狂牙
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■ 第4章 回り始める舞台19

 強い射精感の名残を感じながら、川原のチ○ポが硬度を無くし始める。
「晶子ちゃん…、こんなに気持ち良かったの初めてだよ…。これからも、おじさんと仲良くできるように、晶子ちゃんから頼んでくれないか? 晶子ちゃんを自由に使えるなら、おじさん死んでも良い」
 川原は嫌らしい笑顔を浮かべ、晶子に告げた。
 晶子はそんな川原の言葉を聞き流し
「おじさん…、もう1回…。晶子で気持ち良く成って下さい…」
 甘えるように川原に密着すると
「いや、流石にそんな年じゃ…」
 川原が否定しょうとするが、その言葉は次の瞬間、何度上げたか分からない驚きに飲み込まれた。
 晶子のオ○ンコの刺激で、川原のチ○ポが硬度を取り戻す。

 再び勃起したチ○ポを晶子が擦り始める。
 その刺激は、先程の物と異なり、膣壁が纏わりつくように絡み、子宮口が締め上げ、子宮壁が亀頭の先端を擦る。
「あく〜ん…、あん…、はあ〜〜ん。晶子のオ○ンコ、気持ち良い〜…、精液タンクの中で、おじさんの精液、グジュグジュ言って、晶子の牝汁と混ざり合ってる〜…」
 晶子の興奮が増し、擦り合わせる乳房が2人の身体の間でひしゃげ、ヌルヌルとした感触が川原の胸に広がる。
 まるで愛液かローションをぶちまけた感触に、川原が訝し気な表情を浮かべると、晶子の手が川原の脇の下を通り、二の腕を抱え込むようにくぐって、両手首を掴む。

 川原は、仰向けで万歳するような格好で晶子に手の自由を奪われた。
「晶子ちゃん…、どうしたんだい? おじさん、腕を動かせないよ」
 川原は、この華奢な女子高生の束縛に笑顔を浮かべ、優しく告げると
「おじさん…。私ね、興奮しちゃったの…。それにね、この身体を普通の男の人に使った事が無いの…」
 晶子がうっとりとした表情で川原に告げる。
 その時川原は、晶子の口腔内に歯が1本も無い事に、初めて気が付いた。
 川原が、ギョッと目を剥くと、川原の胸板に微細な振動が走り始め、川原の身体を刺激し始めた。

 晶子はニッコリと邪悪なサディストの笑顔を川原に向け
「だから…。おじさん…、思い切り使わせて…」
 川原に告げる。
 川原は、晶子の異常性に初めて目を向け、全身の血が引いて行く。
 海綿体からも血液が抜け、チ○ポが力を無くす中、川原が身をよじり、晶子の拘束から逃れようとするが、細く華奢な女子高生の手は、 川原の手首をしっかりと掴んで離さない。

 この時初めて、川原は、晶子が自分と同じ腕力を持っている事に気が付いた。
「は、離せ! 何をする気だ!」
 川原が蒼白の顔で、晶子に詰問すると
「良い事…」
 ぼそりと呟き、オ○ンコを締め上げ、川原のチ○ポを勃起に導く。
「うわっ! 止めろ! 止めてくれ〜〜〜っ…!」
 悲痛な川原の言葉に
「うふふっ。さっきご主人様の事を聞いたわよね? 私達は、まだ知らないの…。未熟な私達は、ご主人様に使って頂くために、由梨お姉様に改造して貰い、教育して頂いたのよ…」
 晶子が歌うように、ウットリとした表情で川原に告げる。

 川原は顔を引きつらせ
「ゆ、由梨お姉様? あ、あの家政婦が、お前達を変えたのか…! い、いやちょっと待て。な、何で俺にそんな事話すんだ!」
 晶子の話を聞いて、その内容に後悔しながら問い掛けると
「くふん、あ、あ〜ん…。おじさんのおちんちん、美味しいわ〜…。肉人形の精液タンク、ビクビクするの〜…」
 晶子が、楽しそうに囁き
「おじさん…。さっき、[死んでも良い]って言ったわよね? 人間の限界って、どこに有るのかしら?」
 妖艶な目線で、口角を三日月のように引き上げ、凄惨な微笑みを浮かべる晶子。

 ウッと咽せたように喉を鳴らすと、晶子は口の中から、デロリとピンク色の舌を吐き出した。
 その長さ、20cm。
 団扇状に広がった、先端部分が、川原には質の悪い夢のように思えた。
 晶子の顔が、川原の顔に近付き、舌が川原の頬を舐める。
 ゾリっと頬が鑢で擦られような感覚に、川原の総毛が逆立つ。
 その間も、晶子のオ○ンコは、複雑な動きで川原のチ○ポに絡み付き、精液を絞り上げようとする。
 川原の心理状態は、快感を感じるどころでは無いが、身体は圧倒的な快感に呑み込まれて行く。
 晶子はこの時点で、もう身体の機能を隠そうとせず、存分に使い始める。

 強化された柔軟性は、腰から下を鞭のようにしならせ、上がった筋力が、素早く正確な動きを実現させる。
「くう〜! が、がはぁ〜ぎぐぅっ! ぎぎぎぐぅ〜っ! ぎゃひっ!」
 川原は、獣のような声を上げ、あっという間に果てた。
 そのまま3発目と4発目を絞り取られた川原は、流石にオ○ンコの刺激だけでは、勃起しなく成った。
 荒い息を吐く川原に
「おじさん…、もう終わりだと思う? でもね、まだまだなの…。これからが、本番よ」
「や、止めろ! もう…止めてくれ!」
 川原の悲痛な叫びを聞きながら、晶子の左手の中指と薬指がヒラヒラと揺れる。

「あはぁ〜ん、あぁ〜…。やっぱり…これ、気持ち良いぃ〜…」
 晶子が顔を真っ赤に染め、恍惚の表情を浮かべる。
 ズルズルと晶子のアナルから、白い尻尾が現れ、お尻の上でゆらゆらと揺れ動いた。
「な、何だ! 何をする気なんだ!」
 川原は、恐怖に目を見開き、晶子の尻尾を凝視する。
 晶子がニンマリと笑い、左手の二指を動かすと、川原のアナルを圧迫感が襲う。
「おじさん…、力を入れると痛いだけよ。さぁ力を抜いて…、気持ち良くして上げるから…」
 晶子の妖しい声が、川原の耳に届くと、ミリミリと川原のアナルが押し広げられた。

「ギャーーーッ!」
「あくぅ〜〜〜ん」
 一際大きな川原の悲鳴と晶子の淫声が、絡み合う。
「あぐっ、あぐぅっ!」
 川原が初めて感じる、肛虐の感覚。
「ほら…、ほら…、ほら、ここよ…」
 晶子が楽しそうに呟くと
「うくぅ!」
 川原の頭が仰け反る。

 晶子の尻尾の先端が、川原の前立腺を刺激した。
 川原のチ○ポが強制的に勃起させられ、晶子のオ○ンコが締め上げ、精液を絞り取る。
 川原は、身動きが取れ無いまま、何度も射精させられた。
 川原は、強姦され泣き喚く女のように、涙を流し[止めろ]と叫び、晶子は陵辱者の笑みを浮かべ、川原を犯す。
 やがて、川原の口から白い泡が吹き出し、直ぐにそれに血の赤が混ざり始めた。
 川原の身体が小刻みに震え、目を見開いたまま、動かなく成る。
 晶子が身体をズラせ、胸に耳をあてると、川原の心臓は活動を止め、何一つ音がしなかった。

 晶子はニッコリと笑みを浮かべると、川原のアナルから尻尾を抜き取る。
 立ち上がって川原の顔を跨ぐと、大きく開いた口の中に、子宮内に溜めた物を一気に注ぐ。
 それは、川原の精液と血と晶子の愛液が混ざりあった液体だった。
「お姉様を困らせるから、こう言う目に遭うのよ」
 晶子は川原の死体に静かに告げ、身繕いを始める。

 葛西家の3人には、最早殺人に対する禁忌も無い。
 3人に有るのは、ただ由梨に服従する事だけだった。

◆◆◆◆◆

 良顕は、川原と前田の死を葛西家の3人から知らされた。
『前田さんのご主人の廃棄処分終わりました』
 鞠恵が由梨に報告した1時間後
『身体の使用テスト終わりました。川原のおじさんぐらいですと、死ぬまで絞り取るのに30分程です』
 晶子が報告する。
『あら? そんな事して来たの。証拠は残さなかったでしょうね?』
 白々しい由梨の問い掛けに、3人は無言で首を縦に振る。

 良顕は、モニターを無表情で見詰めながら、自分の甘さを悔やんだ。
「打つ手が無く成った…」
 大きな溜め息を吐き、ソファーに身を投げ出す。
 乙葉は、唇を引き結び、心配そうな眼差しで良顕を見詰める。
 良顕の足元には、先程乙葉と優葉に死ぬ程怒られた、千佳がシュンとして正座している。
 良顕は、ソファーの背もたれに、身体を預け、頭をそらし、右手の平を顔にあて、両目を閉じて微動だにしない。
(無くなった…。もう、本当に打つ手が、綺麗に消えた…。川原達は、死に…。近藤君は、介入させられ無い…。晃の申し出も、今と成っては裏目だな…)
 考えを巡らせる良顕に、乙葉、優葉、千佳の深刻な姿勢が集まった。

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