狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡45

 晶子の躾が終わった後、私は啓一にもウィッグを作り、傷を治した。
 晶子に啓一の尿道のケアの仕方も教えて、実際に練習させたわ。
 啓一の尿道は、細胞活性剤を塗ると、相当ズタボロ状態だったのか、予想以上の時間のたうち回ってた。
 晶子に呆れた顔を向けると、晶子は可愛く舌を突き出し[てへっ]と笑い、首を傾げながら竦めた。
 晶子は啓一をここまで責めた事を、微塵も悪いとは思って居なかったみたい。
 本当に頼もしいわ。
 晶子達に今日の指示を出して、朝の支度を済ませるように命じると、私は朝ご飯の支度に掛かった。

 朝食が出来上がった頃、旦那と晶子達がテーブルに着く。
 みんな、何事も無かったように、食事を摂り晶子、啓一、旦那の順番で家を出て行った。
 毬恵と私は、玄関迄旦那を見送りに出ると、旦那は車に乗って会社に向かう。
 深々と下げた頭を持ち上げると、私は調教モードに入る。
 玄関の扉を毬恵が、スッと開けて2人で中に入ると、毬恵はサンダルを脱いで裸足になり、直ぐに洋服を脱ぎ始めたわ。
 最近は、行動が遅いだけで、折檻してたから、動きが大分早くなったわ。

 毬恵は玄関の土間に平伏して、私の指示を待って居る。
 私はそのまま、毬恵の背中に左側から腰を下ろすと、毬恵はそのまま四つん這いに成って、私をリビングに運び始めた。
 右手で髪の毛を掴み、左手でアナルに刺さったディルドーを嬲ってあげると、苦しそうにしながらも、喘ぎ始めたわ。
「あく〜っ…、由梨様…奉仕穴が…気持ち良いです〜〜〜っ…、ああ、グリグリされると…、逝ってしまいそうですわ…、あうん、はぁ〜ん…」
 毬恵には、快感を受けたら、直ぐに口にするよう躾けてある。
 恥じらいや、誤魔化しなんかは、一切認めないし、無断で逝く事も許していないわ。
 まぁ、道具だから当然の事なんだけどね。

 毬恵に運ばれてリビングに付くと、背中から降りてソファーに座る。
 毬恵は直ぐに私の目の前で、服従のポーズを取った。
 私は毬恵の股間に手を伸ばしながら、エプロンのポケットから、iPodのような携帯端末を取り出し、毬恵のオ○ンコのディルドーからメモリーを抜いてソファーにもたれ掛かる。
 毬恵は私が、ソファーにもたれ掛かるより早く、身体を起こして平伏し、ソファーの位置や私の姿勢から、足が降りてくる場所を予測して、平伏する場所を微調整して備えた。
 私はソファーにもたれ掛かると、同時に両足を持ち上げ、足を組みながら無造作に降ろす。
 一連の流れは、いつもの決まり事。
 これで、少しでもズレて私の足が上手く背中に乗らなかったら、毬恵は罰を受けるの。

 今日は上手く背中の真ん中で、私の足を受け止められたみたい、まぁ、失敗しても成功しても、私の気分で毬恵は折檻されるんだけどね。
 私は携帯端末に、メモリーを入れ昨晩の毬恵の訓練をチェックした。
 うん、まぁ合格ね。
 規定の回数、規定の圧力でちゃんと締めたみたい。
 ランダムに締め付けを要求するディルドーに、良く反応してるわ。
 毬恵も、この革製下着からそろそろ卒業の時期ね。
 ここまで育ったけど、旦那とのSEXが有るから、まだ思い切った改造が出来無くて本当に残念だわ。
 まぁ、その分晶子を弄るけどね。
 こいつらはレベル5の改造まで、ご主人様が権利を取ってるから、人間の形をして無くても何の問題も無い。

 私は携帯端末をエプロンのポケットに戻し、足を降ろしながら毬恵に命じた。
「ジムの朝ご飯にしましょ…、用意なさい」
 私の命令を聞いた、毬恵は[はい]と短く答えて、四つん這いで這い進み、ジムの餌の箱を口に咥えて持ってくると、私の前に箱を降ろして正座する。
 私が箱を手に取ると、毬恵は私に背を向け這い蹲り、膝を伸ばしてお尻を高く上げ、両手で尻タブを拡げて、お尻の穴から力を抜いたわ。
 毬恵のお尻の穴は、ポッカリと5p程口を開け、固形のドックフードを待ちわびている。
 私はドッグフードを手に取り、毬恵のお尻の穴に詰め込んであげた。

 毬恵のお尻の穴にドックフードを詰め込んで、お水を少し足したらアナルバイブで栓をして、掻き混ぜてあげる。
「が、ぐふぅ〜、ぎ、ぎ、ぐぅ〜…お、お腹の中で…、バイブ様が…暴れて…直腸が、裂けそうです…」
 餌皿の毬恵は、道具としても一番下だから、バイブにも[様]を付けさせてるの。
 そう、自分が最下層の存在だと、自分に言い聞かせる為にね。
 毬恵は大きなお尻を突き出して、ブルブルと震わせながら、痛みに耐えてるわ。

 ジムの餌が、混ぜ終わったら、中庭に移動。
 勿論私を乗せて、四つん這いで移動するの。
 テラスの椅子に私が移ると、毬恵は身体を曲げて、餌皿の姿勢を取る。
 毬恵は自分でオ○ンコにクスコを差し込み、限界まで拡げて準備を終えた。
 私がジムを呼ぶと、ジムは犬小屋から飛んで来て、私の前で伏せの姿勢を取り、尻尾を振ったわ。
 私は、毬恵のオ○ンコに水を注いで、微笑みながらジムの頭を撫でてやると、気持ちよさそうに目を細め、舌で手を舐めようとする。
 私はジムを軽く押して、餌を食べるように指示すると、ジムは直ぐに毬恵の正面に周り、チ○ポを咥えさせながら、餌を食べ始めた。

 毬恵はジュプジュプと音を立て、ジムのチ○ポに奉仕し、ジムは毬恵のアナルから、餌を食べオ○ンコの水で喉を潤す。
 私はジムの食事が始まった事を確認すると、静かに椅子から立ち上がり屋敷を出て行った。
 車に乗って数分走ると、指定した場所に啓一と晶子が待っている。
 私は2人を車に乗せると、アイマスクを付けさせ適当に大回りして、屋敷に戻ったわ。
 2人の手を引き、私は毬恵の死角から中庭に進み、2人を立たせる。
 2人の耳には、ジュポジュポ、チュパチュパ毬恵の奉仕する音と、ピチャピチャとジムの舌の音、それと獣の荒い呼吸音が届いてる筈。
 2人とも今一状況が掴めず、耳を澄ませ硬い顔をして緊張してたわ。

 さあ、感動のご対面よ。
 私は、啓一と晶子の背後に回り、ユックリと2人を押し出す。
 2人は私に押されるまま、一歩、二歩と前に進み、毬恵の死角の限界まで近づいた。
 この位置だと、今は見えないけど、少し目を動かしただけで2人の姿を確認出来るわ。
 私は絶好の位置に、2人を誘導すると、一気にアイマスクを剥ぎ取った。
 2人とも、思わぬ明るさに目が眩み、固く目を閉じて顔を背け、ユックリ目を開きながら、正面を見た。

 その瞬間、2人の表情が驚きに染まった。
 ジュプジュプ、チュパチュパと言う、淫卑な音の発生源、ピチャピチャと言う音の意味。
 それが2人の視界に、飛び込んできた。
「マ、ママ…」
「母さん…」
 2人の呟くような声は、ほぼ同時だったわ。
 そして、その声を聞いて、ハッとした毬恵は、視線を声の方に向けた。
 毬恵の視線が、呆然と自分を見詰める2人の子供の姿を捕らえる。
 毬恵の顔から、血の気がサッと引き、頬がピクピクと引き攣った。

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