家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜12

ようやくムネ様がスカートから手を離して一息付いた頃には……既にスカートは滅茶苦茶に四方八方と至る所に穴が開いていた……。
特に中央は散々なもので、下着を穿いていない私の下半身は大方露出されている。

「次は、と」
「っひぅ!!」

まるで別人になったようなムネ様が横へと周り、胸の生地を掴み上げたのだ。
(どっ、どぉか…身体だけは刻まないでぇ……)
全身を拘束された私はただ祈るしかなかった。

「ふふふ……このハサミはホントよく切れますねぇ〜〜」
「っひぃっぃ」
「下手したら雌豚の乳首も切ってしまいかねないですよ?」
「ゆぅ許してぇぇ」
「んん〜〜〜どうですっこの切れの良い音っ!」

ムネ様が耳元でハサミを鳴らす。

「ひっひっぃっぃぅぅあっぁ……ぁぁ……うく」
「ふふふ……慎重に切ってあげますからね〜絶対に動かないように……」

丁度胸の位置の生地を引っ張りながら、慎重にハサミを動かしてゆくムネ様。
スカートの時よりも尚近い位置な為、ジジジ…という生地の切れる音が恐怖心に駆り立てられる。

「これで、こうすればっ!」

胸の位置真横一線に切られたメイド服を、ムネ様が両手で上下に引き裂いた。

「ンッキャッァァァ!!?」

激しい生地の破れる音に思わず声が出てしまった。
恐る恐る起こった状況を目で確認すると……。
蜘蛛の刺青が彫られている両胸が露となっていた。

「さてと……ではご観覧下さいっと」

ムネ様が分娩台だけをゆっくりと一周させる。
この分娩台はSM用だけあって、キャスター台を固定したまま分娩台だけを360度回転させる事が出来るのだ。

「ぁっぁ……ぅぅくふぅふぅううううう……」
「ほほぅ……なる程なる程、中々やるなムネさん」
「うむ、確かに……私だったらきっと裸のままで乗せてただろう。
こう衣装がビリビリで乗せられてると、また一段と雌豚が引き立つんだなぁ。
流石は羞恥プレイのムネさんだ、参ったよ。」

寺田様の言葉に満足したムネ様が、更に羞恥を掛けてきた。

「ほらっ雌豚由紀、何か言う事があるだろがっ!」
「ど、どうぞ皆様、変態家畜の雌豚の汚らわしいオ○ンコを御覧下さいぃ……」
「本来はこうなったら直ぐに自ら率先して言わないと駄目なんだぞ?」
「も…申し訳御座いませんンンぅ」

しげしげと本当に珍しい物を見ている、という感じの渡辺様が言う。

「同姓のってこんなに近くで見るの初めてだけど……何か凄いわね。
っていうか、これは普通じゃないわぁ〜〜。」
「そりゃあね、一年中大と小の陰唇をバーピアスで開かれているんだ」
「こんなにオ○ンコって広がるものなの?」
「左右のビラビラに円形ピアス付けて、毎日錘を付けたらこうなるみたいだね」
「あぁ〜〜そう云えば鈴付けてたね」
「ああ、同窓会の時はね」

叔父と姪に当たるご主人様と渡辺様の会話……普通では考えられない事である。
やはり、ご主人様の家計の血は何かがオカシイようだ。

「えっとですね……今日はネ、そのピアスに嗜好を重視したいと思います」

ムネ様が調教再開の合図と云わんばかりに、咳を一つして言ったのだ。
その言葉を耳にし、私の脳裏にはピアスが増えるのではという恐ろしさで一杯だった…… ……。

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