家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜3

ピチャピチャと、私の口は卑しい音を奏で続けている……かれこれもう、10分は下らない。
三点拘束のままで四つ這い伊の私は、一心不乱に渡辺様のパンプスにご奉仕をし続けている。

上下に舌を動かしてチロチロと爪先を何度も舐め上げ、首が絞まる限界まで顔を上下に動かして靴底に舌を這わせる。
両手と両足に首輪、三点を1つの鎖でつなぎ止め合わされる三点拘束は、一方を無理に動かすと残りの2方に負担が想い切りかかるのだ。
無論馴れた事はないが、苦しくなってもご奉仕する事が私の使命だと今は思っている。
そして限界まで口にパンプスを頬張り、首を前後に動かしながら清め続けた。
唾液をふんだんに塗し、いやらしい音を立てながら。

「な〜んか……変な気分になっちゃうね」
「癖になってきたかい?」
「言ってもいないのにこんな卑しくお掃除するんだもん……。
ねぇねぇ、これも叔父さんが教え込ませたの?。」
「まぁ、今更見栄張っても仕方が無いから言うけどね。
変態家畜雌豚たるもの、どんな物も口奉仕の際はこういう風にやると仕込んだよ。」
「ふぅ〜ん……アノ高飛車由紀さんをよくこんなにまでさせちゃったねぇ?」
「最初は苦労したがね……だが変態家畜としての物覚えは良かったよ?」

ピチャピチャピチャ……れるれぇるれるれぇるぅれうぅ……
簡易ベッドに腰掛けた渡辺様の組んだ右足のパンプスを一生懸命一生懸命ご奉仕し続ける。

(ご主人様が褒めて下さってる…… ……嬉しいっ!)
「な〜んか未だに信じられないのよね……この光景って……。
イケイケ同士の友達以外の時はサ、何か人を見下したような感じだったしさ。」
「そうらしいねぇ〜繭から聞いてるよ、そこら辺は」
「何を隠そう私も結構酷い目に会ってるのよ?、この雌豚ちゃんには」
(ぁぁあ……ゴメンなさい渡辺様、本当にあの時はどうかしてましたっ、本当にゴメンなさいぃぃ〜〜)
心の中で謝罪しながら、私は奉仕を続けるのだった。

「…… ……そう、だったら…… ……」
「ぁっ、きゃうっぅ!!?」

いきなりご主人様が私の髪を掴み上げたのだった。それは物凄い力で、両肘が持ち上がる位に……。
いきなりのシュチュエーションに私は恐怖する。
私の意図を読んだのだろうか、ご主人様は私の顔を見ながら、極めて冷徹に、かつ「これからが本番だ」という表情で云うのであった。

「今日は任せるよ、だからサ、コレ使ってみたら?」

「コレ」という表現は私という「物」を実に解り易く表す言葉であろうか。
これから起こる事に……身体を震わせながらも雌汁が止まらない。

パァンッ!!

「っぅ!?」
「ほらどうした変態家畜の雌豚ぁっ、おねだりせんかっ!」
「ぅ……ぅぅ……も、申し訳御座いませんご主人様ぁぁ〜」

張られた左頬は、チリチリと心地良い痛みだった。
私は三点拘束で戒められている窮屈な身体で、両手を胸の前にやり、犬のチンチンスタイルを取った。
髪を掴み上げられている状態なので、最低限伸ばせる身体は悲鳴を上げていた。
棒状の足枷は、無理に足を折り曲げるような格好で拘束されているので、不安定な膝立ちである。
早く言わないと窒息死してしまいそう…… ……。

「はっぁ……渡辺様ぁ……ど、うか、卑しい家畜であるこの雌豚にっぃ、はぁはっぁ。
ご調教を、はっぁはぁはぁ……おあ、お与えくださいませぇっぇ!?。」
「やぁねぇ〜クラスで……いいえ、校内一番の奇麗な由紀さんがそんな事を言うなんて」
「い、今ははぁっはぁ……只のどうしようもない変態な家畜の雌豚で……はぁ、すぅ」
「みたいねぇ〜」

云いながら渡辺様はご主人様に目配せを送った。
いきなり髪を掴んでいた手が離され、ドォッと身体が冷たいコンクリートに投げ出された。
苦しくて必死に空気を欲しながら目で渡辺様を追うと、フフンと鼻で笑う渡辺様にご主人様は言ったのだった。

「女王様気分でも味わってみるかい?」
「ふぅん女王様かぁ……それ、良いわねぇ〜〜。
で、具体的にどういう遊びをするの、叔父さん。」
「本物の責めを見せてあげるから、そこでワインでも片手に楽しむといい。
ああ、勿論リクエストにも応えよう。」

既に飲んでいた寺田様が、ワインを片手に手招きしているのがチラリと見えた。

「それはいいショーね、是非そうさせてもらうわぁ。
色んな道具で楽しませて、ね。」
「くっくっく……そういう事だ、雌豚由紀ぃ〜〜お前も嬉しいだろう?」
「ぅっ……はっぁ、ひっぃ、はぃぃ……」

これから始まるご調教、さぞかし私の目は蕩けていただろう……。



ご主人様の馴れた手で三点拘束具とバイブから解き放たれ、バンザイの体勢で縄で滑車へと吊られた。
寺田様・ムネ様・渡辺様・佐治様が見守る中、ジャラジャラと鎖を引く度に身体は上へと昇ってゆく。
皆様に見られている……今はそんな事などはどうでもよかった。
何故なら、縛られた手首に食い込む縄の痛みを最低限に抑えるが為、両手で縄を必死に掴んでいたから……。
今までの変態家畜の雌豚生活で学んだ重要な事である。

「あっぁンぐっぅ、ぃっぃあっぁぃっうぁっ!!」
「ほぉらほら、もっと良い声で鳴けぇ雌豚ぁ」
「ぃたっぁああっ、んぎぅっくぅっぅぅぅううっ!?」

それを知るご主人様が手荒く昇らせたり降らせたりと鎖で私を操るのだった。

■つづき

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