狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡39

 そして、次の日から僕は夕方4時から夜の7時までは、[性処理人形]で練習して、夜の12時から3時まで、由梨さんを抱く生活が始まった。
 性処理人形で覚えた事を由梨さんにして、由梨さんにされた事を性処理人形で試す。
 そんな毎日の繰り返しだった。
 僕はそんな中、陵辱と言う行為を覚え、日毎に強く成る屈服願望を押さえ込み、SMを覚えて行く。

 僕は由梨さんに教えられるまま、性処理人形に対して、一切の遠慮をしなかった。
 文字通り人形として扱い、犯し、嬲り抜いた。
 由梨さんが用意した拷問器具のような物で、オ○ンコやアナルを毎日裂けるまで拡張した。
 その器具は、透明のアクリル板を何枚も重ねた構造で、円筒形をしていた。
 中はネジに成った鉄棒と、6本のアームが入っていて、鉄棒に付いたハンドルを回すとアームが折れ曲がり、どんどんアクリル板を押し広げて行く。
 構造的には車に付いている、ジャッキに似ていた。

 鉄棒のハンドルを1回転させると、1o外側のアクリル板が拡がる。
 鉄棒もアームもそれ自体はかなり細く、外側のアクリル板が拡がると、オ○ンコもアナルも中が丸見えに成った。
 僕はその中を覗き込み、女を侮蔑しながら、ハンドルを回す。
 女は僕に侮蔑され、それを認めて[拡げて下さい][壊して下さい]と震える声で哀願する。
 僕は女の言う通りハンドルを回し、拡張器を際限なく拡げて行く。
 女のオマンコやアナルは、皺一つ無くなるぐらい大きく拡がり、女の口から懇願が消え身体中に痙攣が走ると、その後[ミヂィ]とも[ブチィ]とも付かない音を上げ、裂け始める。
 女はその度、怪鳥のような叫び声を上げ、ガクガクと震えていた。

 僕はそうやって、毎日女の穴を拡げた。
 僕は筋肉まで裂け、ユルユルに成った血塗れの穴に、バイブを突っ込ませてオナニーさせながら、イラマチオをするのが日課になった。
 僕の手をオ○ンコの中にねじ込んで、子宮口をこじ開けて子宮に拳を入れ、引っ張りながら犬の真似をさせたり、でっかいオッパイに、針が何本刺さるか試した。
 身体中に千枚通しのような太さの針を何十本も刺し、それでも快感を感じるように命じる。
 全身に煙草の火や半田のような鏝を押し当てて、火傷で落書きもした。
 僕は思いつく限りの行為を毎日、性処理人形にした。
 だけど、どんな傷を負わせても次の日に成ると、僕が付けた傷は全て消えて、真新しい人形として部屋の真ん中に置いてあった。

 但し、毎日引き裂いたオ○ンコとアナルは全く別で、拡げれば拡げただけ大きく成って行き、この女を使い出して10日程で、アナルはビール瓶の大瓶を呑み込み、オ○ンコは僕の拳がスッポリと入る。
 子宮口も直ぐに開くようになったし、オシッコの穴は僕のチ○ポでも、入れられるように成っていた。
 そして、由梨さんに言われていた、締め付けの訓練も怠らない。
 アナルはキュウリをへし折る程、締まるように成ったし、オ○ンコは入り口でバナナを輪切りにして、膣内では生卵を握りつぶせる。
 その上、切り落とした筈のクリ○リスはいびつに再生して、付け根はかなり太く、まるで僕の足の親指の第1関節ぐらいに戻っていた。

 僕はこの不思議な女を見ると、何故だか無性に虐めたく成ってしまう。
 それは、この女が僕の推測では、妹の晶子と同じぐらいの年齢だと、思っているからだ。
 僕の妹は、兄の口から言うのも何だけど、清楚で愛らしいかなりの美少女だ。
 スラリとした身体に、ドキリとする程大きな胸を持っているが、今まで男と付き合った経験すら無い程、純真でまじめな女子高生だ。

 それに比べ、この女と来たら、処女だったくせにアナルで感じてたし、鞭打ちされると喘ぐ変態で、何本咥えたか解らない程、フェラチオが上手い。
 喉の奥まで使いイラマチオまで、平気でこなす女だった。
 おまけに恥丘と額に焼き印まで押されて、もう完全に人間を辞めている。
 身体も異常に柔らかく、前に屈ませれば自分の口でアナルにキス出来るし、背中を反らせると、アキレス腱の辺りが肩に当たる程で、左右に拡げれば200°近く開脚する。
 僕はこんな快楽の為だけに生きている女が、妹と同じ年代で居るのが許せなかった。
 僕に妹を思い出させる、この女の存在が本気で疳に障った。

 だから僕はこの女を徹底的に、痛めつけ陵辱し穢してやった。
 精液は勿論、小便やウンコも口にさせたし、アナルに小便して、翌日まで出させなかったりした。
 女に小便やウンコをさせて、それを口で処理もさせた。
 女はそんな僕の命令に一切逆らわず、全部躊躇い無くこなす。
 それが、更に僕の疳に障った。

 この女は、僕が許可を出すまで、いつも声を押し殺し快感も口にしない。
 僕はこの女の甲高い声が嫌いだったけど
「感じたら、大きな声で鳴け」
 許可を出して、声を出させる。
 この女は僕がこの命令を出すと、自分が感じた時に、大きな声で喘ぎ声を上げた。
 そして僕は、この女に鞭打ちして、喘ぎ声を上げさせ[変態人形]と言いながら認めさせ、犯すのが好きになった。
 女は自分から[変態の性処理人形です]と認めると、激しく腰を振り、涎を垂らして乱れまくる。
 僕はそれを嘲り罵って、女を玩具にした。

 だけど、僕は女をいたぶり抜き、犯して続けて、徐々に理解する。
 主と従の本質的な違い。
 暴力と支配の根本的な違い。
 それを女を通して、僕はあからさまに教えられた。
 僕が女を責める時と、由梨さんが女を責める時、その反応には雲泥の差がある事を。
 そして、その反応の差は、由梨さんを調教した、由梨さんの元主人と僕とのレベルの差だと、僕は気付いた。
 僕は由梨さんを調教してマゾ奴隷にした、由梨さんの元主人の足下にも及んで居ない。
 いや、その差はレベルを比べるのも、おこがましい程有り過ぎた。
 僕はこの女を責める事で、由梨さんを支配出来無い事を知ってしまった。
 僕にはとても、由梨さんの元主人を超える事など、絶対に出来無いと悟ってしまった。

 僕はそれを悟って、目の前が真っ暗に成った。
 胸がはち切れそうで、気が狂いそうに成った。
 僕はそんな思いを、由梨さんに泣きながら語った。
 すると、由梨さんはニッコリと微笑みながら、僕に問い掛けた。
 そう、僕の心臓が凍り付く、言葉を。
 静かに。
 優しく。
「私を支配出来ないんですか? 貴方も、同じなんですね?」
 由梨さんの問い掛けに、僕は何度も[違う]と呟き、首を左右に振った。

 僕は由梨さんとは、離れたくない事を必死に告げる。
「貴方が、私を手放したく無いと本気で思ってるなら、道は1つしかないわ…。もうそれは、気付いてるでしょ?」
 由梨さんの冷たく成った声が、僕の心を切り刻む。
 いや、僕のプライドと言う方が正しい。
 そう、僕には解っていた。
 僕が由梨さんの側に居るには、これしか方法が無い事を。

 僕は由梨さんの足下に崩れ落ち、跪いて額を床に押しつけ
「ぼ、僕を…、奴隷にして下さい…。何でもします、お側に置いて下さい…」
 由梨さんに懇願した。
 由梨さんは、僕の頭を踏みつけ
「そう、奴隷にして欲しいの…。良いわ、して上げる。私の人形の道具として、側に置いて上げるわ」
 僕に許可を下さると、高らかにお笑いに成られました。
 その声は、今まで聞いた事がない程、冷酷で残忍そうな笑い方で御座います。
 僕はそのお声を聞き、自分のチ○ポがムクムクと元気に成るのを感じ、僕の選択は間違っていなかった事を知りました。
 僕は、マゾヒストです。

 僕は、心の底から自分の性癖を認めた。
 由梨様は僕の頭に足を乗せたまま、[性処理人形]を呼びつけました。
 性処理人形は、由梨様の命令に直ぐに反応したようで、傷だらけの身体を僕の横に並べます。
「もう、良いわ。この関係は今日でお終い。これからは、それぞれの立場で可愛がって上げる。お前達顔を上げなさい」
 由梨様は僕達に命令し、顔を上げさせます。
 僕達は2人並んで、由梨様の前に正座しました。
 これが、女を使い始めて20日後、由梨様がこの屋敷に来て3ヶ月目の事でした。

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