家畜な日々
非現実:作

■ 〜刺青〜1

次の日の午後、ご主人様の手で縛りを受けた。
主様達の目の前で……。
ご主人様の足元で私は縛りに屈していた。
両手の手首と足首、二の腕と太股を真っ赤な縄で括られ拘束されている。
開脚縛りと云うらしい。
それだけではなく足が閉じない悪魔の道具、足枷に接続している棒状の物。
両足に接続された60cm程の長さの棒が、私の両足を閉じる事を許さない。
そんな状況でも…… ……。
私は確かに濡らしていた。
(はぁ…はぁはあ〜〜……ぁぁ、んぅ)
開脚されたままのオ○ンコからは、シトシトと雌汁が溢れ垂れ流れ…地下室のコンクリートにシミを作り続けている。
仰向けにされたまま放置され、辛うじて動く足の指が虚しくも空を掴もうとしている。

「ふっふっふ……いい眺めねぇ、雌豚由紀ぃ?」
「ホント丸見えですねぇ」
「こんな卑しい格好も雌豚由紀なら、何故か美しく見えるもんだ」
「僕がやったピアスも見てくださいよ」
「綺麗ねぇ〜、どんな所にアクセサリー着けても似合うなんてねぇ」
「私も立ち会いたかったものですよ」
「はははムネさん、これからの改造を楽しみにしているといいよ」
「えぇ〜、期待してますよ」

このピアスを受けたのは、秋も終わりに近づいた去年の11月末だった。
大陰茎と小陰茎を合わせられて穿たれた棒状のピアスのせいで、何時だってオ○ンコは開いたまま。
この肉体改造を受けた私の身体は、確実に変化をみせた。
消毒を受ける日にピアスを外されるのだが、両陰茎は棒状の形になってしまったのだ。
4cm程、縦状に伸びてしまった両陰茎は、肉体改造の賜物だとご主人様は言う。
もう既に普通ではない私の身体であった……。

「いつまでも見ていたいものだが、時間が押してるな」
「始めますか、大野さん」
「ああ、さっそくやってくれユウジ君」
(……なに……を?)
「では」

視界からユウジ様が消えたと思ったらいきなり…… ……。

「ぁっ、ひゃぉっぅ!?」

いきなりオ○ンコの上に冷たいモノが盛られた。
何の説明も無くであった。
(これって、シェービング?)
泡状のモノが皮膚を覆い、次第に痒くなってくる感覚に覚えがあった。
それが解ると、次にされる事は簡単に理解できる。

「何するか、解るかね?」
「て……悌毛、です……か?」
「そうだ、刺青を入れるのに邪魔だからな」
(こんな所に、入れる気っぃ!?)
「由紀先輩、無駄毛処理も毎日完璧だっていつか言ってたじゃなぃ〜?」
「変態家畜の雌豚由紀には全部が無駄毛な訳だよ」
(ひ、ひどぉ……いぃ〜ぃ)
「剃るのなんか、研修でやった盲腸手術以来だなぁ」

じょりぃぃ〜〜〜
じょりじょり…… じょりぃ〜

そう言いながらもユウジ様の持つ剃刀は、丁寧で完璧だった。

「うぅ…ぁ〜〜はっぁ!」
「何だ何だ感じてやがるぞ、この雌豚はぁ」

じょりぃり〜〜…じょりぃ……

「きっとユウジされちゃってるから、感じてるんじゃない?」
「どうしようもない変態だな、この雌豚由紀は」
「ぅ〜〜〜ぅ〜、ぉあぁあっはぅ!!」
「あ…コラッ、動くなよ」
「も、もぅしわけありませんぅ」

気が昂ぶる中、私は必死で耐え続けた。
剃刀が上下に動く度、そこの部分が全て丸見えになってゆく様を見ながら……。
私は産まれたばかりの姿へと……変身してゆく。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
ようやく剃刀が私の元へと離れた。
辺りの床には、剃られた陰毛が無残に散らばっている。

「ふぅ〜〜〜出来ました」
「うん、見事だ」
「ですねぇ、流石はお医者ですね〜」
「ネ、どんな感じ?」
「……すーすー、しますぅ」

毎日とは言わないが、合コンとか水着になる時のお手入れは欠かさない。
…… ……な訳だが。
全てを剃るのは初めての経験だった。

「くくく、これから生活調教に毎日悌毛をしてやるからな?」
「……ぅぅ」
「良かったじゃない由紀先輩ぃ〜、毎日ツルツルのオ○ンコちゃんだねぇ〜」
「ぅふっぅ…くぅ」
「泣いてる暇なんか無いぞ、時間が押してるんだ。
ムネさん、次のを用意してて…緊縛は解いておくから。」
「畏まりました〜」

悲しみに暮れる暇も与えられず、主様達が「次」の用意を始めたのだった。
されるがままの私は縄を解かれている間中、ツルツルになった局部を涙を貯めた目で見つめていた。

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