家畜な日々
非現実:作

■ 〜主役は後から〜4

連れて来られた場所は地下駐車場だった。
この時点で私は何となく予想は付いていたがご主人様には絶対服従である。
初めて見る黒塗りの大型ワゴン車の前で立ち止まった。
ウィンドウにも真っ黒なシートが貼られていて中の様子が見えないようになっているその車は、一見怖い人達の車にも見えなくない。
ご主人様がリモコンでその車のトランクを開けた。

「あれぇ〜こりゃまた……」

後から付いて来たムネ様が驚きの声を上げた。
それもその筈、いつ用意したのかトランクの中は準備が行き届いていたからだ。

「でもぉこの車、レンタルですよねぇ、こんな改造して……」
「いや、寺谷さんが私にとプレゼントしてくれた物なんだよ。
ご覧の通り、雌豚を輸送する完全装備付きでね。」
「はぁ〜〜〜何とも……金がありますなぁ、羨ましい」
「トランクの中は私達で作ったものだから、少しちゃっちいがな」

……雌豚の輸送、正にその言葉に限るトランク内だった。
天井には無数の手械がぶら下がっており、鎖の長さも色々と豊富だ。
汚れても平気なようにブルーシートで覆われていて、シートにも沢山の足枷が設置されている。
至る所にバイブや鞭等の責め具も用意されている辺り車内プレイも想定してあるのであろう。
尿瓶と透明のホースが2つ、これは下の処理なのだろうか。

「ぅっぁぅううう……ぅぅっぁ…ぁぁァァっぅ!」

ぶるぅぅぅぅっぅ……身体全身が震え、つい声が出てしまった。
と同時に、股間からポタポタと雌汁を滴り落としていた。
自分気持ちとは全く関係なく、身体はこのように勝手にイッしまうのである。

「ククク…見ただけで興奮してイクか、雌豚由紀も気に入ったようだ」
「いやぁ〜〜でも会場内でなくて良かったですねぇ」
「とはいえ駐車場を汚してしまってはマズイ、早速雌豚由紀の輸送準備をしよう。
ムネさん、手伝ってくれ。」

私は両脇を抱えられてトランクに詰め込まれてしまった。
本当の家畜、もしくは大荷物の様に……。

2人が膝立ち程度なら余裕のトランク内で、外のご主人様の命令通りにテキパキと拘束をしてゆくムネ様。
やがて私は馴染みの大型犬用の首輪を付けて、両手を万歳の格好で天井から吊るされた。

「ヨガリ騒がれたらマズイから、ついでにソレも付けようか。
あと、尻穴のは取ってしまって構わん。」

ご主人様は尻穴とオ○ンコに挿入されているバイブを指して言った。
ムネ様は意図を完全に把握しているらしく、実に楽しそうに作業を続けるのだ。

「ぅっあアアアっぁんぅ!!」

ぬぬぬぅぅうぷっ!!
卑しい音と共にバイブが抜かれるだけで、身体はイッしまいそうになり声が出る。

「うわぁぁっと、凄いですねぇ〜〜バイブが雌汁でドロドロですよぉ」
「あ、有難う御座いますムネ様ぁ……でもオ○ンコが……物足りないですぅ」

聞くこと無い、そんな風にご主人様が顎で指示をした。
頷いたムネ様はオ○ンコに入っていた極太バイブの底辺に皮付きのベルトを取り付けてるのだ。

「ハイハイ、では失礼しますよぉ〜〜」
「ぅむぅっぁぐっっぇ…ぉっぉあぐぉ!!!」

自身の雌汁で濡れたバイブが喉深くに突き込まれて、私は一瞬吐き気を覚え汚い声を出してしまう。
口中ギチギチでは無くて多少は口でも呼吸出来るのは情けなのだろうか、ムネ様は両側のベルトを私の頭の後ろで留めた。

「少し緩めにしておきましたよ?」
「良いだろう、涎が垂れるくらいにしとかんと死んでしまうしな」
(あぁなるほど、流石はご主人様とムネ様……)
「次は足だな、そうだな……コレとコレを使おうか」

膝立ちで両手を吊るされている私からでは後ろからのご主人様が指した足枷は解らない。

「ちょっと右足を浮かせなさい、足を動かしてあげるから」
「ぁかっぁぃ……」(あ、はい)

ムネ様のご命令に従い右足を浮かすと、痛く無い程度まで股を広げさせられた。
丁度15センチ位だろう……。

「ん〜〜あ、いや、それじゃああまり面白くないな。
…… …… ……おお〜〜そうだ、犬のシッコスタイルなんてどうだ?。」
「なるほど、いいですねぇ〜」
「よぉし右足を天井から吊るせ、あぁ……体制は維持させたいから一番長いのでな」
「了解でぇ〜〜すっと!」
「ぅあぉっぉ、っぉぁっぁ!!」

同じ膝立ちであるムネ様の肩に右足を乗せられ、天井の手械に右足首を拘束させられたのである。
ゆっくりとムネ様が肩から私の右足を抜いてゆくと、早くもプルプルと左足の膝が笑いだした。
両手万歳で右足も天井から吊られているという不自然な格好で、頼りは左足でしかなかったのだ。

「わっはっははははは、これはキツイ体制だなぁ」
「ですねぇ〜〜〜でも雌豚由紀は興奮してる様子ですよぉ?」
「ククッ、その様だな」

ご主人様とムネ様の会話など殆ど耳に入らない。
私は口内を雌汁で充満させたバイブを咥えて、両手右足を拘束されての、左膝立ちで何とか体制を保っているのだから。
ジャラジャラと拘束された鎖を揺らしながら私は訴える。

「はっぉ、んっぉ……ぁがぁ!」
「何か言ってるみたいですが?」
「ほっとけ、両乳が見えるようにドレスを捲り上げるんだ」
「あいあい、しつれいしま〜〜〜すね」
「ぁぉ!!」

ムネ様が罰ゲームで購入させられたドレスは胸が露出するまでズリ降ろされたのだった。
久々に着飾ったドレスはわずか数時間で無駄になったのである。

「でだ、コイツを乳首のピアスにつないどこうか。
そうだな、メモリは一番小さいので良いだろう。」

ワニ型電極プラグを左右の乳首のリングピアスに2つ挟み込んだ。

「ぉっぁ、ぁぃぁ!!」(あっぁ嫌ぁ!!)

そして長く伸びたコードのリモコンのメモリを1つ右回りにカチリと動かした。
……その瞬間から私はビクッビクッと小さく身体を波立たせて、極太バイブを咥えさせられていた口から涎と泡を吹いた。
当然、オ○ンコは意思とは関係なく何度も潮を吹き、それはまるで壊れたスプリンクラーのみたいだ。

「ぅっぉあ、ぎぁっぁ……っぁはっぁくぁっぁ……ぉぁはっぁかっぁ!!」
「全く……大げさな奴だなぁ、電気は低周波レベルで肩揉み程度だというのに」

そうは言っても私はこんなシュチュエーションを受ける時点で感じてしまう変態なのだから仕方ないのだ。
脳髄や全身に電力低周波を浴びてヨガリ苦しみ、ガクガクと身体を震わせて快楽を貪る操り人形。
このままだと、本当に本当に……本当に狂ってしまいそうなくらいだ。
だが、ご主人様はお構いなしである。
そう……私は変態家畜雌豚由紀なのだから。

「さて最後の仕上げとして、そこの掃除機型のをマ○コと尻穴に嵌めようか」
「これは?」

ムネ様がワザワザ尋ねる。

「雌豚由紀の糞尿を搾取するものだ」
「んでも、この無色透明なホースに入りきりますかねぇ」
「念の為に小便の方の容器が大きい方だ」
「いやはっはっはっは、周到ですネェ」

2本の長く太い透明のホースをそれぞれオ○ンコと尻穴に深く捻じ込まれる。
片方のホースの先端にはガラス製の、病院でよく見る容器だ。
そこに排泄物を溜め込むようになっているらしい。

「フフフ……今暫く変態家畜の雌豚由紀はここでヨガリ狂って待っているがいい。
そうだ、そう……次のステージまでなぁ。」

私は拘束された黒塗りの内部まで解らない車内に放置されたのだった。

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