家畜な日々
非現実:作

■ 〜刺青〜2

そこは鼻が曲がりそうになる程の強烈な悪臭。
いや……悪臭というレベルではないかもしれない。
……これはそう、肥溜めの臭いだ。
それもその筈、私の排泄場所の木。
根元には私の乾ききっていない糞が一面だ。
そんな場所で、四つ這いのまま尻を高々と上げている。

ぎゅるっぅるるうっぅ〜〜〜〜るるるっぅ……
ぐっきゅぅぅぅるうるうるうぅ〜〜

お腹が痛みと共に鳴る。
決壊はもう……近かった。

「あぅ…ん〜っむぅっぅ〜〜〜くぅうっふぁっ!」
「ホレホレまだだぞ、あと1本だ」
「もっぅ……ゆる…してっぇ〜くださ…ぃ」
「駄目だ、それにお前の為なんだぞ?」
「も…ぅ〜〜んんぅ…くる…し……ぃ」
「何言ってんだ、浣腸しないと糞も出来ない癖に」
「だ……っぅ…んふぁ〜〜っ」
「自己排泄出来ないのは辛いものだなぁ」

きゅぅぅ……ぐっぅるるぅ〜〜〜

薄ら笑いのご主人様は、500ccの浣腸型注射器に再び牛乳を吸い込ませた。
(つ、つら…ぃ……のっぉ!)
点滴型のゆっくりと注入されるのとは違い、一気に押し込まれてゆくような感じにうろたえていた。
無理矢理入れられるのがこんなにも辛かったとは……。
歯がガチガチと鳴り、身体の震えが止まらない。
既にご主人様とムネ様の手で1本ずつ、そして更にユウジ様の手で3本目が入ろうとしている。

「ほら、ユウジ君?」
「は、はい…ありがとうございます大野さんっ!」
「こらっ雌豚由紀、ご挨拶はどうしたっ!?」
「…ぅ……ぁぁ〜〜んっぅ〜〜〜」
「め、雌豚由紀……僕にどうしてほしいんだ?」

必死で尻穴に力を込めながら私は言う。

「ユぅ、ユウジ様ぁ…どうぞ浣腸を…くだ、下さいませぇ。
こ、のっぉ…変態家畜の尻穴にくだっ…さ…いませぇ。」
「ふふふ良いだろうっ、してやろうっ!」

待ち遠しかったのだろう、ユウジ様が尻穴に注射器を宛がった。
グイグイと先端が入ってゆく……。
(っぅ〜〜〜ぅ〜〜ぅ……んんんっぅ)
浣腸慣れしている尻穴は、スッポリと先端を受け入れてしまう。
そして遂に……初めての3本目が入ってゆく。

「あれ…んぉ、シリンダーが中々進まな…い!」
「ふむ、雌豚由紀の身体は華奢過ぎるもんだから2本で一杯かもな」
「くっそ、入れっ!!」
「…ぁ…っぁく……っふ〜〜ふぅ〜〜っふぅ」
「おほっ、入っていきますよぉ〜〜ユウジさん」
「どうだっ、美味いかっ、雌豚由紀っ!!」
「っぁ〜〜〜ンンぅ……はっはぁ……ぅ……ぉ…ぁっぁ」

もう……答えられない。
若いユウジ様の渾身の力で、シリンダーが押されてゆく。
異常なほど震える両腕がガクリと崩れ、地べたに顔を突っ伏した。

「こらっ、浣腸器が外れるだろうっ!」
「〜〜〜〜ぅ……〜〜〜〜ん〜〜……ぁ……ぅ」
「でも、これで入り易くなっただろう、ユウジ君」
「あ……ホントだ」
「一気に入れてしまえ」
「はいっ、行きますよぉ、……ぇえいっ!!」
「ぁあっぁっぎっぃいうっぅ!?」

ズンという擬音が聞こえてきそうな、強烈な注入だった。
(〜〜〜…… …… ……ぉわり?)
その象徴か、ゆっくりと注射器が抜かれた。

「これで全員やったな?」
「はい〜〜、ア○ル好きとしては最高の遊びですなぁ」
「ムネさん、これはね生活調教だから」
「あ、そうでしたねぇ〜」
「浣腸で排泄させてやらんと、こいつは便秘で死にかねん」
「浣腸ばかりだと自然排泄が出来なくなるって本当だったんですねぇ」
「そのようだよ、この変態家畜雌豚由紀が証明している」

2人の会話に割って入ったユウジ様が言った。
悪魔の意見だった…… ……。

「あ…の、繭ちゃんが居ないから4本目は駄目っすか?」
「繭はこういう調教は受け付けないらしくてな。
それに雌豚由紀も、もう限界だろう。」

この場に……繭様が居ない事に感謝した。
ゆっくりと全身を地べたに横たえる。
全身が疲労困憊だった。

「ふふふ……立て、四つ這いだっ!」
「〜〜〜ぅ……っくぅぅ……」

(お腹がいたぃ…のっぉ……)
下品に鳴り続けるお腹はパンパンで身体が重い。
声を発する事ですら気だるく、私は震える全身を立て直したのだった。

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