狂牙
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■ 第4章 回り始める舞台18

 川原が待ち合わせ場所に到着すると、白い清楚なワンピース姿の晶子が、所在なげに立って居た。
 その姿を見た川原は、ドキリと胸を高鳴らせる。
(何だ晶子ちゃん…。ほんの1〜2週間だぞ。会って無いの…。まるで、別人じゃ無いか…。本当に高校生か…)
 完全に女の魅力を開花させた晶子に、川原は息を呑んだ。
 川原の姿に気付いた晶子が、泣きそうな顔で頭を下げ、駆け寄って来る。
 大きな柔らかい乳房が、ワンピースの下で激しく暴れる。

 息を切らせた晶子が、川原の前に立ち再び頭を下げ
「おじさん本当にごめんなさい」
 謝った。
「い、いや…。別に構わないよ…。それより、相談って?」
 川原は、どぎまぎしながら、晶子に問い掛けると、晶子はうなだれながら
「あ…あの…。人に聞かれると…。どこか、人の来ない…静かな場所…無いですか…?」
 晶子はおずおずと川原に問い掛ける。
「えっ![人の来ない、静かな場所]って言ったら、ここら辺じゃ、ラブホテルぐらいしか無いよ…」
 晶子の言葉に、驚いた川原はすっとんきょうな声を上げて、晶子に告げた。
「人に聞かれ無ければ、私はどこでも構いません。お願いおじさん! 絶対に人に聞かれたく無いの…」
 晶子は、川原にすがり付き、涙を湛えた目を向け懇願する。

 晶子の甘い香りが、フワリと川原の鼻腔を擽り、理性を叩き潰そうとしたが
(いや…流石にこの子に手を出しちゃ不味いだろ! 息子の幼なじみで、多分惚れてる筈だし…)
 川原が思い止まり
「いや…ラブホテルは…」
 [不味い]と言いかけた言葉が
「お願い…おじさん…」
 か細い晶子の声で呑み込まれ
(は、話しだけなんだから…)
 自分に対する言い訳に変わった。

 川原は、晶子の肩を抱くと
「俯いて、顔を伏せて人に見られ無いように…」
 晶子に小声で告げ、歩き始めた。
 晶子は言われた通り、川原の身体に顔を隠して、付いて行った。

 ラブホテルに入ると、川原は晶子の身体から、手が放せなかった。
(な、何て柔らかさだ…。まるで、突き立ての餅…。いや、そんな生易しい物じゃ無い…)
 晶子の改造された肌の柔らかさに、目を剥いて驚く。
 そんな川原に晶子が顔を上げ
「おじさん…、聞いて…」
 先程の泣きそうな声とは、打って変わった熱を帯びた声で告げると
「ママね…。パパ以外の人の言いなりに成ってるの…」
 ゆっくりと核心を告げる。
(や、やっぱりか…。どんな奴が、あの奥さんを…)
 川原が考えていると、その思考を別の音が止める。

 ジーっとジッパーを下ろす音が響き
「私もなの…」
 晶子が言いながら、ワンピースを足元に落とした。
 川原の目の前に、晶子はパンティ1枚の白い裸身を晒し
「ママの素性に気付いた、川原のおじさんを[おもてなし]したいの…」
 晶子が熱を帯びた声で告げる。
 川原の視線は晶子の裸身に注がれ、思考が停止した。

 晶子はそっと髪の毛に手をやり、ウイッグをずらす。
 無毛の額に現れた[PUSSY DOLL]の焼き印を見て、川原が息を呑む間に
「私はママより完成された、肉人形です。どうかご堪能ください」
 晶子は川原に告げて、最後に1枚身に着けていたパンティを脱ぎ捨てる。
 川原の目は、晶子の股間に釘付けにされ、大きく見開かれる。
「あ…、晶子ちゃん…。それは…」
 晶子の垂れ下がった、クリチ○ポを指差し、絞り出すような声で問い掛ける。
「私の身体は、ご主人様の手でSEX専用の肉人形に改造して頂きました。どうぞ、お試し下さい」
 晶子の言葉が、その愛らしい唇から一音漏れる度、晶子のクリチ○ポが鎌首をもたげる。

 先程までの清楚な美少女は、今は妖艶な肉人形の微笑みを浮かべていた。
 川原の頭の中で、警鐘がけたたましく鳴り響く。
 川原の理性は、晶子の身体が通常では成し得ない物だと気付き、その危険性を告げる。
 しかし、川原の興奮と欲望は、それを片隅に追いやり、耳を貸させなかった。
 川原が晶子の身体にむしゃぶり付き、乳房に手をあてその弾力に目を剥き、指先に力を込める。
「あふぅ〜…」
 晶子が眉根にしわを寄せ、熱い吐息を官能の声と共に吐き出すと、川原の理性は音を立てて千切れ飛び警鐘が根元から消える。

「あ、晶子ちゃん…。オッパイどうなってんの」
 川原は、張りの有るマシュマロのような乳房に顔を埋め、問い掛ける。
「おじさん…、吸って感じさせて下さい。もっと柔らかく成ります」
 晶子が妖艶な微笑みを強め、川原に告げると、川原は晶子の乳首を口に含み舌で転がす。
「う、う〜ん。あはぁ〜ん…、おじさん、おじさん…。もっと、もっと強く、激しくして下さい〜…」
 川原の頭を掻き抱き、乳房に押し付ける。
 川原は言葉通りに、激しく舌で転がし、強く乳首を吸い、歯を立て甘噛みする。
「うく〜ん…、あっ、あっ、気持ち良い…。おじさん、気持ち良い〜…」
 晶子の身体が、薄くピンクに染まると、川原の乳房に押し付けていた顔が、クニュっと乳房にめり込んだ。

 驚いた川原が、晶子の肩に手をあて、起きようとすると、その手が異様な弾力を感じる。
(な、なんだ、この身体は! 何て柔らかさ! 何て弾力なんだ! それに、この肌の肌理…。極上の陶器で出来た水風船…。こんな肌が、この世に有ったのか…)
 驚きの連続で、川原の思考は、晶子の身体に集中する。
 ヤワヤワと蠢く手が、いつの間にか川原の衣服を脱がせ、全裸にすると
「おじさん、私にご奉仕させて下さい〜…」
 晶子がおねだりした。

 呆然とした川原が、壊れた玩具のように、首を縦に振ると、晶子の身体が川原と入れ替わり、上にのし掛かる。
 晶子が悪戯っぽく笑うと、腰をくねらせ、ギンギンにいきり立った川原のチ○ポを呑み込む。
 その感触は、今迄感じた事が無い物だった。
 強いて言うなら、大きく開いた口に、奥まで一挙に含まれ、いきなり全体で包み込まれたような感触。
 あの擦り上げる感触とは、全く違う快感に、強い射精感を感じたが
「おじさん…、まだこれからよ…」
 晶子が悪戯っぽい笑いを強め、膣口を締め上げた。
「うおっ!」
 川原が、呻きを上げて目を剥く。

 晶子の膣口は、ペニスバンドのように固く締め上げ、射精を押し留める。
 晶子はクスリと笑い、ゆっくりと身体を川原に被せて、密着させる。
「おおぉ〜…」
 川原の口から、感嘆の声が漏れた。
 至福の肉布団に、思わず漏らしてしまった物だった。
 だが、その声は晶子の次の動きで、更に1オクターブ跳ね上がって続く。

 晶子の腰がクネクネと淫らに動き、オ○ンコがチ○ポをヤワヤワと締め上げる。
「おほおぉ〜…」
 チ○ポを複雑に締め上げ、腰のグラインドでストロークさせる晶子の攻撃で、川原は直ぐに切羽詰まって
「あ、晶子ちゃん! 駄目だ、我慢出来ない!」
 弱音を上げると
「おじさん。中に…、中に出して! 晶子のオ○ンコに、おじさんの精液注いで下さい〜…。私は、妊娠しない身体なの〜…。晶子の子宮は精液タンクなの〜…。子宮を下ろすから、全部中に注いで下さい〜〜〜…」
 晶子が興奮した顔で、川原に宣言すると、いきなり川原の亀頭がニュルりとした感触に覆われ、吸い上げられた。
「うおっわ!」
 川原はその感触で、思わず仰け反り、同時に射精した。

 ドクドクと晶子の子宮に、文字通り精液を吸い上げられ、川原は荒い息を吐きながら、驚愕の表情を晶子に向ける。
「あくん…、あん…、はぁ〜…。おじさん…、どうです? 肉人形の晶子のオ○ンコ…。気持ち良かったでしょうか…」
 晶子の問い掛けに
(な、なんだ…この子…。何て身体なんだ…。こんなSEXされたら、俺は二度とこの子から離れられ無い…。いや、もう無理だ! 俺は、この子の為なら、死んでも良い)
 川原は恐怖すら覚えながら、強く晶子に魅了された。

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