狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡44

 そうすると、啓一の顔から痛みが消え
「あ、晶子様…お許し…下さい…」
 震える声で謝罪する。
 晶子はそんな声、全く聞こえ無い素振りで屈伸運動を始めたわ。
 断続的に啓一の口から、悲痛な声が漏れる。
 それは、晶子の屈伸運動のストロークで長く短く、変わって行った。
 晶子はどうやら、オ○ンコの締め付けを調整して、啓一の[痛み]を完全にコントロールしてるみたい。
 啓一は晶子の思い通りの悲鳴を上げ、悲鳴の間に謝罪を混ぜる。

 晶子は楽しそうに、啓一をいたぶり、苦痛を与え続けた。
 だけど、この痛みはまだ序の口よ。
 本当の痛みは、射精が始まってからなの。
 射精すると、出口を塞がれた精液が、尿道内に溜まるわよね。
 その精液が尿道内に溜まり切ると、当然圧力が掛かるわ。
 その圧力が、金属管にも掛かると、どう成ると思う?
 金属管は、圧力に押されて広がり始めるの。

 当然金属だから、伸びる訳が無いでしょ、そうするとどうやって、管の太さを変えるのか…、答えは簡単。
 長さが、短く成るの。
 元々、フレキシブルの金属管だから、構造上スプリングのように螺旋を描いてるの。
 それに圧が掛かって広がれば、必然的に長さが短く成るわね。
 それがどういう意味を持つか解る?
 そう、かえしが刺さるって事。

 その上、圧が掛かった金属管は、尿道に押し付けられる、尿道は弾力性の有る器官だから、当然広がる。
 太さが大きく成れば、必然金属管の長さが、更に短く成ってかえしが食い込んで行くの。
 つまり、この罰は、射精すればするだけ、尿道に地獄の痛みが走り続けるって事なの。
 その上で、チ○ポに絡んだチェーンを晶子のオ○ンコで擦り、チェーンが引っ張られたら、それこそのたうち回るしか無いわ。
 外からは極上のオ○ンコが快感を送り続け、中は死にそうな激痛が走り続ける。
 啓一の身体は前立腺の刺激でチ○ポが立つように、私が調教したから、アナルバイブが止まるまでチ○ポは勃ちっぱなし。
 晶子が許すまで、啓一は苦痛の中で快感を与えられるのよ。

 晶子が昂ぶって来た頃には、啓一は白目を剥いて痙攣してる。
 口の端には、白い泡が吹き出てるわ。
 快感を貪っていた晶子が、啓一の状態に気が付くと
「お兄ちゃん…、誰が気絶して良いって言ったの? 起きなさい!」
 啓一の身体に無数に走る鞭の跡に爪を立て、肉を掻き裂いた。
「あぎぃ〜〜〜〜っ」
 啓一は獣のような声を上げ、失神から目覚め
「あ、晶子ぎぃ〜っ…様…、がはぁ〜っ、お、お許し、ぐぅ〜っ、下さい〜〜〜っ」
 痛みを堪えながら、必死に懇願してた。

 晶子はそんな啓一の声に、一切耳を貸さずに腰を上下させて、啓一のチ○ポを使う。
(あらあら、立派なS振りね…。一番手を掛けてあげたから、責め方も半端じゃないわね…)
 晶子の責めを見ながら、私はニヤニヤと笑いが零れるのを抑えられなかったわ。
「お兄ちゃん、自分の立場を口にして…。私が逝くまでに50回言えば、逝かしてあげるわ…」
 晶子は快感に浸りきった目で、啓一を見下ろし指示を出した。
「僕は…、晶子様の…バイブです…、僕は晶子…様の…バイブです…」
 啓一は直ぐに痛みを堪えながら、自分の立場を念仏のように唱えだした。
 晶子は満足そうに酷薄な微笑みを浮かべ、腰のストロークを大きくして、可愛らしいお尻をブンブン振り始めたわ。

 晶子が絶頂を迎えた時、啓一も晶子の命令を終わらせていたわ。
 晶子も約束通り、啓一の射精を許可して、ロックを解除した。
「ぐぎ〜〜〜〜〜ぃ」
 啓一は目を剥いて、射精の感覚に震え上がってたわ。
 極限の快感は、極限の痛みに似ているからね…、快楽の悲鳴か、苦痛の悲鳴かは、解り辛い物よ。
 晶子は啓一の精液を子宮に受け入れ、暫く余韻に浸っていたけど、おもむろに腰を上げて啓一の顔を跨いだ。
「ほら、綺麗にしなさい…。ちゃんと奥まで掻き出すのよ…」
 そう言うと啓一の顔面に腰を下ろし、オ○ンコを啓一の口に押し当てる。

 晶子の股の下から[ズ、ズ〜、ズゾゾ、ズズ〜〜ッ]と液体を啜り上げる音が響き、[ピチャピチャ]と舌で舐める音が続く。
 晶子は冷たい微笑みを浮かべて、啓一を見下ろし、啓一は媚びを売るような視線で、晶子を見上げてた。
 うん、完璧。
 これで晶子は、私の命令で誰でも責め抜けるわ。
 例えそれが母親であろうと、関係無い。
 晶子は私の[従順な玩具]に仕上がったわ。

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