家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜8

頭の後ろで止める金具の部分を手にしてプラプラと揺らしながら再び私の元へと歩み寄ったご主人様。
そして突然、片手で私の口を塞いだのである。

「ヒッィグッゥグウムッゥ!!?」

いきなりの出来事……口から空気が貰えなくなったのだ。
パニック気味になりながらも、酸素を求めて鼻を利かせる。
そこへ……。
ご主人様がボールギャグを私の鼻へと、くっつけたのだった。

「ンンゥッ、ぐっぅむっぅ!?」
「くっくっく……しっかり嗅げぇホレホレ、お前の臭いはどうだ?」
「んんんぅ〜〜〜ぅっぅ〜〜ぅぅう〜〜〜」

イヤイヤするが口を塞いでいる手の力強さに殆ど首は振ること出来ず、無防備に「愛用している」ボールギャグの臭いから逃れる事ができなかった。

「変態家畜の雌豚由紀、ドスケベな涎が染み付いてるボールギャグの臭いはどうだ?」
(ひっきぅぅんんんん……んんぅっぅ!?)
「一応水洗い位はするがなぁ変態家畜が使う物だ、洗剤など勿体無いからなぁ〜」

口を塞いでいたご主人様の手が解かれ、自慢のロングヘアを掴み上げて再び口にした。

「え?、どうだった?、ギャラリーの皆様にご報告しろっ!」
「ひぃっく、ひく……」
「言えっっ!!!!」

今日のご主人様は実に荒っぽい。
(……いや、違う……なんかこう…… ……自分が楽しむ為に調教をしていない?)
常にギャラリーを意識しているようなそんな御調教であった。

「い、いつも…愛用していただけるボールギャグは……その……」
「言い淀むなっ!」

パッァン

頬を張られた。
ジンジンする左頬と「一体どうしてしまったのか」という疑念に、お許しを頂く事は出来ないと悟った。

「め、変態家畜雌豚特有の…生臭くて粘着質なご褒美の臭いが染みこんでますぅぅ」

私の応えに満足げなご主人様が再度問うた。

「ほう、変態家畜である雌豚な由紀のご褒美とはなんだ?」
「……ご主人様方の……精液と……オシッコ、で…す」
「そうかそうか、そんな生ゴミみたいな臭いか。
で……それをどうして欲しいんだ?。」
「…… …… ……に、臭いで感じさせて下さいご主人様ぁぁぁ……」
「よしよし、やれば出来るじゃないか雌豚由紀」

そして抵抗する事のも出来るわけなく、私はボールギャグを噛まされたのだった。
この悪魔の道具の恐ろしさは身に染みて解っている。
もがけばもがくほど、拒絶すれば拒絶するほどに咥えさせられたボールの穴から「あ〜」「ぉ〜ぅ」との意味がなさない言葉が出る。
絶えず同時に止め処無く流れる涎が顔を汚すのだ。
過去に貯め続けた涎の臭いが……更に私を淫獄な世界へと導く。
そしてその淫獄の世界へと導くのは、やはりご主人様、再び黒とピンクの蝋を手にして言った。

「さて状況は整ってこの状況でだ……この黒とピンクの蝋を……なぁ?」
「ぁっぁ…ぉ〜〜〜はぉっぉ…ぁぁぁぁ…ぉ!?」
「くっくっくっく、勿論なぁーーーっここだろっ!!」
「ぉっぉっぉおおおっぉお!!?」

黒とピンクの熱き滴り堕ちる蝋が…… ……あろう事か……バーピアスにより開ききったあの……オ○ンコへと垂れ流れたのだった。

■つづき

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