家畜な日々
非現実:作

■ 〜更なる改造計画〜3

一月以上の月日が流れ……その間は3日に1回、寺谷様の問診・触診・精密検査と結構多忙な日々だった。
深夜、ご主人様立会いの下の精密検査、自身の身体である訳で、不安はずっと募るばかり。
何となく下半身が自分の物では無くなってしまったような……そんな感じ。
ツネッたり叩いたりしても何となくの痛みなのだ。
当然なのだろう……ピアスびっしりのオ○ンコは寺谷様の「OK」が出るまで使用禁止の状態。

だけど今回の肉体改造においては、ご主人様も相当私に対して気を使って頂いている。
(それが嬉しい……)
衛生面には徹底的な管理が敷かれ毎日の入浴は勿論、糞尿の事後処理もご主人様の手でしっかりと洗って頂いている。
更に寝る時も、ご主人様のベッドで添い寝して頂けるという夢の様な状況だ。
そして寺谷様に至っては、今回ばかりは私を見る目が全く違っていた。
まさしくその目は医師としての視線だったのだ。

そして今日の深夜……私はご主人様が運転する車の助手席にいる。
後部座席には寺谷様とムネ様、そしてお久しぶりの彫氏である佐治様。
若干ご機嫌斜めな感じの寺谷様に対し、ムネ様は上機嫌で時折携帯電話でやりとりをしている車内。
かなり空気が重い……。
結果的に云えば、寺谷様の手術は「ある程度は成功」して「これ以上は医術ではどうにもならない」という事だった。
ただ度々の検査の結果、術後は良好で「GOサイン」は出されたのである。
そこでご主人様達が望む更なる肉体改造は、ムネ様ツテの闇非合法ドラッグが必要不可欠と結論が出たのだ。
ムネ様としてはようやく自分の出番という感じであろうし、寺谷様としては苦虫を噛む思いであろう。
……そして私は…… …… ……。
神経除去という手術の影響なのだろう、シートベルトに食い込んでいる筈の腰への感覚があまり無い状況で身体を小さくさせていた。
私達を乗せた車は深夜の国道を走り抜ける。
   ・
   ・
   ・
程なくして、県境スレスレにある裏山の潰れた廃棄処理場で車は停車した。
何かが出てきそうな、そんなオドロオドロしい雰囲気の中、車中でご主人様が言う。

「ムネさん、ここで良いんだろうね?」
「ココですココです、きっと連中は車は倉庫に入れてるんですよ」
「では、我々も……」
「あぁ、いやっ、私達はここに車を止めて歩いて来いっていう指示でして」
「何故だっ!」

苛々しっぱなしの寺谷様が怒鳴った声で言った。

「ぃ……ぃや〜〜〜……奴らこういうののプロですから……ちょっと。
多分きっと持ち逃げとかされない様にとか……だと。」
「そんな連中と……本当に大丈夫なのか?」
「ぁあっ、それは心配要りません、変な事しなければ……。」
「ムネ様の一番最後の言葉が気になるが……まぁ話が進まんし行くか。
一応、佐治さんは車に残っておいて下さい、運転席でね。」
「運転なんぞとうの昔に忘れたが良いのか?」
「もしもの時は暴走してる車の方がいいでしょうから」
「わぁった、まかせぃ」

その言葉が合図だった。
ムネ様がダンボールを手に降り、続いて私達も降車する。
恐らく、ダンボールの中身はお金……。
私の身体を滅茶苦茶にするクスリと引き換えの……。
真っ暗闇の中、私は足が動かなかった。
そんな私を動かすのはやはりご主人様である。

「脱げ、変態家畜」
「はぃ……」

どんな時でもどんな状況でも、ご主人様のご命令は絶対なのだ。
人間以下として生き、ご主人様に飼われ生かされている私には服従するしかないのだ。
脳裏にそうインプットされているのだ。
それが喜びでもあるのだ。
いそいそと私はワンピースを、ブラもパンティーも夜露に濡れる草元へと脱ぎ捨てた。
そして……両手を頭の後ろで組み、次のご命令を待つのだ。
シンと静まり返った深夜、身体中の装飾品であるピアスやチェーンが月明かりを帯びてエロチズムに輝きだす。

「次はコイツ等だろ?」
「んぁ、はぁっはぁあ、どうか変態家畜の雌豚の正装をおね、お願いしますぅ」
「クックック……いいぞ」
「ンぐぅ!?」

首周りに少々キツめに巻かれ、首輪が南京錠で止められ、いつもの大型兼用の太い鎖がフックで止められた。
一月ぶりの首輪はかなり辛かったものの、苦しいこの環境が逆に被虐心に火が着いた。
咄嗟に私は四つ這いの姿勢をとっている。

「うむいいぞぉ、ホレっその雌豚の汚い尻を向けろっ!」
「はひぃ、ご主人様ぁ……どうぞ汚い雌豚の尻を使ってくださいませぇ」
「今回は依頼主がコレをというのではな……異論は勿論無いな?」

ご主人様が手にしていたのは携帯用の点滴セットだった。

(ぁぁ……ぁぁぁ〜〜いゃだ……私……ゾクゾクしちゃってる……)
「ククッ、小汚い雌豚が尻を振ってスネークダンスしてやがる」
「ぁぁ……お許しを……ご主人様ぁぁ……ぁ」
「いいだろう、そんの雌豚の尻穴に存分にぶち込んでやろう」
「っぁああ……んっぃううぁあ!!」

ご主人様が点滴パッケージから伸びる透明管の先端を無造作に剥き出しオ○ンコへと突き刺したのだ。
前儀も無しの異物挿入であったが、下半身の感覚が鈍っているせいか特に違和感無くそれを飲み込んでいた。
それを見て、若干満足気な寺谷様が口を割って出た。

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