家畜な日々
非現実:作

■ 〜家畜完成〜6

「この子がそんな献身的な事をねぇ〜」
「はっはっは、お嬢さんはよく頑張っていますよ。
普通の若い子なら嫌がる、汚い仕事も率先してやってくれますし。」
「いつまでもチャラチャラしてて将来不安だったがねぇ、母さん?」
「甘やかして育ててしまったものだからねぇ。
ちゃんと結婚出来るか不安でしたけどねぇ〜。」
「そんな事は問題ありません、今の仕事振りをみれば、ね。
家畜の世話もまるで家族の様に優しく丁寧にやってくれますから、ねぇ由紀さん?」
「え?」

にっこりと微笑みながら言うご主人様の手が私の左肩に置かれた。
ぶるぅっぅ…… ……。
その瞬間身体が震え、大人用紙オムツを8度濡らす。
8度目の雌汁は今日一番の噴出で、既に冷たく粘ついた内股を上塗りしてゆく。
私は両親の目の前で、皮を刳り貫かれたクリ○リスに卵型バイブを固定したまま紙オムツを穿いて、子供の頃からあったソファーに座っている。
身体に刻まれた刺青とボディピアスは、質素な服で隠されている。
私の横は、ご主人様と繭様。
ご主人様じゃなかった、今日は「養豚場の会社の社長」と「その令嬢」として私の両親と会っているのだ。

「それにしても前の会社から一転、よくこういう仕事を選んだな?」
「ちょっとっ、お父さんっ!」
「あ、いやすいません大野さん……そういう意味じゃなんですよ」
「いやいやいや、私共の仕事は所謂昔の3Kそのものですから、お気になさらず。
相当な臭さとキツい仕事だよねぇ、由紀さん?。」
「ぇ…え、はぃ……」

早くも9回目が来そうで、俯きそう応えるのがやっとだ。
3Kの仕事、それこそ私の今の現状そのものだ。
快楽の間には必ずキツイ調教もあり、ご命令とあらばご主人様達のチ○ポをしゃぶり、そこから出るものを飲み干さなければならない。

「まぁ、チャラチャラと遊び半分でやってたOLなんかより、よほど良いと思う」
「ええ、ええ〜〜、お母さんも云う事無しよ。
OL時代のアンタ見てると不安でしょうがなかったもの〜。
毎日終電でお酒臭いまま帰ってきて、それで仕事してるのか不安だったわよ。」
「ははは、お父さんお母さん、うちではそんな事してたら仕事になりませんから。
由紀さんは毎日規則正しい生活を送っておりますよ。」

満面の笑みの両親だった。
その久々に見る両親に、そっと心の中で呟いた。
(ごめんね、そしてサヨナラ……今まで育ててくれてありがとう)
私も笑みを返す。
と同時に身体が小刻みに震え、9度目の雌汁が内股を濡らすのだった。
この身体は、背徳感ですら快楽の道具であるのだ。

「おっといかん、もうこんな時間だ」
「もう帰られるのですか、もっとゆっくりしていかれたらいいのに」
「申し訳ありませんです、そろそろ豚達の身体を奇麗にしてやらないと」
「身体を、ですか?」

何も知らないパパが不思議そうに聞いた。

「身体を奇麗に洗ってやるのです、そうすると豚達も悦ぶのです」
「へぇ、知らなかったなぁ」
「豚は私共の大切な家族ですから、由紀さんそうだよね?」
「はぃ」

その奇麗に洗われるのは、雌豚だけなんだよ……パパ。

「そういう訳でして申し訳ありませんが……そろそろ」
「ええ、ええ、お仕事でしたら仕方ありませんよ。
今度またいらして下さい、是非由紀の仕事振りを聞かせて下さい。
この子ったら、全く連絡よこさないものだから。」
「ええ、何とか時間見つけて……由紀さんも良いかな?」
「はい」

ロングスカートの股間部分を押さえながら、私はようやく立ち上がった。
大量の雌汁を受けた紙オムツが不安だったが、濃い粘り気が幸いしてか足元伝う事は無かった。
でも油断は出来ない、何せアゲハチョウの刺青で飾られた恥丘はグショグショに溢れていたからだ。
(それにバイブ、ヤバイかも……)
濡れ過ぎた為だろう、激しく動くと落ちそうになっていた。
足早に玄関へと向かう私の背中から、両親の声が飛んだ。

「頑張るんだよ由紀、ちゃんと社長さんの言う事聞いてな?」
(聞いてるよ、ご主人様の事しか聞く気無いもん)
「粗相の無いようにするんだよ?」
(ん、大丈夫だって、ご主人様のご命令なら何でも出来るから)
「じゃあ社長さん、うちの不出来を宜しくお願いしますねぇ。
色々と社会勉強させてやってくださいな。」
「お任せ下さい」

ブーツを履き終えた私は、既に両親との会話が面倒に思えて仕方なかった。
(早く行こうょ、ご主人さまぁ……)

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