君の瞳の輝き
あきんど:作

■ 第一部2

照明がプールを照らしている。
まぶしいくらいだった。ホテルの一室を借り切っているのだが、部屋にプールがついている。
ここのホテルに鈴と女子高生の和世の3人で来たのだ。
鈴はあの後何回か下着を売りに来たのだが、説き伏せて今日の撮影になった。
今日はビデオを撮影することになっていた。店で売るときには顔にモザイクを入れて売るということを条件に入れたのだが、実際はかなりの金額を提示してその金の力が大きかった。
カメラマンは近藤という男で、アクションカメラ等の男性のずりねた専用の雑誌のカメラマンで、女子中高生等もよく撮影しているというのだった。その伝で今回撮影カメラマンとしてホテルに来てもらったのだ。

和世は帰ったが、スタイリストとしてきてもらったのだがこちらの要望どおりにしてもらったか気になるところだ。

鈴は三つ編みでバスタオルを巻いているが、その下はスクール水着を着用してもらっている。
まだその水着姿は見ていないがうつむき加減の表情からは不安さがにじみ出てる。
近藤は初めて見る鈴の姿におどろいていた。
そりゃそうだろ。今までの雑誌に投稿されているような遊びなれている女子高生と違って、鈴は正真正銘の美少女と呼べるくらいの可愛さとあどけなさがある。
惜しむべきはビデオカメラでの撮影だ。アメリカではすでにディスクでビデオが取れる技術があるらしい。DVDとか言って音楽のCDのような物に映像も取れるらしいが、日本ではまだ一般的には普及していないのと高額なので今回は見送ることにした。


明彦「そろそろ始めましょう?近藤さんよろしくお願いしますよ。鈴ちゃんも頼むね」
鈴は小さくううなずいただけだが、呼吸の回数が多い。どきどきしているのがわかった。
心臓の音まで聞こえてきそうだ。

明彦「じゃぁまずバスタオルとって見て、学校で着てるスクール水着着てるんだよね?」
鈴に聞いてみた。
鈴「うん。学校で着てるのをきてます」
近藤「じぁ、カメラの前に立って見せてみようか?」
鈴はカメラの前に立ちバスタオルを取った。
俺も近藤さんもそれには驚いた。
鈴のスクール水着の胸のところにゼッケンがついていたからだ

      〔6−2 佐々木〕

驚いた、高校1年生といっていた鈴だが、私は中学生と思っていた。まさか6年生とは・・・

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