家畜な日々
非現実:作

■ 〜これが私達の望みです〜24

「っかっぁ〜んぁんんぁんんんっぁっぁっぉ……かはっぁ!」
「よぉしよぉし……いいぞ〜全部飲み切ったな」
「はっぁっはぁはぁあははぁはぁはぁ……はぁhぁぁぁ……ぁ」

鼻フックのゴム紐も強引に手で引き下げられていたその手も解かれ、私はうな垂れながら荒い息で呼吸を整える。
その間、寺谷様は新たな器具を取り出していた。

「使った事あるかね?」

目にした物、それはカテーテルだった。
うな垂れた頭を横に振る。
1リットルのペットボトルを取り出した時点で私には解っていた……というのは間違いで…… ……。
寺谷様には更なる拷問的プレイの用意があったのだった。

「ではちょっと準備するからな」

まず口枷が外され、久々にOの字以外に口を動かせるようになった。
……のも束の間の出来事、今度は口にガスマスクみたいな物を着けられたのだ。
キッチリと口に隙間無く宛がわれたのを確認した寺谷様は、左右の皮状のものを後頭部できつく紐で結ぶ。
そして尿道カテーテルと呼ばれている物を……私の尿道に突き刺したのだった。

「ふぁぅあ!!」
「おぅおう……流石は変態家畜の雌豚様だぁねぇ〜〜。
スッポリとまぁまぁ〜〜……入りゃ何でも良いって感じに簡単に入るなぁ。」
「ぅっっぅ!」

息をする度に、口を密封された透明状のプラスチック製ガスボンベが息で白くなる。
膀胱を悪戯に刺激してきたカテーテルのせいで…… ……早くも……尿意が……。

「まだだぞ、まだ出すんじゃないぞ?」

寺谷様はカテーテルの先っぽを手に……。
(ぇっぇええ、そっぉそんな事っ!?)
ただ目を丸くするしか私には手段が無かった。
密封する為に存在すると思っていたガスマスクには仕掛けが存在していたのである。
見えない丁度顎の部分にネジがあり、そのネジを取ると小さな穴ができるのだ。
そして……寺谷様はその穴にカテーテルの先っぽを押し込んだのである。
透明のガスボンベににょきっと生える細い管。
細い管は寺谷様が直に手で持っているので抗う事は出来ず、後ろ手にM字開脚では身動きが出来ない。

「さぁ準備は整ったぞ、存分にやれ」
「ん〜〜〜ンン…んぅぅ…ぅぅぅううっ……はっぁはぁはぁあぁ……」

実は、カテーテルを入れられた時点で相当我慢をしていた。
だけど……これ……尿道を開放した時点でどうなる?。
(当然っ……私……飲むっ!?)
怖い、怖かった。

怖い=窒息

……では無い……鼻は呼吸を出来る。
(出した直後のものを飲むなんて……そんな、の……)
ペット、及び家畜と謂われる存在でも聞いた事というか、ありえない所業であろう。
(私はそ、それ、それをするのっ!?)
気が狂うほど、その変態的な行為にゾクゾクしている自分がいる。
改めて思う、私は変態家畜の雌豚なのだ、と。
そして私は…… ……カテーテルの刺激を甘んじて受け入れ迸る尿を管に押し流すのだ。

ジョロロオッロオロロオオロオオオっーーーーーーーーー〜〜〜〜

留まる事知らず、オシッコを管に流し込む私。
カテーテルという強制放尿なのか生理現象なのか、最早よく解らなくなっていた。
そして勢いよく流し込まれる尿は管を通り、小さな穴以外は密封された透明ガスマスクへと流れる。
鼻の下から顎まで……温かく苦くしょっぱいオシッコが充満する。
必死で鼻で息をしつつ咽るのを我慢しながらチューチューと、リアルタイムでし続けるオシッコを飲む。
少しでも飲むことを休むと充満してしまい窒息してしまいそうで……咄嗟にやり易いリズムを体得してそれを実行する。
鼻で大きく1回息を吸ってちゅうちゅうと飲尿を済ませ、鼻で2回吸ってはいてをする。
鼻フックによって大きく開かされた鼻腔が今となってはありがたかった。
1リットルのお茶は凶暴で、尚もチルチルと尿は出続けている。
今は何も考える余裕も無く、自ら出した粗相の尿を自らの口で処理する作業に没頭するしかないのだ。
そして…… ……尿の出が殆ど尽きた辺り、私はこう思っていた。

(マーキング以外に使う用途のある家畜って、ァはは……はぁハハハヒはは……)

ぶるるっぅっと身体を震わせて、最後のオシッコを管に流す。
まだプラスチックのガスマスクは黄色い液体が溜まっており……私はそれを…… ……。

(しょっぱおぉ〜しょっぱいのっぉ、ネバネバもするぅのぉっ……ぉっい、美味ヒィいっぃの)

「自分自身の小便を垂れ流してそれを即飲みする気分はどうだねぇ、えぇっ!?」
「〜〜〜ん〜〜ぁぁあっぁ〜〜んぅごっふぁぁ!」
「変態家畜の雌豚の小便だぁ、さぞかし淫猥で蕩けるような甘い蜜なのだろうなぁ?」
「むぅうっぉ…ちゅうっぅ〜〜んぐぁ、んぐ」
「自分の身体は自分が一番知っているっ、この言葉を名で表す体験だろうぅ!」
「ちゅむっぱぁっぁああっっっ!」
「雌豚の小便は健康的だなぁ〜管から見える透明色の小便は健康の証だなぁ〜」
「んぅんんぐっ、んふぅっぅ」

寺谷様の言葉を耳に、今生み出された尿を口してすら私はブルブルと身体を波打たせて快楽に酔う。
年代もののワインを味わうかのよう、少しずつ少しずつ舌で転がしながら口内に含みつつ味わうのだった。

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