えば……私!?)
一週間に1回、歯医者で高いお金を掛けてケアしてきた口内だった筈。
口臭ですら、男を誘う武器だった筈。
(それが……酷い臭い?)
フフン、と繭様が勝ち誇った顔で言う。
「私の口は生ゴミの臭いがするって、よく言ってくれたじゃないですよねぇ」
(……覚えて……い…る)
「それがねぇ〜〜〜……こんな生ゴミ以下のねぇ〜〜。
何ていうのカナ……そうかぁ、これが家畜の臭いってやつねっ♪」
「〜〜〜ゃあぁぁ」
「あ〜〜〜くっさいわぁ、ホンット臭いわぁ雌豚由紀。」
「ぅぅ…ゃだぁ」
「毎日そのお口で朝夕と、パパのザー○ン絞ってるんだもんねぇ?。
ホンット生臭いねぇ〜、雌豚由紀ぃ〜〜〜?。」
項垂れる首を左右に振る。
そんな私を無視して、繭様が強くリードを引いた。
抵抗する間もなく、呻き声を漏らしながら、リードの赴くままに従った。
「最後に、もう一回よ?」
「ぁ……」
「ブウッ、は?」
「ぶ、ぶぅっぶぶぅっぅ!!」
「そうね雌豚由紀先輩、じゃあお散歩よ?」
「ぶぅ……」
立ち上がった繭様が、プラスチックの箱を向けてきた。
ビィイィイイイイィィイイィン、ビィィィィンッ。
擬似豚尻尾のバイブが、濡れた局部で暴れだす。
「ううぅっぁっぁあああっぁぁぁっか!!」
「言い忘れてたけど、リモコンになってるのソレ」
「ゃあっぁっぁあぁン、んむぅっぁあああぁっぅ!!」
楽しそうに言う繭様へ、上目遣いで許しを乞う。
皮ベルト拘束具に固定されている為、抜けようにも抜けず、クネるバイブの先端が容赦無く膣内を掻き回すのだ。
まるで腰から下が、自身の物で無くなった感覚。
ゥイィィィイイイイン、ビィィィン、ウィィン。
「あらら〜、自慢のくびれた腰がイヤラしくうねってるじゃないの?」
「っぁっぁああああぁ、ん〜〜んンぅ!!」
「イッたら何度でも続けるわ……雌豚由紀?。
快楽地獄から抜け出したいなら、我慢なさいな。」
「ぁあああああ〜〜〜〜、はぁはぁっぅぅうう〜〜ぅ」
何も考えられない頭で、繭様の後へと四つ這いで追った。
もう必死だった、無我夢中で腰がクネるのも気にせずに……。
「雌豚由紀は気楽で良いわねぇ、腰振ってりゃいいなんてねぇ?」
「っぅっぁぁぁぁ…ぁむ、ンぅぅんっ」
「さぁ、もう1週しようか?」
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