狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡19

 最後に馬鹿娘でも見るか…、あいつ、ホントヒヤヒヤさせやがって。
 んっ、真っ暗だね…、もう寝たのか…?
 暗視モードに切り替えっと、ありゃ? 何こいつ? オナってるよ…。
 スピーカーはっと、これか…。
 あ、はぁ〜ん、泣きながらオナってるって…、こいつ、さっきの謝りに来たのって、そう言う事か…。
 不安感で、押しつぶされそうに成ったんだね〜…、急に目覚めたから、私にそっぽを向かれたら、困るって事だね。
 だけど、そんなお前の都合で、私は動いてあげな〜い。
 もっと、不安に押しつぶされて、暫く泣いて暮らしなさい、そう成るお薬も出してあげるわ。
 機嫌も治ったし、さって寝よっと…、これから暫くハードな生活が続く筈だから、寝れる内に寝とこっと。

 次の日の朝起きて、キッチンで朝食を作っていると、真っ赤に泣き腫らした目で、迷える子羊ちゃんがやって来た。
「お嬢様、おはようございます」
 極上の笑顔を浮かべて、朝の挨拶をしてあげると、迷える子羊は鳩が豆鉄砲を食ったような顔で、私を見て慌てて挨拶を返す。
 馬鹿みたいに嬉しそうな顔してたけど、挨拶以外は完全無視。
 必要な事以外一切、喋ってあげなかった。
 学校に行く前に私の態度に気付いたのか、面白いぐらいあからさまにガックリして、学校に出掛けたわ。
 さて、旦那さんと猿息子も追い出した事だし、ちゃっちゃと仕事済ませて、本業の方に取り掛かりましょうかね。

 その日は超即で仕事を片付けると、欲求不満の毬恵ちゃんを構う事にしてたの。
 リビングで溜め息を何回も吐いている、毬恵ちゃんに近付き
「奥様…、お疲れのごようすですね。マッサージをしましょうか?」
 心配した風を装い、声を掛けた。
 案の定悩んだ挙げ句、断って来たけど、ここは[はい、そうですか]と引き下がれないのよね。
 あんたの欲求不満解消しないと、私が旦那に勘ぐられるから。
 ここは、根気良〜く、口説いて上げるわよ。

 全く…、どっちみち首を縦に振るんだから、もっと早く踏ん切り付けなさいよ、手間掛けさせないでよね。
 ほら、タップリサービスして上げるわ、これでどう?
 私が何とか部屋に誘い込んで、全身のマッサージをしてあげたら、逝くわ、逝くわ、真夏の花火みたいに盛大に絶頂を決めまくって、失神しちゃった。
 溜まってたんでしょうね〜…。
 これで暫くは安心出来るっと、取り敢えず、今はまだ使用人に徹する為に、後始末ぐらいはしてあげるわよ。
 私は毬恵ちゃんの身体の汗を拭いて、洋服を着せ、メイクを整え、髪を直して部屋を出て行った。

 その後毬恵ちゃんとは、メンテナンスのつもりで、3日に1回ぐらいのペースで逝かせて上げたわ。
 それより、面白い進展が有ったのは、迷える子羊晶子ちゃんよ。
 3日間程ほったらかしにしてたら、あの子インターネットで、SMサイト梯子しまくってるの。
 それに、日を追う毎に顔がどんよりと青く成って、落ち込んで行くのよ。
 薬のせいで不安が強くなって、死にそうな顔してたから、助け船を出して上げたの。

 夜を待って、全員が自室に戻ったのを見計らって、私が部屋をノックしたら、暫くしてあの子が扉を開けたわ。
 そしたらあの子、素っ裸で平伏してるじゃない。
 急いで扉を閉めて、鍵を掛けたの。
 でも、その格好を見て、私が本当に怒ってる理由に、気付いて無いのも解ったわ。
 だって、解ってたら、扉が開くあの状況で、あの格好はしない筈だもん。
 これで、決定ね…、お馬鹿ちゃんには、それ相応の扱いをして上げる。

 私は忠誠を示した、馬鹿娘に奴隷の印を速攻で付けてあげた。
 乳首のピアスは、最初から8Gaのバーベルピアス。
 このピアスの両側の鉄球には、高性能の振動器が入ってるの。
 乳首とクリ○リスに、[感覚神経増幅剤]のアンプルを注射して、クリ○リスに[海綿体育成クリーム]を塗るように命じたわ。
 感覚神経増幅剤は、文字通り感覚神経の量を増殖するの、感覚神経の密度が通常の5倍に成るわ。
 この薬で感覚を敏感にして、ピアスの振動器を最大にしたら、この子感じまくるわよ。
 海綿体育成クリームは、海綿体の細胞分裂を促進して、爆発的に海綿体を増やすの、チューブ1本塗ったら、多分50倍くらいの大きさに成るわ。


 その次の日、晶子は私の言いつけを守らなかった。
 私は怒り心頭で、晶子に思い切り折檻して、実験のモルモットにしてあげたわ。
 単純に頭に来たから、立場を解らせるつもりで、折檻したんだけど流石にやり過ぎちゃったから、フォローが大変だった。
 全身に細胞活性剤の反応カスが白く浮かび上がって、タオルで拭き取る程度じゃ間に合わなく成ってた。
 仕方ないから、移動用のアタッシュケースに詰めて、近くのラブホテルに場所を移したの。
 家族の目に見付からないかヒヤヒヤだったけど、無事に晶子を運び出せたわ。

 ラブホテルについて、直ぐに反応カスを洗い落として、綺麗にしてやったら晶子はウットリとした顔で、擦り寄ってきた。
 あんな折檻されて、直ぐにこの態度を取れるなんて、やっぱりこの子は根っからのマゾね。
 可愛く成っちゃって、身体を愛撫して上げたら、コレが思わぬ方向に転んだの。
 晶子は私の愛撫で、早くもエンドルフィンとドーパミンを分泌しちゃった。
 両方とも脳内麻薬で、コレの味を覚えたら、もう堕ちる所まで堕ちて行くしかない。
 晶子は特に[飴と鞭]が効果的のようだわ。
 晶子の反応を見て、思わずほくそ笑んじゃって、沢山ご褒美上げちゃった。

 案の定晶子は、これ以降かなりの忠誠を示すように成った。
 後は、お薬の処方で、脳内麻薬の分泌を促進させ、何度も出させて回路を作る。
 そうすれば、[多幸感]を求める為に、私の言いなりに成るの。
 これから、思い切り酷い目に遭わせて、従順な[肉玩具]に変えてあげるわね。
 お嬢様の晶子ちゃん。

 晶子はそれから、従順に私の出す宿題をこなして行ったわ。
 今はクリ○リスの肥大に、アナルと尿道の拡張をやらせながら、柔軟性の強化をさせてる。
 毬恵ちゃんも順調に欲求を発散させながら、身体に快感を教え込ませてる。
 ただ、問題は、猿君ね…。
 全く、本当だったら、押し倒すチャンスいくらでも有った筈なのに、何一つして来ない。
 何て事考えてたら、チャンス到来。
 猿君の学校は春休みに入って講義が無く、毬恵ちゃんはお友達とお買い物、晶子は自室で訓練中。
 まさに、グッドシチュエーション。

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