家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜20

カチカチと歯が鳴り、壊れたように身体もガクガクと動くなか、私は目で寺田様に訴えるしかなかった。
その視線を無視して、寺田様が後ろへ回りしゃがみ込んだ。

「フッ、どうやら雌豚というのも人と同じ性感を持っているようだ。
お前の股座、既にビショビショに濡れているぞ?。」
「ぁ……っぅあっはっぁ…みぃみな……いで……ぇえ……」
「何だその口はっ、雌豚の分際で!!」
「ぁ……はっ!?」

尻を引っ叩かれた……気がした。
私の反応に、寺田様は感心したように言うのだ。

「ふむ、流石は変態家畜だな、もうこの程度の電流はわけないか。
どうやら人よりも変態家畜の方が電流は強いか、参考になったよ。」
(ぃやだ……だってだって……本当にお尻あまり痛くなかったんだもんっぅ!!)

寺田様がアタッシュケースから更にコードを取り出したのだった。

「これは雌豚に対し、罰のつもりで持ってきた物なのだだがね……。
診察の段階で使うとは思っても見なかったよ……クックック……。
変態家畜の雌豚か……私の予想を遥かに超えるなぁ。」
「ひっぃー」

新たに取り出した4つのコード。
明らかに医療器具とは言い難い代物だった。

「家畜の分際ならコレの使い方……解ってるんだろぅ?」
「ぁっぎっぃ……はっぁンンぅっぁっぁあ、はっか……はぁはっぁはっぁ!!」

絶えず流れる電流を受けながら、私は無意識に動く身体を押さえつつも首を横に振った。
とは言っても拘束されたこの身体である、動ける範囲はごく小さい。
そして……私のその行為は無駄なのだと再度思い知るのだった。
2つのコードから伸びたバネ仕込の鉄製ワニクリップを、寺田様は親指と人差し指で開いたり閉じたりを繰り返している。
鉄製ワニクリップは凶器とも云える程に鋭利なギザギザで、咥えたものを放さないと主張している。
凡そ、ソレは医療器具とはいえる代物ではない。
(ぁあ……ぃやょよ!)
コレが何処に食い込まされるのか知りえて、自然と私は身体をクネラセて拒む。
そしてその予感は的中する。

「この膨れ上がった突起した乳首……雌豚のコイツにコレをなぁ〜」
「あ…ぁ、ぁあ……ひぐっぃぃ!!」

こんな変態的な仕打ちにも、私の乳首は敏感に……更なる仕打ちを待っているかのように突起していたのだった。
ビンビンに突起した両乳首に、鋭利なるワニクリップ状の端子が喰い込まれた。
映画とかで見るような、鮫が魚を捕食するような感じだった。

「ぁあ〜〜……ぁ、ああぁ……ぎっぃうゆうぅ〜〜はっぁはぁっはっぁ!!」

左右の突起した乳首に激しく喰い込む鉄製のギザギザの歯で、一瞬気を失いかけた…… ……。
それは乳首をツネラれる痛みよりも激しく、そして気を失いかけても否応なく蘇る程の痛みだった。

「はっぁいっぃったっぁ……ぃきっぅ」んんんンゥはっぁ…いたぁ……」
「んん〜〜どうした雌豚由紀ぃ〜〜えぇ、おいっ?。
痛くて嬉しくてしょうがないのかぁ〜〜コレがぁ?。」

左右の乳首に喰い込まされたコードを中指でピンピンと引っ張り操る。
乳首だけが伸びるものの、全く離れようとしないワニクリップ。

「ぁあっ、ぎっぅんんぅ…ふっぁっぁ、ううンっくっぁぉう、ふっぅ!!」
「フッフッフ、良い声で鳴くじゃないか、変態家畜」

コードを操られる度に身体をくねらせ、電流がなれる度に意思と裏腹に淫靡なダンスを披露する。
膝立ちというギリギリの体制の状況と、全身簡易マッサージ器のプレイ。
そして更に追加された、両乳首への電流。
それは人ならざる実験だと思う。

「オイオイ良い運動とか言うなよぉ?」

我慢を通り越す位の脂汗が全身を濡らしていた。
無論、この脂汗は電流(地獄)の件である。
コードを操る寺田様の中指で、拘束された私は変態なる淫猥なダンスを踊るのだった。
そして淫靡なるダンスは時に激しく、簡易マッサージ器を振りほどく。
特に内股と痴丘のマッサージ器は何度となく振り落とした。

「感じてるのかぁ〜ぇえおぅぃ、フッフッフ……何度でも付けてやる」

痴丘・内股・両乳房……といった箇所の簡易マッサージ器が暴れて剥がれる度、寺田様は再度付け直す……。
終わり無い電流拷問プレイ……

「ぉのっ、もいっぉ!!」
「変態家畜の雌豚がどれ程まで電流に耐えられるか……。
人間よりも大分電流は強いのが解ったが……これはどうかな?。」
「っ?」
「その乳首に付いてるのにも電流を与えると、どうなる?」
「はっぁ!!」

その寺田様んの言葉に凍り付く!!。
ワニクリップの端子が機材に取り付けられた。

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