奪われた記憶
ギアフリード:作
■ 2
2章 学校にて
和明は学校に到着した。梓は先に行ってしまったため一人での登校となった。
すると後ろから肩を押された。富田健二(とみたけんじ)だ「おはようどうしたんだそんな暗い顔して?」
と言われた。和明は「うるせいな考え事してるんだよ」と答えた。
そんな話をしながら和明は登校した。
授業中、梓に目がずっといっていた。そんなことで今日も学校が終わった。
帰ろうとすると意外な人から声がかけられた。梓だった。
「話があるんだけどいいかな?」と言ってきた。和明は「少し待っててくれる?」と言った。
そして二人は人気のない校舎裏に向かった。
校舎裏に行くとすぐに梓は、「あの、お願いです今朝のことは誰にも言わないでください」とお願いした。
和明は、そんなことだろうと思っていたので心に余裕があった。すると梓が、「お願いなんでもするから」というので
「なら質問するけど何でそこまでこだわるの?」と聞くと
「それは...実は私いじめられてるの痴漢されたなんてばれたら、私、私」となきくずられてしまった。
和明は「わかった誰にも言わない。」と言った。そして梓は和明の言うことを聞く約束をした。
家に帰り和明は考えていた。梓が言うこと聞くことはなったが、何を命令したらいいかわからなかった。
命令なんてパシリぐらいしかわからず、わからずインターネットで遊んでいるととある掲示板を見つけた。
そこをみた瞬間和明は、驚いたそこには性的な書き込みがたくさんあった。
しかもそれはアブノーマルなものばかりだった。商店街をコート一枚で歩かせたり、路地でオナニーさせたりなど和明には理解ができなかった。
しかしこれを梓にやらしたらと考えたらものすごい興奮を覚えた。「これだ!」そう思った和明は、すぐに梓に電話をした。
「はいもしもし梓ですけど?」梓はすぐに電話に出た。和明は「ああもしもし和明だけど明日10時に○○駅の前に来てねこれは命令だからね。それから下着は着ちゃだめだからね」と言うと梓は少し声を出さなかったが、「わかりました」と小さな声で答えた。
その電話をした後和明は寝ることにした。
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