家畜な日々
非現実:作

■ 〜更なる改造計画〜11

「で、コレってどうなっちゃってるんですか?」
「それはムネさんの方が詳しいんじゃないのかね?」
「いや〜ボクは売る方専門ですし、買う方はドラックの性能は承知の上ででしてねぇ〜。
そんな常連さんとしか扱わないから、一見さんお断りみたいな?。」

ハッハッハと馬鹿笑いするムネさん。
そして溜息混じりにご主人様は口にする……。

「全く……そんな適当さで大丈夫なのかい?。
寺谷さんの気持ちが何となく解るよ、私にも。」
「ぃやゃぁぁ〜それを言われるともうねぇ……ハハ」
「まぁいい、私も寺谷さんの説明でしか解っていないのだからな。
だが…… ……もう一度忠告しておくぞムネさん。」
「はひ!?」
「決して下手な事してアシだけは残すなよ……?。
アンタと私達は一蓮托生、そ・れ・を、忘れるなよ?。」

先程の穏やかな表情は一瞬に真顔と変わり、コクコクと大きく首を立てに振ったムネ様であった。
疲れ始めている身体、そして朦朧とした思考の私には何が話し合われていたのか一向に解らない。
ただただ、狂ったように壁に打ち付けられたバイブを離す事無く咥え込んでいるだけ……。

「じゃあ色々覚悟して貰った所で、今の雌豚由紀の状況を軽く説明しようか」
「は、はい」
「とは言っても寺谷さんの診断の受け売りになるのだけどな」
「はい〜」

ご主人様が私の顔元へとしゃがみ、いきなり頭の天辺の髪を鷲掴みにした。

「っぁンンァ!?」

無理矢理顔を上げさせられる格好となり、ご主人様の吐息すら感じられる程の近さで対面する。
……途端。

パァン!!?

「っぅく!!」

空気を裂いた様な音と共に左頬がジンジンと熱くなる。
左のほっぺたを張られたと気付くのには……数秒掛かった。
髪を鷲掴みにしたままご主人様は振り返り言う。

「と、言う訳さ」
「ぇ……ぇ、はぃ?」
「鈍いねぇムネさん」
「ぇ……えぇっと、えと?」

もういいと言わんばかりにご主人様が言葉を遮って言う。

「つまりだ、今雌豚由紀は頬を張られてその痛みを感じた。
だが、オ○ンコはいくら突いても感覚を得られない。」
「あぁ、そうでしたねぇ〜……ごく一部の感部を鈍らせるのが目的でした」
「そう、寺谷さんの手術で狙い通りにね」

ご主人様は人差し指を眼の前に突き出してきた。

「ぁむっンンぅ」

私は首を長くしてご主人様の人差し指を口に含む。
オ○ンコに突っ込んだバイブが抜けないよう、慎重にゆっくりと人差し指を口内に含み舌を絡ませる。

「今のコイツはもう何十回とイッている、身体だけは何十回と潮吹きまくってる。」
「ぁむぅ…っぅふぅっふうんんぅむ!」

ぴちゅぴちゃぴちゅ、ちゅぱぁ……
ぬちゅぬちゅうぐちゅぐちゅずちゅ……

上の口と下の口が卑猥な音を奏でる。
眼の前に立っているムネ様のアソコはズボンの中で苦しそうにビンビンになっていた。
ご主人様が続ける。

「肝心の快楽の気をやれないから、雌豚由紀は知らず知らずに身体だけイッている」
「幾らセッ○スをしても、もう気をやれない、と?」
「私は何度か試しに使ったのだが、イケるのはごく稀のようだな。
殆どは身体だけはガクガクとさせてイッるのに、まるで感情の反応は無い。」
「…… ……何か……相当凄い事になってますね……」

フンと、まるで下らないと言いたそうな表情のご主人様が人差し指を横にスライドさせた。
私は口を窄めてクチマ○コを作り、キュウキュウと人差し指を強く咥える。
ゆっくりと、時に素早くスライドさせ、ご主人様はクチマ○コを人差し指で弄びながら言った。

「セッ○スとは男女が互いに感情と身体で快楽を求め合うものだ、が……」

唾液に濡れた人差し指を眺めながら、ご主人様は更に言葉をつなぐ。

「コレを使った方は快楽を得られるが、コイツの方は全く感情はイカない。
そう、私の狙い通りの理想の変態家畜っぷりになった。
「これが大野さんの理想してた雌豚ですかぁ〜〜」

日によって時間によって、私は数ある壁に打ち付けられたバイブで貪るのだ。
身体は正直にもその快楽を得て、ソノ快楽を純粋に味わう。
何度と無く意識は無効で身体だけイキ続ける……。
「感情」……それを意味取ってして。

「だってそうだろう、ただ一方的に使われるだけの雌豚、それは交尾と一緒だ。
ただの家畜だよ家畜、それも変態家畜さ。」

■つづき

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