家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜21

「ぁ……ぎ……くっぅ……ぅぃうあぁ〜〜〜っぉあ!!」
「こらっ、雌豚語で話されても解らんぞ」
「〜〜ぁ〜〜〜ぁぁ〜……くぐっぃ…あ…かか……ぁはっぁ」

そうは云われても言葉にならないのだ。
ギロチン板で振り向く事が出来ない為、身体中の電流を発する機具は見えないが一番の苦痛を与えているのは乳首のやつだ。
両乳首から伝わる電流は全身を廻り尚、帯電し続けているよう。
壊れたマリオネットの様にガックンガックンと身体を波打たせ、カチカチとなる歯からは大量に涎が垂れた。
そして度々襲ってくる快楽に身を任せて何度もイクも、疲れて眠る事も気絶する事も許されない電流責め。
(っぁああ……ど、どっぉなっちゃうの…わたヒ…!?)

「でもコレって身体に悪いんじゃない?」
「ご心配無く、私は医者だ、そこら辺は十分考慮済みだよ。
それに、この電流を流す機材はね市販物だよ。」

ありがたい助け舟を出してくれた渡辺様の指摘だったが、お医者様である寺谷様には全く通用しない。
というか、市販でそんな物がある事に驚いた。
そんなどうでもいい事を考えながらも、確実に電流ですら快楽の糧としている私は……。

「ぁっぁあ……っぁふぁっぁう…んっぃうう!!」
「ったく、コイツまたイクのか?」
「〜〜〜ぁ…はぁ〜〜〜−−〜〜〜〜んくぅぅぅ〜〜〜……」

ビクビクと身体をうねらせてオ○ンコの下の床を汚すのだ。
(これっ…だメぇぇ……き、もちぃイぃひ)
前回ムネ様のご調教で頂いた身体中にこびり付いた精液は大量の汗で再び潤いを戻し、身体中に存在をアピールするかのように垂れ流れている。
その甘美な臭いが心地良い。
寺谷様の容赦ない執拗な責め。
変態家畜雌豚として飼われる者にその身分を改めて身を以ってして再確認させられるご調教であった。

「おい由紀っ、お前の存在を自ら口にして言ってみろっ!!」

寺谷様が電流のパワーメモリを下げて乱暴な口調で問うたのだった。
私は口から雌豚語ではなく、人間様の言葉を口にした。
幾らか和らいだ電流地獄で何とか言葉を選び…… …… …… ……。
(アレ?)
それは自然と出た言葉。
それは思考し選んだ言葉ではなかった。

「私はぁ、変態で家畜でっぇ雌豚のぉ、由紀という呼名です……。
ご主人様方に玩具として扱われるのもおこがましい位の変態家畜ですぅ〜〜っ。
かかか家畜は人様に飼育されっ、調教をして頂き生きる存在でううぅ。」

云い終えると同時に…… …… ……自らの立場と今のシュチュエーションに酔い、再びイクのであった。
(ぁ……ぁぁ、やぁっ!!)

チョロ…… ……
チョロロォ……プシャァアアアーーーーーッ

「こ、コイツっ!」
「いやぁぁぁ〜〜〜ぁっぁ、ぁんっぁああん!」
「うひぁ〜雌豚のオシッコですよぉ〜黄金水ですよぉ〜〜っ!」

思わず立ち上がって歓喜の言葉を口にするムネ様を、寺谷様が目で制した。

しゃぁぁぁ〜〜〜ぁぁぁぁ〜〜〜……

尚も放尿を続ける私の前に寺谷様がしゃがみこんだ。
床からの跳ね返りで飛散するオシッコには全く気にも掛けていない様子で、目は……笑っていない。

「変態家畜雌豚由紀ぃぃ、これはどういう事なのだ?。
私は放尿せよと命令してはいないが?。」
「もぅヒっぃ…わけございぁせぇんんう……」
「だったらサッサと小便を止めろ」
「ひっぅ!」

女のオシッコは途中で止める事が出来ない。
恐らく医者である寺谷様も十分承知の筈だし、つまりこれはわざと言っているのだろう。
(ど、どうしたらっ!)
流れ続ける電流と混乱した思考では言い訳の1つすら全く浮かんでこなかった。
膀胱に溜め込んでいたらしい、黄色い湯気立つ異臭を放つ放水は止まる事を知らない。

「勝手にした上、止めろという命令にすら背く気か、ぇえ?」
「もっもっぅうぉ…し、しませぇん」

まるで小学生レベルの言葉だった。
肢体を動かせないギロチン枷で唯一動かす事が出来る顔を上下にして必死に謝っている仕草をする。

「フンッ……まぁ良い、そんなに罰が欲しいならくれてやるまでだ」
「ひっ!!」

寺谷様は私の後ろへとゆっくりと足を運んだ。

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