家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜10

「すンごいよねぇ〜〜もぅ滅茶苦茶じゃん〜由紀さん。
鼻とか口元、学生じゃ絶対買えないような化粧でいつも気にしてたトコ、酷いよ?。
いっつも授業中も化粧とかしててサ、自慢の美貌を着飾ってたのにネェ〜〜?。」
「ンンっ、ふぅっふふっぁ!」
「…… ……なのに今じゃナニ? ……鼻水たらし放題に涎垂らし放題?」
(ゃあああ……言わないでっぇぇぇぇえ〜〜!)

究極の屈辱感だった。
…… ……だが、その究極の屈辱感が私を堕ちきった雌豚ならではの被虐的快楽で、導かれる様に私は
絶頂へと達するのだった。

「やぁねぇ……人間……こんなまで、堕ちたくないわね……」
「心配要らないよ美紀ちゃん、コイツはもう人間じゃない家畜だからね。
最下等の変態奴隷の雌豚だ、5色蝋で彩られて食い込む三角木馬を満足に咥える変態だ。」
「こんな変態雌豚と同姓とは思いたくないけど、オ○ンコの蝋は凄かったよ、叔父さん」
「ふふふ……これで第一ステージは……まぁ合格点だな」
(ぇ……え……ぇ…だっ第一?)
既に虫の息の私。
特に激しかった今回のご調教で終わりだと勝手に思っていた。
だが、続けて言ったご主人様の言葉に凍りつく。

「次は誰が行く?」

ご主人様の言葉に渡辺様以外の男主人様が全員手を上げた。

「……じゃあ、次はムネさんいってみようか?」
「んっふっふっふ……いいんですねぇ〜〜〜」

いかにも重そうなリュックを手にしてムネ様が立ち上がり言った。

立ち上がったムネ様が最初にした事、それは吊られていた私を滑車から降ろしたことだった。
全身で三角木馬から逃れる為に力を込めていた両手から解き放たれた私は、崩れるように身体を底冷えした地下室の床に突っ伏した。

「私はねぇ〜〜色々な服装で色々と道具で虐めるのが、まぁ……好きなんです。
んでですね、今からこのイキの良い雌豚ちゃんを華麗に着飾ってみたいと、思い…ます。」
「ムネさんっ、もっとリラックスして責めに准じなて!」
「は、は…はいっ、で……ででででは、こいいつをこの雌豚由紀にっ」
「はっぁはぁはぁはぁっはぁぁ……はっぉはっぅっふっぉ…… ……」

バッグから1つの衣装を取り出したムネ様だが、私はそれを視界にすら入れるのが面倒なくらいにしんどかった。
呼吸を整えるのが精一杯……。
ボ〜……とした意識で、ご主人様達の言葉が聞こえているだけ……。
若干無理矢理立たされた感じではあるものの、それなりなエスコートでムネ様は対処する。

「ンンン…くっぁ!!」
「さぁさぁ〜雌豚由紀ちゃん〜〜〜お着替えしようねぇぇ〜〜」

(コレって……あの服?)
今まで……ピアスと刺青で着飾った全裸に、ムネ様が淡々と着せてゆく衣装。
普段は可愛い系よりもセクシー系の服を好む私だが、実は1度は着てみたいと思っていたメイド服。
マリオネットが如くされるがまま、袖を通したのだった。
ボールギャグも天井から吊るされた鎖、三角木馬からも介抱された私。
辛うじて自らの足では立ってはいるものの、ムネ様の手で支えられてどうにかなっていた。

「ほっほぅ…これはこれは」

既に仕事をやり終えたご主人様が声を上げた。
(んん…ゥゥウ…はっぁ…はぁはぁぁはぁあ……もっぅ……ナニッを!?)
気を何度とやり続け、肉体的にも精神的にもギブアップ的な私…… ……その可愛らしい衣装で何をされるか気が気じゃない。
未だ設置されて続けている姿見には、良いお家に使えている清楚なメイド姿が映されていた。
全面的に黒を強調している、カチューシャとエプロンドレス。
頭のカチューシャとエプロンだけは白で統一され、清潔感あふれる衣装だった。
(んと…ぁあ……可愛いぃ〜)
これからの調教を考えないであれば、クルリと1回転したくなるような可愛い衣装。
そう……考えなければ。

「じゃあぁ〜じゃぁ〜〜〜……これで一杯楽しもうねぇ?」
「っぃ!?」

(フリフリのフリルのメイド服で、虐められちゃうのぉぉ? ……何故ぇぇ?)
そう思っただけで……身体が熱く疼いていた。

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