狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡42

 晶子は身体を起こして、私を真っ直ぐ見詰めた。
 晶子の目は、これから何が起きるのか、わくわくと好奇心に満ちていたわ。
 こんな目をする子は、ドップリとSMの世界に入り込んで、自分の意志で人間を辞めて行く。
 本当、良い子に育ったわ。
 これからも、私の掌の上で踊って、狂態を晒してね。
 私は本性を隠す必要もなくなったから、素の笑顔を見せて上げた。
 長く人を嬲り抜き、陥れて喜ぶ、私の本来の笑顔。
 晶子は私の笑顔を見て、顔を赤く染めモジモジと股を摺り合わせる。
 晶子の中のマゾ性が、私のサド性に反応して、興奮し始めたのが直ぐに解ったわ。
 さぁ、楽しく遊びましょ。

 私は自分の部屋に戻り、調教道具が入った赤いアタッシュケースを持って来ると、啓一の姿を相応しい物に変えさせる。
 今回、私は指示を出すだけ。
 やっぱり、持ち主が躾けなくちゃね〜。
 啓一のアナルに前立腺を刺激する特殊なバイブを嵌め、一本の金属製のフレキシブルパイプを取り出して説明して上げた。
「このフレキシブルパイプは、 完全に尿道を塞ぐ構造に成ってるわ。それだけじゃなく、ボタン一つで振動を与えたり、排尿や射精も止めるように出来てるの。パイプの側面には[返し]が付いていて、一旦挿入したらリモコンを使わない限り、外科手術しないと絶対に取れない構造になってる。コレを嵌めたら、晶子の許可無しにオシッコも逝く事も出来無いわ。コレを嵌めて、晶子に忠誠を誓う?」
 啓一に直径5o、長さが15p、先端部分に7o程の丸い金属球が付いていてる、フレキシブルパイプの説明をしながら、問い掛けた。

 啓一は私の説明を聞いて、晶子と私とパイプを見比べ、唾を飲み込んだ。
 相当悩んでたけど、答えは一つしかないわ。
 啓一はコクリと頷いて、晶子に服従を誓う事を了承したの。
 私は晶子にパイプを渡すと、晶子は啓一のチ○ポを掴み尿道に押し込み始めた。
 晶子は初めて入れたせいで、かなり手間取って啓一に痛みを与えてたけど、私はコツも何も教えないで、晶子のやりたいようにやらせたわ。
 この程度で壊れてたら、この先、生きていけないからね。

 この後、啓一は髪の毛と陰毛を晶子と同じように、永久脱毛して晶子に鞭打ちさせた。
 晶子は初めての鞭打ちで、何発か自分に鞭を喰らいながら、一本鞭で啓一を血塗れにする。
 啓一は胸と頭に特殊なテープを張って、鞭の傷が付かないようにしてたの。
 初めて鞭を使う晶子に、打ち分けが出来る筈無いからね。
 まあ、啓一は私の狙い通り、晶子にしたように、ズタボロのゴミ屑みたいに成ったわ。
「良い、これは躾よ。これから、お前が晶子の指示を守れなかった時は、いつもこう言う格好になるの…。肝に銘じておきなさい」
 私が啓一に告げると、啓一は掠れた声で、返事を返した。

 私は晶子に細胞活性剤を塗らせ、啓一をのたうち回らせ、晶子の身体の装飾準備を始めた。
 晶子はクリトリスの採取も終わって、大きさも十分に成ったから、ピアスを付けてあげたの。
 切除後も海綿体活性剤を塗らせてたから、この時の晶子のクリトリスは、凄い事になってたわ。
 長さは3p程だけど、太さは5pぐらいに成ってる。
 尿道の直ぐ近くまで、ボッコリ盛り上がってて、完全に性器の形が変わってたわ。
 まるで、大きな瘤か、腫れ物みたいに成ってた。

 そんな歪なクリトリスに、私は装飾を始めた。
 根本には乳首と同じ8Gaの振動器付きバーベルピアス、真ん中辺りに8Gaのリングピアスを付けてあげる。
 大淫唇には片側4カ所ずつ、小淫唇にも同じように片側3カ所ずつ6Gaのピアスを付けて、それを直径10pのリングでまとめてあげた。
 晶子のオ○ンコはパックリと開きっぱなしに成ったわ。
 それに、このリングとピアスの重さは、全部合わせると100g程に成るから、だらしなく下に垂れ下がってる。

 晶子の装飾が終わったら、今度は啓一の番。
 晶子が選んだ焼き印の文字は[Human Dildo]だったわ。
 文字の大きさも一番大きい、7p角の物を胸に押し当てた。
 啓一は情けない声を上げて、晶子に許しを請っていたけど
「晶子は悲鳴なんか上げなかったし、自分から押し当てて来たわよ…」
 私が晶子の焼き印を押した時の事を教えたら、黙って我慢したわ。

 胸の焼き印が終わったら、次は頭よ。
 晶子は恥丘が日本語、頭が英語だったから、啓一は逆にして上げたわ。
 啓一の頭には[チ○ポ奴隷]の字が、5p角でデカデカと焼き付けられた。
 焼き印が終わったら、次はチ○ポの処理。
 啓一のチ○ポはまだ、大きくする予定だから、インプラントで十分。
 6oの振動球を10個程晶子に埋め込ませた。
 子宮を刺激するように亀頭に2個、クリトリスを刺激するように竿の付け根に2個、後の6個は竿の1/3と2/3ぐらいの場所に、3角形を作るように分散させた。
 鬼の金棒みたいに、イボイボに成ったわ。
 もう啓一のチ○ポは、普通の女には使えないわね。

 晶子に首輪を渡して、チェーンのリードをあげたわ。
 このリードは特別製。
 5本の爪が有って、尿道栓の金属球を掴むの。
 金属球はフレキシブルパイプに直結してるから、パイプも必然引っ張られる。
 尿道のフレキシブルパイプを引っ張ると、相当酷い事になるわ。
 強く引っ張ったら、パイプに付いた[返し]で、尿道がそれこそズタズタに引き裂かれるでしょうね。
 ピアスを引っ張られるなんて、目じゃない痛さよ。

 啓一を細胞活性剤でのたうち回らせて、私は晶子を手招きし、耳打ちする。
「今日はこれから、お前達の関係を確立しなさい。明日の朝迄に啓一を完全に屈服させないと、お仕置きだからね…。この間の比じゃないわよ」
 晶子は私の命令を聞いて、ブルブルと震え上がり、真っ青な顔で
「ぜ、絶対、お姉様の命令を実行します」
 固く誓いを立てた。
 本当に素直で、良い子だわ。
 私は晶子の頬を撫で、啓一に付けた仕掛けのリモコンを渡し、道具入れの赤いアタッシュケースを持って、部屋を出た。
 明日の朝が楽しみだわ。

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