家畜な日々
非現実:作

■ 〜刺青〜9

(め、目が眩しいよ……それにぃ!)
四つ這いのままの私は、顔を叛けることも許されない。
されるがまま、ユウジ様のご命令通りに動かなくてはならない。
(はぁ、はっぁ……は、はず…恥ずかしいぃぃ〜〜〜っ!)

パシャッァ、パシャッ……

「くふふ、その羞恥に塗れた面、撮ってやったぜぇ?」
「ぃゃあ…あぁあ」
「すげぇ、エロい顔だったぞ?」
「ぅう、っぅ……言わ、ないで……ぇ」
「お前はやっぱり最高だなぁ〜〜」
「ぁうっ……うぅ!?」
「ホラッ、顔をこっちに向けろよ、卑しく涎でもたらせて見せろっぉ!」
「ぁ……ぅ…ふぅっぅ……んく!」

私は顔を上げて、貯めた涎を滴り落とす。
プックリと熟れた下唇から淫靡な粘っこい涎が、つぅーーー…と垂れた。

「おおっ、いいじゃんソレ!?」

パシャァッパッシャッ、パッシィ……

連続のフラッシュが私を晒す。
でもこれは全てご命令通り。
カメラを持つユウジ様は、刺青を主体に入れながら、私の表情をもカメラに収めていた。
……かれこれどの位?。
地下室には時計が無い。
ちらりと横を除き見ると、ご主人様の顔が「いい加減にしろ」と言っていた。
   ・
   ・
   ・
   ・
記憶を辿ると……。

刺青の最終工程を終えて全身をグルグル巻きに包帯で巻かれてから5日目。
私は……ご主人様に繭様、ユウジ様とムネ様、そして新たなる主こと佐治様の前で、包帯を解かれたのだった。
それはそれは……ドギツイ刺青が再び私の身体には彩られていた。
5日間も我慢(?)していただけあり佐治様曰く、完璧な出来栄えらしい。
佐治様は私を使うつもりは無いようで、その為破格の月1万円という使用料で迎え入れられた。
ただ、生涯最高傑作だと言い張る佐治様は、この芸術を見届けたいという理由のみで契約した。
そして佐治様は言った。
「この刺青が薄れたら、直ぐにでもワシが再び色を入れなおしてやる」
…… ……そぅ、この刺青からは逃れられないんだね?。
私は改めて思い知った。
だけど…… ……佐治様の芸術はまだ終わりじゃなかったの。
それはね……ご主人様が言った言葉。
「佐治さん、貴方のもう1つの腕、見せてください」
……と。
刺青以外の腕ってナニッ!?。
恐怖する私を、佐治様は嘲笑うかのように首を縦に振ったのだった。

革の拘束着を解かれた身体に…… ……ギリギリと食い込む黒い麻縄。
とても60過ぎとは思えない位の力で締め付けてくる。
縄を掛けられた皮膚が早くも赤らんで食い込んでいた。
肌に当てられ、一気に力押しで縛られる度、私は鼻から甘い喘ぎ声を漏らす。

「ンんぅっはっぁ…っく、きぃ、きっぃつぅゥンはぁ!!」
「コレで仕上げじゃ!!」

縄が股間に跨れる。
そして…… …… ……。
一気に引き上げられた。

「あぁっぁっぁ〜〜〜くううぅぅっぅ、ふっぅ!!」
「我慢せいっ!」

麻縄が……ピアスにより曝け出されたオ○ンコの内部に食い込み、尻へと通された。
そして、背中越しに胸を縛った縄へと結ばれる。

「ふっぅ、どうじゃ……これが亀甲縛りじゃ」
「ぁっぁ……くぅ…はぁ〜〜はっぁ……ぁ…んぅ…ふっぅ!」

全身の肌に交差するよう通され、胸の上下に麻縄を通された。
くびり出されるように根元から縛られた自慢の胸。
そして大事なオ○ンコに食い込む感覚。
……なによりも……その……チクチクする刺激。

「最初は違和感があるじゃろうが、次第にその刺激が堪らなくなる」
「お見事です佐治さん、やっぱり雌豚には麻縄が一番だ」
「縄は女を狂わせると云うからのぅ」
「ですね……どうだい繭、実に美しいだろう?。
まるで本物の雌豚が縛られてるようじゃないか。」
「ほんとにねぇ〜〜、全く以ってホント卑しいねぇ。
何されてもホントお似合いよ、ゆ・き・せ・ん・ぱ・ぃ?。」
「ぁっぅ…ぎぃぅ……はっぁ!!」

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