家畜な日々
非現実:作

■ 〜愛しき繭〜15

「全部脱ぎは面白くないしなぁ……」
「…… ……」

コクコクと私は無言で頷いた。
ハサミは色々な角度を変えて、スカートを切る位置を決めかねている様子だった。
出来ればこのままで許して欲しい……拘束された私には切に願うしかない。
突然、ユウジがニィっと笑った。

「よし、決めた!」
「ぇえっ!?」

ユウジの左手がワンピースの丁度下腹部の部分を摘んだ。
(ぇ……ぇぇ……ぇ〜〜〜っ!?)
そしてハサミは迷うことは無く、ザックリとその部分を楕円状にくり抜いていったのだった。
桃色のワンピースのそこの楕円の箇所だけ、ブラとお揃いの真っ赤な下着が見えてしまう。

「おっと、下着が邪魔だな?」
「ゃっぁ!!」
「大声出すなよ、ココ便所だぞ?」
「ぅ……ぅぅ…ぁ」

いきなりスカートを捲られて、驚いた私は大声を出していた。
再びユウジがスカートを捲り、ショーツの左端をハサミでカットしたのだ。
……ザシュッという、耳を塞ぎたくなる音と共にハラリと赤のショーツが足元へと落ちた。

「さぁ、改めてみせてごらんよ、公衆便器繭?」

スカートを戻し、一歩後ろへと立ち位置を変えたユウジ。
その顔はニヤニヤと満面の笑み。

「う〜〜〜んいいねぇ〜〜、すっごく卑しいよ公衆便器繭〜〜。
自分の格好、どんなか解るかい?。」
「…… ……」

下を見れば解らなくもないが見たくもない…… ……フルフルと首を振る。

「自分で見てみなよ?」
「ぇ?」
「見るんだっ!」
「ヒッィ!」

ユウジの大きな声に怯えてしまう。
(ここ公園の便所だよぉ、そんな大きな声ださなぃでぇ!)
もはや興奮気味のユウジの方が忘れているようだった。
従うしかない、それが一番良いのかも。
私はおずおずと首を下にして自身を眺めた。
(ぁぁぁ〜〜……)
酷い様だ。
上半身を動かす事すら苦痛に後ろ手にされた両手は手錠で拘束され……。
左足はパンプスのまま和式便所の中へ突っ込まされ、手錠でパイプに固定され……。
両肩剥き出しのお気に入りの桃色ワンピは、胸の谷間から縦にヘソまでザックリと切り裂かれ……。
ウエストのクビレ部分で辛うじてワンピースは落ちずに済んでいるが、上半身は露出され……。
右胸は辛うじてブラカップに収まっているものの、左肩のブラ肩紐を切られ左胸は晒され……。
ブラとお揃いの真っ赤なショーツは切り落とされ……。
私の大事な所、オ○ンコの部分にあたるワンピースの箇所を丸見えにされるよう楕円形に切り抜かれ……。
(……ぅっぅぅ…ぅぅ〜〜〜酷ぉ……)

「最高だなぁ、公衆便器繭〜〜〜」
「っぅく、ぁっぅ……」
「誰か来たらもっと面白いのにねぇ〜?」
「あっぁ、ゃっぁっっっ!」

突然、ユウジの右手が刳り貫かれ外気に晒されたオ○ンコへと侵入した。
(き…つっぅいぃっぃ!!)
グイグイと強引に押し入ってくるユウジの2本指に、堪らず私は身体をくねらせてしまう。

「何だよ、まだそんなに濡れてないねぇ〜、駄目じゃん公衆便器繭?」
「ぅっはっぁっぁ〜〜あぁっぁ!!」
「声だけはやけに出すのになぁ〜、ここを何処だと思ってるんだよ?」
「はっぁはぁはぁ…あっぁ!!?」
「ふふふ、声だけは公衆便器繭に相応しいけど、ちょっと煩いかな。」

再びセカンドバックへと手にしたユウジが取り出した物は、ボールギャグだった。
有無を言う事許されず、ボールギャグを咥えさせられた。

「〜〜〜ぁ…ぉっぁ……ふぁっぁ〜〜ぉ…ぅ!!」
「これで存分に喘いでられるなぁ、公衆便器繭?」
「ぁっぉぅ…ンっぁ……はっはぁ、ぁぉぉ……」
「ホラホラ、涎垂らしちゃえよ?」
「ぉっぅ……ぁあぁ〜〜〜ぉぅぁ」

フルフルと首を小さく振り、
オ○ンコへと迫り来るユウジの左手に恐怖するのだった。

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