家畜な日々
非現実:作

■ 〜変態調教〜6

「は……ぃ」
「ちょっと、危険だな……一旦店に戻るぞ?」
「はぃっ!!」

ご主人様の声が聞けて…… ……本当に嬉しかった。


一度繁華街でのほとぼりを冷ます為に、私達はムネさんのお店へと戻った。
そして午前2時…… ……再び私は繁華街の地に立っている。
どうやら、ご主人様は露出プレイにハマッてしまったようだ。

終電も無くなった繁華街は、「どうせ帰れないんだから」という羽目を外し過ぎた酔っ払いがウロつく。
私はメイン通りから外れたラブホ街の、一角で立ち尽くす。
それがご主人様のご命令だったから……。

「ね、ねえちゃん……?」
「ぇっ!?」

かれこれ何十往復しただろう、二段腹中年親父が、遂に声を掛けてきた。

「な…なぁ、寒いだろう?」
「……」
「もう、冬だからなぁ〜〜、そ…そんな格好だと寒いだろう?」

親切さをアピールしているのか……それでも近づいた二段腹中年親父の視線は、胸に夢中だった。

「す……すご、凄い…格好だね」
「こ……こう……興奮する?」
「あ、ああ!!」

「焦らして焦らして見せてやれ」送り出された、ご主人様のご命令だ。
そして、禁則事項が与えられている私。

「胸……その胸、尖っちゃってるよ?」

(ひゃぁ……はぁ〜〜はぁはぁ……ぁぁぅ)
二段腹中年親父の言葉を、全身で感じている。
駄目……思考回路が麻痺してしまいそう……。
(ぅぁ〜〜もっと……もっといってぇ)

「す、凄いでしょ…わ、私の乳首…生地越しでも尖ってるのぉ」
「あ、ああ…そ、それに何だい、この…え、円は?」
「はぁ…ぅふうぅ……ち・く・びの……ピアスぅ」
「いけない娘だなぁ……ち、乳首にピアスなんて」
「ぅあン……ごめんなさいぃ〜〜」

調教の成果か、男が喜ぶ仕草や言葉を自然と並べていた。
まるで誘うように、腰をグラインドさせている。
その動作に、雌汁を存分に含んだ鈴が答えるのだ。
リィィィン……チリィンチリリィンッ……。

「ウホッ、これは何?」
「ぁ…はぁ〜〜あ……見つけちゃったぁ?」
「そ…その、そ……そこの鳴るもんは……何だいっ!?」
「これぇ〜〜〜?」

駄目だ、もう私は浸っている……快楽に溺れている。
私は……入れて欲しい一心に……。
大袈裟に腰を振って見せた。
リィィィッィン、チリィッン……リンリンリンッ。
私……暴走している……。

「はぁ…はぁ……凄いね……鈴が付いてるよ?」
「みるぅ?」

両手で股下10cmの斜めカットされたフレアスカートを、腰までたくし上げた。
こんな…… ……路上で……。

「あぁ…何だコレは、大事な所が丸見えだよ!」
「ぁン、あまり大声出しちゃ……ゃあ……」
「垂れ流しになっちゃってるよ」
「ンぅ……オ、オ○ンコはぁ…常に開かれてピアスで留めてるのぉ」
「あ…あ・あ……あ、」

二段腹中年親父の目は正気を失っていた。
それに引き換え、感じながらも私は冷静だった。

「触ったら、おっかない人が来るんだからぁ♪」
「み、見るだけなら…いいのかいっ?」
「そ・う」
「じゃ……じゃあ……胸も、胸も見せてよ」
「アハァ♪」

V字カットされた右胸の生地を、ずらして見せる。
露になるプックリと尖った乳首に、トルマリンのリングピアス。

「こ……このチェーンは……どこに繋がってるのかなぁ〜〜?」
「言うまでもない……ト・コ・ロぉ」

二段腹中年親父の股間は、スラックスにシミを作るほどになっている。
(わ、私見て……感じちゃったんだぁ)
ウズウズしている……そして左右におし開かれたオ○ンコも疼いていた。

「い、い……幾らだい、そのおっかない人と…こ、交渉させて……ょ?」
(!?)

その言葉を聴いて、私の思考はクリアになる。
禁則事項が発動したのだ。
「幾らで抱ける、と言った時点で終了だ」ご主人様と約束した禁則事項の1つ。
幾ら性欲に溺れかけても、ご主人様には裏切れない。
疼くオ○ンコを、どうしようもなく欲求不満にさせながら私は言う。

「じゃあね……オ・ジ・サ・マ」
「えっぇ!」

私は踵を返す。
目の前に、ユウジ様が待っていた。

「……ぁく」

二段腹中年親父は悟ったらしく、股間を膨らませたまま立ち去ったのだった。
(ンぅ…ふぅ〜ぁ…楽しかったよぉぉ……)
こうして、私の変態雌豚由紀の第一回露出調教は終わった。

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