家畜な日々
非現実:作

■ 〜そして家畜は悦ぶ〜7

「では……どうしましょう」

ムネ様が新たな衣装を袋から物色する。

「ブラウスは来たままだぞ?」
「承知しております」

シミが目立ち過ぎるという理由で、穢れたブラウスのままの露出は危険と判断された。
確かにこのシミが何であるかは、誰でも理解できるだろう。
だがご主人様は悪臭漂う変態家畜の雌豚として露出させたいらしく、ブラウスは譲らなかったのだ。
私は……そのままの姿で鼻に手をやりながら待ち続けていた。
自分の体臭のようであり鼻を殺すような臭いは、自身も絶えられないくらい酷いものだった。

「これなんか如何で?」
「ほぉ、良いじゃないか」
「か〜わいぃ♪」

ムネ様が広げた衣装は学生服だった。
赤と緑のチェック柄の短いスカート、薄茶色の長袖ベスト。
首元を飾る赤いネクタイが結構可愛い。
(あ……こんな時に…こんなのを……)
セーラー服だった当事、憧れていたブレザータイプの学生服だった。

「これなら汚れたブラウスも、そのままにイケるかと?」
「うん、良いチョイスだなムネさん」
「じゃあ〜私が着せてあげるぅ♪」


腰の下でスカートのホックが締められる。
その訳はプレイ用の極めて短いスカート丈に、繭様も苦労していた。
今の時点ではオ○ンコから伸びるチェーンと鈴おろか、恥丘が見え隠れしている。

「パパぁ、どうする鈴?」
「み、短過ぎましたかね……」
「そうだよ……網タイツ吊ってるガーター紐も見えちゃうんだけど?」
「ガーターベルトに鈴をぶら下げてみなさい、繭」
「え、うん」
「ちゃんと鳴るよう、チェーンをベルトに挟むんだぞ?」

足を大きく広げられて、ガーターベルトにチェーンを挟む繭様。
オ○ンコから伸びたチェーンが再び腰へと潜り込まされ、鈴が恥丘の上にブラブラと揺れる。

「隠れたぁ♪」
「これはまたエロイですな、折り返ったチェーンがスカートから見えますよ」
「くくく、いい感じだな雌豚由紀ぃ?」
「ぅぅ……」
「よっし、じゃあベスト着ようねぇ、由・紀・先・輩?」
「……ぁあ」

薄茶色の長袖ベストの袖を通され、前のボタンが留められる。
ボタンを留めていた繭様が、咄嗟に身を引いた。

「ちょっとっぉ〜〜、臭いわよっ…この雌豚ったら」
「くっくっく、間直はそんなにキツいのか。
こりゃあ、近づく時は息を止めておくべきだな。」
「ここに居ても……ぷぅぅんと臭いますからねぇ」
「自分でボタン留めなさいっ!」
「は……ぃ」

5つあるボタンの、真ん中の3つだけを震える手で留めた。
学生時代なんて数年前の事だが、どんな服でも着こなしには自信があった。
だけど今となっては、主様を喜ばせる為にしか過ぎない。

「ブラウスのボタンも、2つ開けてみろ」
「……は、はぃい」
「鎖骨を見せる様に広げろ」
「ぅぅ……はぃ」

ご主人様の最終仕上げの言いつけを、大鏡の前で私は着こなしてみせる。

「ネクタイもだ、鎖骨が見えるように崩した感じに締めてみろよ?」
「……はい」

不慣れな手つきでネクタイを締めてみる。
かなり不恰好だったが、それがまた崩した感じで荒れた女子高生らしさを演出した。

「あらぁ〜〜羨ましぃ、まだまだ由紀先輩イケてるぅ」
「どう見ても女子高生ですねぇ」
「いやいやムネさん、どっからどう見ても変態雌豚の女子高生だろ?」
「あぁ〜、そうでしたねぇ」
「ぃ…ゃ……ぁぁあ…あぁ」

3人のネットリとした視線が突き刺さる。
スースーするスカートの丈を手で押さえるが……。
腰を動かせば鈴が鳴るのが解る為、せめて膝小僧をモジモジと交差させて視姦に耐えるしかない。

「女子高生っぽい、ヘアスタイルにしていい?」
「ああ、頼むよ」
「アップのヘアスタイルじゃあ、雌豚女子高生らしくないもんねぇ」

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊