狂牙
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■ 第1章 籠絡38

 女の真後ろに回り込んだ由梨さんは、おもむろにクスコを女のオ○ンコに差し込むと、女はビクリと身体を強張らせた。
 由梨さんは女の動きなど、全く気にせずクスコを開き、大きく口を開けた女のオ○ンコに、いきなり耳かきのような物を差し込み、引き抜いた。
「ぎえ〜〜〜〜〜っ!」
 女は身体を痙攣させながら、頭を跳ね上げ大きな悲鳴を上げた。
「煩いわよ! 黙りなさい!」
 由梨さんは女の悲鳴に、ビシリと鋭い叱責を放ち、引き抜いた器具を横に置いていたガラスの瓶にコンと軽く当てた。

 すると、そのガラスの瓶に入った透明な液体の中に、真っ赤な肉片がチャポンと落ちる。
 僕は瓶の中でプカプカと浮かぶ肉片を見て、由梨さんがこの女に何をしたか、解ってしまった。
 由梨さんはこの女のオ○ンコの内壁を、特殊な器具で刮ぎ落として、採取したのだ。
 女は麻酔も無しに、開通したばかりの膣壁を、由梨さんに抉り取られたのだ。
 だが、由梨さんの手はその後、2度女のオ○ンコに器具を差し入れ、同じ量の肉を採取する。
 しかし、驚いた事に女は、2度目と3度目の時は、痙攣こそしたが悲鳴は上げなかった。
 この女にとって、由梨さんの命令は、絶対なのだ。
 どんな理不尽な事も、どんな酷い事も、この女は従わなければいけないのだと、それを見ていて解った。

 この後、由梨さんの採取は、女のアナル、舌、口の中におよび、次々に液体の入ったガラス瓶の中に肉片を入れて行く。
 そして、由梨さんの横に置いていた空のガラス瓶が残り1つに成ると
「仰向けに寝ころんで、足を大きく開きなさい」
 女に向かって、静かに命じた。
 女は由梨さんの命令を聞くと、直ぐにゴロリと仰向けに成って、両足の膝の裏に手を当てて、大きく足を開いた。
 由梨さんの静かな目線が僕にスッと向けられ、右手が僕に差し出される。
「ご主人様。最後はご主人様にお任せしますわ。大きく実った[実]を収穫して下さい…」
 そう言いながら差し出された、由梨さんの右手には、手術用の鋏が握られていた。

 僕の心臓は、ドキリと大きく波を打ち、身体にはジワリと嫌な汗が噴き出していた。
 女の開いた股間には、大きなクリ○リスが真っ赤に腫れ上がっていた。
 僕が叩いて腫れさせたクリ○リスには、いつの間にか根本から5p程の所にVの字が書かれていた。
 Vの字の谷の部分は、クリ○リスの根本に来ていて、先っぽの開いた方は、グルリと回って反対側で同じようなV字を作っていた。
 その線が僕に物語る。
[この線に沿って、クリ○リスに鋏を入れて下さい]と。
 そのV字の線は、切取線だった。

 僕は由梨さんに見詰められたまま、ブルブルと震える手で、鋏を掴んでしまっていた。
 由梨さんはニッコリと微笑み、僕に場所を空け、僕の目の前には、大きく足を開いた女の姿が有った。
 僕はその姿を見て、狂気に取り憑かれてしまった。
 僕の身体は、フラフラと女の股間に歩み寄ると、スッとしゃがみ込んで左手でクリ○リスを摘む。
 僕は右手に嵌めた手術用の鋏を、開いた状態で女のクリ○リスに書かれた線に当てて、右手を握った。
 指先に少し抵抗が有り、それが[プツン]と言う感触と供に無く成った瞬間、[ジョキッ]と切断音が聞こえ、[ゴン]と床を叩く音が響いた。
 女が頭を反らし、後頭部の操縦桿が床を叩いた音だった。
 女の身体は、小刻みに震え、スベスベしたお腹が波のようにうねって、玉のような汗が浮き上がって来た。
 鋏を入れた所から、血がドクドクと流れ出している。

 僕はそれをどこか遠い景色のように見て、右手を開き、そして閉じた。
[ジョキッ][ゴン]、女が痙攣する。
[ジョキッ][ゴン]、女の腹が波打つ。
[ジョキッ][ゴン]、女の身体から汗が噴き出た。
 僕は何度も何度も、右手を開いては閉じを繰り返す。

 クリ○リスの左側を線どおりに切り終えた僕は、鋏を左手に持ち替え、右側も同じように切った。
 左手は思ったより上手く動かず、何度か失敗してしまったが、何とか線のとおりに切り揃えられた。
 僕の右手に持った血塗れのクリ○リスは、まだ少し肉が根本の部分で繋がっていた。
 僕はそのまま鋏で摘むように、繋がったいた肉を[チョキン]と切り取った。
 最後は少し、引っ張りながら鋏を入れると[プチン]と小さな音を立て、僕の右手に大きなクリ○リスが、収穫される。
 切り取られた後の女の股間は、血で真っ赤に染まり、クリ○リスの残骸が、チューリップのように開いていた。
 僕は手に持ったクリ○リスを、鋏と一緒に由梨さんに差し出すと、由梨さんはクリ○リスを最後のガラス瓶にチャポンと入れ、鋏を受け取った。

 由梨さんは全てのガラス瓶を、小箱に収めて赤いアタッシュケースに片付けると、様々な道具を手に戻って来た。
 由梨さんが一番最初に手にしたのは、革製の紐が付いた金属の器具だった。
 由梨さんはその器具を女の口に嵌めると、頭の後ろで紐を固定し、口を拡げた。
 カリカリと音が鳴って、女の歯を押さえ込んだ上下の金具が拡がり、女の口は大きく開いて行った。
 上下の金具を止めている、鋸状の金属板が歯止めに成って、口が閉じなくなる仕掛けだった。

 由梨さんは女の口を大きく開けさせると、舌を指で摘み大きく引き出して下唇に押し当て、大きな釣り針で下唇ごと舌を縫い止めた。
 女は舌の左右を下唇に縫い止められ、舌を口の中に戻す事が出来無く成った。
 由梨さんは、女の口の周りの処置を終えると、肘迄有る長く薄い手袋を嵌め、指先に黒いチューブの軟膏をかなり多めに出し始めた。
 タップリの軟膏を指先に乗せた由梨さんは、表面が柔らかいゴム製のディルドーを取り出し、満遍なく塗り始める。
 軟膏を塗り終えた由梨さんは、女の股間にしゃがみ込み、軟膏まみれのディルドーを一気にオ○ンコの中に突き刺した。

 その瞬間、両手で開いていた女の足が、自分の両手を振り払い、物凄い勢いでビンと伸びた。
 その動きを予測していたのか由梨さんは、ヒラリと女の足をかわし、女の横に立つ。
 女の身体はビンと真っ直ぐに伸び、両腕は肘を直角に曲げ、両手は開いて指は何かを掴んでいるように曲がっていた。
 背中は弓なりに反って、完全に床から離れ、頭と足でバランスを取っている。
 そして、女の身体はその状態で、細かく、激しく痙攣していた。

 由梨さんはそんな女の身体をグルグル回り、女の口や舌に薬を塗って行く。
 アナルにも塗り終えた由梨さんは、最後にクリ○リスに塗って、テープのような物を巻き付けた。
 クリ○リスに由梨さんが薬を塗った瞬間
「けひぃーーーーーーーー」
 女の喉の奥から、怪鳥の鳴き声のような、音が漏れ始めた。
「うふふっ、やっぱりここが一番痛いわよね…」
 由梨さんは薄く微笑み、ボソリと呟いた。
 女はそのまま、怪鳥のような声を上げながら、15分程反り返って固まっていた。

 その女の股間に、白い粉のような物が吹き出し始めると、女の身体からフッと力が抜け、由梨さんは素早く女を俯せにし、女にペットボトルの水を与え、口の中を漱がせた。
 由梨さんが差し出した洗面器の中に、女の吐き出した水が溜まり、その水の中に白い粉が舞っていた。
 由梨さんは2リットルのペットボトル、1本の水で女の口の中を入念に漱ぎ、粉の浮いた水をまたペットボトルに戻した。

 由梨さんはそのペットボトルを、赤いアタッシュケースに入れると、チラリと時計を見て直ぐに片付けに入り始め
「ご主人様、明日から毎日コレをここに置いておきます。使用時間は4時から7時の3時間です。その間は、ご自由にコレをお使い下さい。四肢を切り離したり、死に至るような傷で無ければ、どのような扱いをして頂いても構いません」
 僕にそう告げて、女を青いアタッシュケースに押し込んだ。

 僕が由梨さんの言葉で、時計を確認すると、時刻は夜の7時10分だった。
 今日も始まりは、4時からだったし、これからは、同じぐらいの時間、あの女を毎日責められると言う訳だ。
 僕はそう考えると、自分が酷く興奮している事に気付く。
 今、犯したばかりなのに、あの女をもっと陵辱したいと、チ○ポがいきり立っていたからだ。
 僕は興奮を隠す事無く、今由梨さんが出て行った扉を見詰めた。

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