狂牙
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■ 第2章 ゲーム17

−第2節−オフェンス:由梨

 私の手に落ちた3体の玩具を見て、私は笑いが止まらなかったわ。
 お互いの姿を見た玩具達は、直ぐにそれぞれの立場を理解し合って、それぞれその立場を受け入れたのよ。
 私はこの家族を更に計画通りに仕上げる為、場所をリビングに移す事にした。
 私がテラスの椅子から立ち上がると、毬恵は直ぐに四つん這いの姿勢で、私と椅子の間に移動する。
 毬恵が肩で椅子を押しながら、私の膝の後ろに来ると、私はそのまま腰を下ろす。
「晶子、行くわよ」
 私が晶子に声を掛けると、啓一が直ぐに晶子の横で四つん這いに成った。
「はい、お姉様」
 晶子は私に返事を返して、啓一の背中に跨り、バイトギャグから伸びる手綱を握る。

 私が毬恵の髪の毛を掴み、アナルを穿りながら踵で脇腹を蹴り上げると
「あごぅ…奉仕穴が蕩けそうです…あう、あん、はぁ〜〜っ、気持ち良いです…、由梨様〜…毬恵逝きそうですぅ〜」
 毬恵はプリプリとお尻を振り乱し、涙声でよがりながら私をリビングに運び始めた。
 毬恵の直ぐ後ろには、晶子が啓一に乗って着いてくる。
 啓一の目の前には、愛液を溢れ出す母親のオ○ンコが丸見えの筈。
 母親のオ○ンコを見て、欲情できるようになったら、啓一も道具として一人前なんだけど、まだまだみたいね。
 股間でブラブラ力無く揺れてる、チ○ポが情け無い限りよ。
 私の視線に気付いた晶子が、啓一に活を入れてるけど、役に立ちそうにも無い。
 まだまだ、この家族の常識は壊し甲斐があるわね。

 リビングに着くと毬恵の背中から、ソファーに移動する。
 背中を預けると同時に、いつものように足を上げたら、毬恵が素早く平伏しながら位置を調整して、私の足を受け止めようとした。
 左足を真っ直ぐ毬恵の背中に降ろし、右足は毬恵の後頭部に載せる。
 毬恵は思いもよらなかったのか、ゴンと音を立てて額を床にぶつけたわ。
 きっと、高い鼻も真正面から床に押しつけられ、無様に潰れてるんでしょうね。
 だけど、毬恵は微動だにせず、私の言葉を待っている。
 もう完全に、諦めたのかな。

 私は晶子に視線を向け、手招きをして呼びつける。
 晶子は啓一の背中から素早く降りて、私の足下に跪いた。
 私は毬恵の上から足をどけると
「晶子。お前の母親に、お前の身体を見せて上げなさい」
 晶子に命令した。
「はい、お姉様。ママ良く見て、これが今の私よ」
 そう言って、立ち上がり毬恵に向かって身体を晒す。
 毬恵は私の晶子に対する命令を聞いた時に、身体を持ち上げ晶子を見ている。
 晶子は足を肩幅に開いて胸を反らせ、奴隷に変えられた姿を毬恵に見せつけたわ。

 毬恵は、愛娘の変わり果てた身体をジッと見詰めている。
 晶子はそんな毬恵に、乳房を支え持ち
「これは、お姉様の奴隷にして頂いた証拠のピアス」
 振動球の付いたリングピアスを示して、毬恵に説明を始めた。
 両手を乳房から離すと、滑らかなお腹を通って恥丘を指さし
「これがお姉様に頂いた、私の身分…。私は死ぬまでこの身分で生きて行くの」
 ピンク色に引きつった[奴隷]と言う焼き印を毬恵に見せる。
 晶子は更に無毛の頭を下げて
「奴隷には身体を飾る髪の毛なんか要らないから、お姉様に永久脱毛して貰ったわ。ほら、この文字も私の身分よ。[PUSSY DOLL]…オ○ンコ人形、性処理人形…そんな意味ね」
 毬恵に明るい声で説明した。

 外見を説明した後、晶子は肩幅に拡げた足を曲げ、M字開脚の姿勢を取ると
「このクリ○リスも、大きくしたんだけどお兄ちゃんに切り取られて、無くなちゃった。今はデベソみたいでしょ」
 股間を少し突き出して歪に変形したクリ○リスを指さし、説明を続ける。
「ほら、オ○ンコも今じゃこんなに開くのよ…。アナルも一緒に拡げたから、おちんちんもすんなり入るわ」
 左右の人差し指と中指をオ○ンコに、薬指と小指をアナルに差し込んで同時に拡げて見せた。
 毬恵の目には子宮口と直腸の中が、奥まで見えているでしょうね。
 晶子はそこまで説明すると、啓一に視線を向け
「全部お兄ちゃんが拡げたの。処女もお兄ちゃんに、破られちゃったわ」
 自分の初体験と二穴を拡張した相手を教える。
 流石にその言葉を聞いた時、毬恵の顔が少し驚きを浮かべ、視線を啓一に向ける。
 啓一はバツが悪そうに項垂れ、毬恵の目線から顔を背けたわ。

 私はそんな毬恵に、更に事実を教えて上げる。
「晶子のお腹の中にはね、啓一の赤ん坊が居るわ。今、妊娠3ヶ月よ」
 私の言葉に、毬恵は更に驚き、晶子を振り返った。
 まあ、驚いたのは毬恵だけじゃなく、啓一も相当驚いてた。
 晶子は自分の身体だから、うっすらと理解してたみたい、それ程驚かなかったわ。
 私は驚く毬恵を尻目に、晶子に視線を向け
「晶子は、これからまだまだ身体を改造して、私のご主人様のコレクションに加えるの。ご主人様に相応しい身体にして、躾も叩き込んで上げるわね」
 晶子のこれからの事を教えて上げた。
「あぁ〜っ、お、お姉様嬉しいです。お姉様のご主人様にお会いできるんですか? 本当に光栄です〜」
 晶子は身悶えしながら、私に感謝を告げる。

 私はニッコリと微笑みながら、晶子の頭を撫でて
「ほら、次は晶子の玩具を教えて上げなさい」
 啓一の立場を、毬恵に教えるように告げた。
「はい、お姉様」
 晶子はニッコリと笑い返して、啓一に向き直り
「ほら、こっちにおいで、お兄ちゃん」
 手綱を引っ張って、乱暴に啓一を呼び寄せる。
 啓一は、引っ張られるまま、晶子の横に這い進むと、身体の正面を毬恵に向けて、お座りの姿勢を取った。

 毬恵は自分に向き直った、啓一の姿を何の表情も浮かべず、只ジッと見詰めている。
 晶子の時もそうだったけど、毬恵は子供達の姿を見ても、とりわけ際だった感情を表さなかった。
 毬恵の心が読めなくなった私の目線が、刺すような視線に変わって行く。
 そんな中、晶子が楽しそうに、啓一の身体を毬恵に説明し始めた。
「お兄ちゃんはね、お姉様から私が貰ったの。今のお兄ちゃんは、私のバイブよ。生身の玩具…」
 晶子はそう言いながら、啓一のバイトギャグに付いた手綱を引き絞って、啓一の顔を上げさせる。
 啓一は自分の顔を引き上げられて、毬恵に顔を見せたわ。

 毬恵は啓一の無毛の頭を見て、額に焼き付けられた[チ○ポ奴隷]を見、更に視線を下げて、下腹部の[Human Dildo]の文字を読み取る。
 その目線は、何処か醒めていて、啓一を物のように見ていた。
 だけど、それまで無表情だった毬恵の目線が、ピタリと止まって釘付けになる。
 毬恵の目線が止まったのは、ピアスで貫かれ、異様なシルエットを誇示する、啓一の巨根だった。
 毬恵の視線に気が付いた晶子が
「あら、ママどうしたの? これが気になる?」
 クスクスと笑いを含んだ声で、啓一のチ○ポを足先で弄び毬恵に問い掛けると、左手に付けた腕時計型のリモコンを操作する。
 途端に、啓一のアナルでバイブレーターが動き始め、前立腺を刺激し、勃起が始まった。
「おふぅ〜、おほぉ〜〜〜っ」
 バイトギャグの端から、啓一の声が漏れ、啓一の逸物は力を漲らせる。

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