狂牙
MIN:作

■ 第2章 ゲーム24

 うん、本当に可愛くて良い子。
 それに気が付いて、自分でおねだりするなんて。
「大丈夫よ、お前には特別の痛みを考えて上げてるわ。でも、今はその時じゃないから、もう暫く今のままで居なさい」
 私はニッコリと微笑み、晶子の頬を撫でて上げた。
 そう、晶子に考えてるのは、もっと特別な痛み。
 普通じゃ、まず経験しない痛みよ。
 気が触れなかったら、本当に良いマゾになるわよ。
 だって、人間って、受けた痛みの経験で、本当の限界が出来るんだもの。

 晶子に器具を渡して、拡張訓練をさせていると、啓一と毬恵が浴室から戻ってきた。
 毬恵はウットリとした顔で、背中に啓一を乗せ四つん這いで戻ってくる。
 啓一の体重は、70kgを越えてるから、毬恵はふらついていた。
 その度に、啓一に大きなお尻を平手で打たれ、派手な音を立てさせてる。
 啓一は一切手加減していなかったから、毬恵のお尻は、真っ赤に腫れ上がってたわ。
 毬恵は啓一に打たれる度、顔を仰け反らせて、鼻から甘い悲鳴を漏らしてる。
 半開きの口から、涎が垂れて相当気持ちが良いみたい。
 毬恵の這った後には、オマンコから流れ出た涎が、床を汚してるわ。
 あの様子じゃ、折角注いだ啓一の精液も、垂れ流しになってるわね。

 戻って来た毬恵のオマンコを確かめたら、案の定啓一の精液は殆ど流れ出てた。
 啓一に5発程注ぎ込ませて、子宮口をこじ開け、全部の精液を子宮内に流し込んで上げたわ。
 毬恵の子宮口に特殊なプラグで蓋をして、乳首の針を引き抜いた。
 針を抜いた痕は、3o程の穴が、オッパイの奧まで真っ直ぐ続いてる。
 当然熱で灼かれた傷口は、火傷を負ってるけど、この傷は治さないの。
 私は鞄の中から、長さ10p、太さ4oの金属棒を取り出し、毬恵に見せた。
 毬恵はそれを見詰めて、何処か嬉しそうに笑ったわ。
 金属棒の表面は、細かいヤスリのように成っていて、片側に直径1pの鉄球が付いている。
「屑。オッパイを出しなさい」
 毬恵に命令すると、毬恵は自分の想像が当たったみたいで、満面に笑みを浮かべ、両手でオッパイを突き出した。

 私は毬恵の乳首に開いた穴に、それをユックリと差し込んで上げた。
 途端に毬恵は目を固く閉じ、眉根に皺を寄せ
「あくぅ〜〜〜〜っ、あ、あはぁ〜〜〜…」
 熱い吐息を漏らす。
 本当は、こんな声が絶対出ない激痛が走ってるの。
 だって、火傷で爛れた傷口をヤスリが擦ってるんだから。
 しかも、その場所は感覚神経の多いオッパイよ。
 毬恵は両乳首に鉄球で止まるまで、押し込まれた責め具を嬉しそうに涎を垂らして見詰めてる。
 私は指先で、コロコロと鉄球を転がし、毬恵に使い方を教えて上げた。
 毬恵が一番喜んだ使い方は、オッパイの形が変わるまで強く鉄球を押し込み、奥底まで届いた金属棒をオッパイの弾力で元に戻す使い方だったわ。
 オッパイの形が戻るに連れて、ぞりぞりと傷口を擦り上げていく感触で、腰を何度もビクつかせていた。

 夢中で自虐オナニーをする毬恵を尻目に、私は啓一に針と蜜蝋の予備、それと綿棒を差し出して
「毎日綿棒で、膿を取り除いて。火傷の傷口が治り掛けたら、今日やったように針で灼いて上げなさい。それと、普段は抜いておいて、1日2回は使いなさい。旦那にバレ無いよう、夜はこのキャップで蓋をしなさい」
 穴の手入れ方法と毬恵の教育方針を教えた。
 啓一は私の言葉に頷いて、道具を受け取り平伏する。
 啓一が平伏したのを見て、毬恵が慌てて自虐オナニーを止め、啓一にならう。

 私は毬恵に視線を戻すと
「毬恵。お前の身体を変えなかったのは、お前には重要な仕事が有るからよ」
 毬恵に穏やかな声で告げた。
 毬恵は私の言葉にハッと驚き、一瞬考えて
「お、夫との…夜の勤めでしょうか…」
 平伏したまま、私に答える。
「それだけじゃないわ、お前は家族の全員が、今までと変わりないと思わせるの。毛程も旦那に勘付かせては駄目。その為に、お前は最大限の神経を使いなさい。少しでも疑いを持たれたら、お前はそれを速やかに修復するのよ。啓一を怒るのも、晶子を打つのも、私を罵るのも、必要と思う全ての事を許可するわ。お前の夫が居る間は、お前は今まで通り、この家のbQで私達を従わせるのよ」
 私が毬恵に最重要任務を伝えると、毬恵は驚いて顔を跳ね上げ、戸惑いを浮かべ、直ぐに意を決して強く頷き
「必ず、ご期待に添う事を命に掛けて誓います」
 思い詰めた表情で、床に額を擦り付けて誓った。

 私は最後に3人に向かい
「晶子と啓一はこれから退学手続きをしておいで、毬恵は晶子に保護者としてついて行きなさい。もう、学校なんか行く必要はないわ。お前達はこれから、どこに出しても恥ずかしく無い、奴隷としての調教が生活の全てよ」
 それぞれに指示を出し、平凡な日常の終わりを告げた。
 私の指示に
「はい、お姉様。了解致しました」
「はい、ご主人様。仰せの儘に」
「はい、由梨様。畏まりました」
 3人はそれぞれの返事を返して、床に頭を押しつける。

 第3段階の準備は終わり。
 ターゲット以外全員の思考の制御は完了して、感覚もある程度改造できた。
 ここからは、本格的な人体改造よ。
 爺さんに頼んで、飛びきりの加工をして貰わなくちゃ。
 これからこいつらは、完全に人間を辞めて玩具に変わるの。
 旦那に絶望を与える為の、醜悪で惨めな玩具にね。
 本当に楽しみだわ。

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