家畜な日々
非現実:作

■ 〜家畜として〜18

ドラマとかでよく見る手術室。
革ベルト拘束着の身体は、分別台の上。
両手はバンザイのまま、手枷と取っ手で拘束された。
そして局部が全開になるまで両足は開かれ、分別台の足に繋がっている。
斜め上に上がった台座は、否応なく腰が浮いてしまう。
分別台は倒されていない理由は、自身で乳首や局部を見れるような余計な気配り。

声も出せるし見たくない箇所も見れるし、意識もはっきりしている。
だが乳房と陰部に部分麻酔をされていて、身体は全く動かない。
「待ってろ」と云われたまま、3人は打ち合わせに余念がないのか、10分以上放置されたまま。

「では、この通りに頼むよユウジ君?」
「え、えぇ……解ってますよ」
「名医の腕、楽しみにしてるわぁ」
「…… ……では、雌豚由紀の肉体改造を始めます」

手術用の手袋を前方に掲げて、ユウジ様が言った。
ドラマとかでも、よく見る場面だった。
まるでテレビを見ているような感覚、その状況をボーッと眺めていた。
ユウジ様がニードルをガーゼで拭うと、ツーンと鼻を擽る消毒の臭い。
すると、ご主人様が無言のまま手を出してきた。
丁度クリ○リスのやや下、左側の大陰茎と小陰茎を重ね合わせる。
いつもなら瞬く間に感じてしまうのだが、麻酔のせいで全く感じない。
重ね合わせたビラビラを、思い切り引き伸ばされた。

「最初は緊張するかもしれないけど、しっかりと持っててくださいよ?」
「う、む」
「あ〜〜あらあら〜、見て見てぇ」

局部を覗き込んでいた繭様が指差したモノ。
咄嗟に私は顔を背けた。
タラ〜〜〜と、局部から滴り落ちる愛液だったのだ。
糸を引いた細く長い愛液は、局部からプラプラと宙をさまよい続けていた。

「コレなぁに〜、言ってごらん雌豚由紀ぃ♪」
「ゃ〜〜〜ぁぁぁ〜〜〜……」
「言うのよっ!!」
「ぁく……雌豚由紀のぉ…オマ、オマ○コ汁……ですぅぅ〜〜〜ぅ」
「顔を背けるんじゃない、よく見ろっ!」

ご主人様まで悪ノリしてきた。
諦めた私は、目線を局部へと戻した。
(はぁ〜〜はぁ、ぁン……イヤラしぃ、よぉ)
ニヤニヤと妖しく笑う3人の支配者が、更に私を追い詰めてゆく。


「ユウジに教えてあげてネ、雌豚ぁ?」
「そうだな、調教の成果を見せてあげなさい。
ド変態に説明するんだぞ、解ってるよな?。」
「ぁ、ぃ」

言葉を考える必要など全く無い。
今までの過程で、私は自然と淫語を思い付く事が出来てしまう。

「変態な下のお口から…虐めて欲しいと…ぅぅ…涎を垂らしてしまってますぅっ」
「言ってるそばからコレだ」
「ぅ…ぁ……雌汁が……止まらないのぉ〜」

ジュックゥ……ジワァァ〜〜っ
シトシトと濡れ出すと、もう止まらない身体だが、残念な事に全く感覚が無い。

「凄いですね、よくもここまで躾けたものだ。
繭が夢中になるのも解る……。」
「でっしょ〜〜、自慢家畜、雌豚由紀だもん」
「おいこら雌豚由紀っ、濡らし過ぎだぞっ。
摘んでるラビアがズレるじゃないかっ!」
「ごめ、んなさぃ〜、雌汁を垂らし続けるのが特技ですぅぅ」
「さっさとやってしまいましょうか、これ以上濡れるとさすがに出来なくなる。」

ユウジ様がニードルを近づけてきた。
(怖いっ!)
ニードルとユウジ様を交互に見ていると、ユウジ様が見返してきた。
端正な顔は真剣で、まさに医者の顔だった。
まるで「覚悟は良いか」と云っているようだ。
小さく1つ頷いた

「うふ雌豚ぁ由紀ぃ〜、なぁに誘ってんのよぉ」
「あぁ、雌豚はぁ……いつも突っ込んで欲しくてぇ〜〜ごめんなさぃ」
「では、覚悟は良いな雌豚由紀?。
一回やったら時間を置かずに即やるのが鉄則だ」
「解った、やれユウジ君!」
「では……」

ユウジ様が再び顔を戻した途端、つまれた重なった大陰茎と小陰茎が貫かれた。

「ヒッィ…ォ…ァ、ァ〜〜ぁ」
「次を摘んでてください、大野さん」
「うむ」

太さ2ミリ程度のニードルが、大小のラビアを重ねてぶら下がっている。
ご主人様は局部の丁度中心、トルマリンのリングピアスを避けるように、大小の陰茎を同じように重ねて摘んだ。
その間、ユウジ様は極細の金棒を消毒し終えていた。
そして行為によって羞恥感じ入り、局部はだらしなくも涎を垂らし続けていた。
既に私が座る台座は滑るほど濡れ、下のタイルは水溜りを作っている。

「な……に、を……する、の?」
「黙ってろ、時間が惜しい」

ユウジ様がニードルを引き抜いた後、金の棒の先端を大小の穴に突き刺してしまった。
テキパキとした動作で消毒したニードルを、摘まれた真ん中のラビアへとユウジ様は穿つ。
(もしかし……て?)
その予感は的中した。
上の貫かれた金の棒が引き動かされ、真ん中に突き刺さったニードルが抜かれた代わりに、金の棒が通される。
その様子をじっと見ていた繭様が口を開いた。

「怖いわぁ〜〜、オ○ンコのビラビラを重ね通されてるぅ」
「大野さん、ここでアクセサリを」
「よしきた」

上・真ん中と突き刺さった金の棒に、小さな円環を潜らせるご主人様。
微笑む、ご主人様と繭様。

「よしいいぞ?」
「では左の最後です、大野さん?」

今度は下のラビアを同じように重ねて摘む。
そしてユウジ様の手でニードルで貫かれて、動かした金の棒が代わりに通された。
私は黙って今後を予想する。
いや、予想ではない……それは確信だった。

「かなり濡れてます、右も急いでやってしまいましょう」
「そうだね、急ごう」
(や……っぱり……なん…だ)

その後、局部の右にも、上・真ん中・下と、大小のラビアが重ねられ、金の棒に通されたのだった。
右側の金の棒にも、ちゃんと円環を通されてある。

「さぁ第一弾のご開帳だ、雌豚由紀」

ご主人様が、手鏡を局部に当てた。
ちゃんとは見れなかった箇所が、ようやく見る事が出来る。


心なしか……局部が一段と寒く感じた。

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