家畜な日々
非現実:作

■ 〜肉体改造計画〜1

ムネ様が運転する車内、後部座席には私を挟む様にご主人様と佐治様。
衣服を脱がされ、亀甲縛りの裸体を晒していた。
ご主人様の手により、次々と変態家畜の装飾が着けられてゆく。
大型犬用の首輪に、自分の身分を証明する目版のプレート。
両乳首のピアスリングにシルバーチェーン、左右のオ○ンコのピアスバーに鈴付きのチェーン。
尻穴にも拡張用の擬似犬尻尾のアナルバイブ。

「出来たぞ雌豚由紀?」
「あり、がとう…ございました、ご主人様」

チラチラとバックミラー越しにムネ様の視線、それを見たご主人様が言った。

「この後、どう改造したらいいと思うムネさん?」
「そうですねぇ〜」
「極度の肉体改造は繭が嫌がる、あれが居ない今がチャンスだよ」
「そうですねぇ…あ、佐治さんは何かあります?」
「すまんな、ワシはそういうのには興味が無い。
あんた等の好きにすればいいじゃろう。」
「あ、そうでしたねぇ〜〜〜はは…は」
(佐治様は本当に私の身体に興味が無いんだ?)

横目で盗み見る様に、私は佐治様をチラ見した。
何だか少し悔しい。
(私に興味無いって、ちょっと失礼しちゃう)
学生の頃からずうっと男を夢中にさせてきた私的には、少し当てが外れた。
こんな人間以下の最下等の生き物にされても、男である佐治様が振り向かない事に憮然となる。
元来より私は男好きだし、Hも大好きだ。
何よりも男を弄ぶのが好き。
…… ……だった。
……今は弄ばれている立場だが。
ご主人様が続ける。

「あらかた身体の改造は済ませたが、他にも何かあるかね?」
「そうですねぇ、どうしましょう〜」
「この際だから、一気に肉体改造は済ませておきたいね」
「そうですねぇ〜、繭さんには悪いですけどね〜」
(ぅっぅ…酷ぃ事……しないでぇ……)
「刺青がご要望ならワシに任せろや?」
「はい、そのうちまたお願いする事になるでしょう。
ですが、今は肉体改造が先ですので。」
「ははっ、好きにすりゃあいいわ」

腕を組んだままで笑う佐治様だった。

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