家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜18

「ひっく!」

更に寺田様は、フットバーの真ん中に付いている留め金具に鎖を装着させた。
……ジャラジャラと鎖が卑猥に鳴いている。

「これをどうするか知りたいか?」
「は…ぃ……」
「足を固定した鎖はな、ギロチンの上の鉄板に付けるんだよ。
丁度お前の後頭部辺りにな、留めるフックが付いてるんだ。」
「……はい」

なんて答えていいか解らず、ただ私は理解したと肯定の言葉を口にした。

「ただつなぐのでは面白くも何ともないよなぁ?」
「ぇ?」
「雌豚らしくだなぁ、背骨が軋む位にギリギリにしてつないでやろうか。
鎖の目を1つずつ短くしていって……。」
「ひっぃぃぃ」
「変態家畜のエビゾリ、見てみたいものだなぁ、ええっ?」
「ぉ、お許しをぉ……」

だが、寺田様の性格は既に熟知している私。
(されちゃう……エビゾリにされてギロチン台に固定されちゃう…ぅぅ、私……)
被虐心がゾクゾクと快楽へと変化させてゆかれる。
寺田様は宣言通りに鎖を私の背中の上を這うように伸ばして、ギロチンの鉄板へと取り付けたのだった。
…… ……これで足さえも動かす事が出来なくなった。

「さぁ、まず1段鎖を短くしてみようか」
「ぅっぅ」

首を横に振ろうとするも、ガッシリと嵌った上下のギロチンで全く動かない。
そうこうしているうちに、いきなり両足が持ち上がり、背中に痛みが走った。

「うっああああーーっあああーーっ!!」
「1段じゃ物足りない顔をしてたからな……いきなり3段短くしてみた。
ふっふっふ……だが3段程度なんざ全然余裕みたいだな。」
「ぃっぃ、ぃええ……くっくる、しい……です」

フラフラと宙に浮いている両足をバタつかせて私は言った。

「よしよし、もう3段行ってみるか」
「ぃっぃぎっぁあああああーーーーっぁっぁ……ぁ……ぁくっぁ!!」
「おおっと、いきなり鎖が重くなったな……」

寺田様が面白そうに言いながらグイグイと鎖を引っ張る。

「ぁ……ぐぁ、はっぁぁああ、っぁあ……っぁっぁっ!」

呼吸も満足に出来ず、全身に脂汗が吹き出る。
最早体勢は両膝の点で身体を支えつつ、首と両手首に体重の殆どが掛かっていた。
嵌め込まれた上下の鉄板が首に押し当たり痛い。

「まぁこんなものかな、変態家畜の雌豚のエビゾリ……。
しかしまぁ変態家畜あろうモノが身体硬くてどうする?。」
「っぃ、うぅ……っくっぁ!!」

寺田様が固定した私の尻を爪先で突いてくるのだ。

「身体が硬いと良い雌豚とは言えんぞ?」
「も、申し訳あり……っぁ……ませんぅん、っぁっぁっぅ!」
「今回はこれで勘弁してやる……が、次はもっと短くするからな?」
「はぃぃ、雌豚由紀も身体を柔らかくしておきますぅっぅ」
「ふむ、で……だ、ギロチン拘束はどうだ?」

満足したのか、寺田様が顔の間近にしゃがみこみ聞いてきたのだ。
返す言葉は勿論決まっている。

「た、大変窮屈でキツくて……変態家畜の私に相応しいと思います……」
「今までの機具は……まぁある程度の動ける範囲が許されてた。
だが今回のは全く許されない拘束……雌豚にはありがたいだろう、ぇえ?。」
「はっぃぃ……ぃぃ」
「くくく、これでもっと楽しもうじゃないか、なぁ雌豚由紀ぃ?」

寺田様のまなこが怪しく光った。

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