狂牙
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■ 第6章 狂った牙21

 一也との会合を果たした次の日、良顕に徳田から通信が入る。
 良顕は、その通信をコントロールルームで受けた。
 モニターには、時折ノイズが走る画面に、徳田の好々爺然とした顔が映ってい
る。
『先ずは、新支部長様にご挨拶しますかな。ご就任おめでとう御座います』
 バストショットの徳田が、小馬鹿にした薄笑いを浮かべながら良顕に口火を切ると
『私どもの方から、本来は出向くのが筋なのでしょうが、なにぶん年な物ですから、ここは私達の関係で大目に見て下さい。ここまで、ご立派に成られる貢献を、多少成りともお手伝いした仲でね…』
 口元を抑え噛み殺した含み笑いを上げ、良顕に続けた。
 良顕の顔から、スッと表情が消え
「言いたい事はそれだけか…? なら、俺の用件を告げよう…。徳田、俺はお前に[ゲーム]を申し込む…」
 良顕が徳田に宣言する。

 だが、徳田は惚けた顔で肩を竦め
『おやおや、新支部長様は気が短いですな? 私の話には、耳も傾けては下され無い…。折角、就任祝いにプレゼントも用意したのに…』
 軽い口調で良顕に話し始めた。
 良顕の頬が、ピクリと跳ねると
『ほら、涼子こっちに来い…』
 徳田が画面の外に向かって、手招きして呼びつける。
『はぁいぃ〜〜〜っ、ご主人様〜…ただいま、参りますぅ〜〜〜っ…』
 スピーカーから懐かしい声が、媚びを含んで徳田に返事をした。
 チャリ、チャリと鈴の音が聞こえる中
『おくぅ〜〜〜ん、はん、あぁ〜〜〜ん』
 涼子の物とは違う淫声がスピーカーから流れ、良顕の心をささくれ立たせる。

 良顕の奥歯が[ギリッ]っと軋むと、徳田の視線が足元に落ち、画面がズームアウトして全体像が映し出された。
 徳田は1人掛けのソファーに腰を掛け、手を近付いて来た涼子に翳している。
 涼子の身体は、相も変わらずデフォルメされたままで、大きなお尻と乳房をユラユラと揺らして、徳田に媚びを売っていた。
 そしてその腰の上に、手足の無い香織が乗っている。
 香織は涼子の腰に巻かれた革ベルトの上に、固定されていた。
『涼子、香織。あのカメラに向かって、ご挨拶しなさい。お前達の、新しい飼い主がこの向こうに居られる。精一杯可愛がって貰える挨拶をするんだぞ』
 徳田が涼子と香織に告げると
『あふぅ〜〜〜ん。解りましたご主人様ぁ〜〜〜ん…、変態牛の涼子が、ご挨拶致します〜〜〜っ…』
 涼子は腰をくねらせ、切なそうに徳田に答える。
『あひゅぅ、あん、あはぁ〜〜〜ん。涼子…涼子〜〜〜っ…、気持ち良い〜〜〜。さあ…、2人でぇ〜挨拶するわよぉ〜…もっと、もっと腰を振ってぇ〜〜〜っ』
 背中の香織が涼子を呼び捨てにしながら、身体を前屈みにした。

 すると、香織の首輪に付いている鎖が、引き上げられ
『あきゅぅ〜〜〜っ! あん、くふぅ〜〜〜ん。あっ、あっ、ひぃ〜〜〜っ』
 大きな涼子のお尻が、跳ね上がり暴れ始める。
 画面の中の徳田が、いやらしい笑いを浮かべ、カメラに向かって顎をしゃくると、カメラは涼子の暴れるお尻をズームアップする。
 画面上に涼子の股間が映し出されると、涼子の動きの理由が分かった。
 涼子の尻尾の生えたお尻の直ぐ下から、3本の筒が飛び出しており、鎖に繋がっている。
 その内の2本は、500mlのペットボトル程の大きさが有る、ゴム製の筒だ。
 それが、涼子のアナルとオ○ンコから5p程飛び出し、蠢いている。
 最後の1本は、直径5p程の大型バイブで、尿道で暴れていた。
 鎖の端は、涼子の肥大したクリ○リスに嵌められた、リングピアスに繋がり、クリ○リスを引っ張っている。
 各バイブの底部には、スイッチが付いており、その目盛りは鎖に引き上げられ[MAX]を示していた。
 香織が身体を前に倒す事により、鎖が引き上げられ、涼子の下半身を刺激するように出来ている。

 カメラが動き出し、香織と涼子の結合部分を映し始めると、香織の淫声の意味が解った。
 香織が乗っているベルトは[鞍]だった。
 革製のボールのような構造で、香織のお尻1/3を支えている。
 鞍からは、4本のバイブが外から確認できた。
 アナルと、改造して作られた両足の付け根のオ○ンコからは、涼子と同じサイズのバイブが覗いており、恐らく外からでは見えない元々のオ○ンコにも、同じ物が入れられてる事は、容易に想像出来た。
 それ以外の固定具が見えない事から、それぞれのバイブを締め付け、身体を安定させているようだ。
 尿道も涼子と同じようにバイブが収められ、クリ○リスのリングピアスは、鎖で涼子の首輪に固定されている。
 香織の両乳首のリングピアスにも、鎖が繋がれその端は、涼子の鼻に取り付けられた鼻環の両端に繋がっていた。
 香織が身体を右に捻ると、涼子の鼻環が右に引かれ、涼子の身体が右を向き、香織が左に捻ると涼子は左を向く。
 まるで、その姿はカウボーイのロデオのようだった。
 そう、快感を引き出し合う、淫蕩極まりないロデオ。

 涼子と香織は顔を快感で蕩けさせ、舌を垂らしながら悶えている。
 そして、2人の快感が高まり始めると
『あきゅう〜…、あん、あひぃ〜〜〜…。ごしゅじんしゃま…ごしゅじんしゃまぁ〜〜〜…香織…、イッてもいいれすかぁ〜…、あん、もうらめれふぅ〜〜〜…がまん、できまひぇ〜〜〜ん…』
『んもぉ〜〜〜…、ぶもぉ〜〜〜…。ごしゅじんさまぁ〜〜〜ん…、涼子…イッちゃいまふぅ〜〜〜…らめぇ〜、もう、らめれふぅ〜〜〜…、めすじる…、ぶちまけたいのぉ〜〜〜…オ○ンコから…めすじる、ビシュゥってとばしたぃ〜〜〜…。おひっこも…おひっこももらしましゅぅ〜〜〜…』
 徳田に向けて、懇願した。
『よしよし、じゃぁ思う存分逝って、新しいご主人様にお前らの挨拶をしろ』
 徳田が2人に許可を出すと、2人は身体を痙攣させながらも、暴れ続け
『きゃふっ、きゃふっ、くひぃ〜、くひぃ〜〜〜っ、イクっ、イッちゃう、マゾだきまくらの香織…、イッちゃいますぅ〜〜〜っ、あぎゅっ、ひゃぁ〜〜〜ん…』
『ぶもぉ〜〜〜〜っ、ぶもっ、もぉ〜〜〜〜っ、くるっ、くるのぉ〜…、あっ、あっ、イッちゃう〜っ、マゾかちくめすうしの涼子…、イクぅ〜〜〜ん…ぶも〜〜〜〜っ…』
『『へんたいマゾの〜〜〜、おもちゃしまいです〜〜〜っ…どんな〜めいれいにも〜ふくじゅ〜します〜。よろしくおねがいしましゅ〜〜〜っ…あきゅう、イク〜〜〜!』』
 涎を垂らしながら、オ○ンコと尿道から液体をスプレーのように噴き出し、連続で極め続ける。

 涼子の四肢から力が抜け、ペタリと床に倒れ込むと馬鹿みたいに肥大された乳房が床に押しつけられ、身体の横からはみ出した。
 その途端、2人は大きな悲鳴を上げ、目を向いて全身を引きつらせる。
『馬鹿共が、誰が[伏せ]を許可した。電撃の事を忘れたか…』
 徳田が楽しそうに、涼子に告げると
『あぐぅ〜〜〜っ! 馬鹿牛涼子! 早くオッパイを浮かせなさい〜〜〜っ!』
 香織が身体を後ろに反らせ、涼子の鼻環を引き上げた。
『ひぎぃ〜〜〜っ! も、申し訳御座いません〜〜〜ただいま、ただいま立ち上がります〜〜〜っ!』
 涼子の首が限界まで反り、美しい顔を天井に向ける。
 上を向いた涼子の顔は、鼻と電撃の痛みで歯を食いしばり、謝罪を口にしながら震える四肢に力を込めた。
 カメラがアングルを下からに変え、涼子の乳房を映し出すと、涼子の両乳首には1sは有りそうな、鉄の輪が嵌り、そこから伸びた電線が鞍に呑み込まれている。
 鞍の中にはスタンガンが仕込まれ、涼子の乳首の鉄輪が床に押しつけられると、スイッチが入るようになっていた。
 涼子が何とか身体を四つん這いに戻すと、2人は荒い息を吐きながら、グッタリとする。
 その全身は、冷や汗と尿と涎と愛液でベトベトに濡れていた。
 そんな2人を見た徳田が、パンパンと手を打ち鳴らすと、ジャラジャラと何かが音を立てて、近付いて来る。

 カメラが徳田のバストショットに変わり、ニンマリと笑う顔を映すと
『今からお見せするのは、半年前に手に入れた雑巾です。躾には時間を掛けましたが、外科的手術は入れておりません…』
 徳田は楽しくて仕方が無いと言わんばかりの声音で、良顕に告げた。
 そして、徳田の言葉が終わると、カメラはパンして[音の元]を映し出す。
 その映像を見た瞬間、コントロールルームに[ヒッ]と息を飲む声が、いくつも響いた。
 そこには、ガリガリに痩せた女性が1人、四つん這いの姿で映っている。
 音の正体はその女性に取り付けられた、4本の鎖だった。
 鎖の太さは、輪を形作る鉄の直径が1p程の大きな物で、良く重機を固定する時に使われる頑丈な物だ。
 その鎖の中でも一際長い1本は、両手首の枷に固定され、乳房の真ん中を貫通していた。
 2m程の鎖が、女性の腕から乳房を突き抜け、胸の谷間で垂れ下がり、逆の腕に固定されている。
 その重さは10sを越えている筈で、女性の乳房の穴は大きく伸びきっていた。

 そして、足首に嵌められた枷から伸びる鎖は、女性の小淫唇に取り付けられ、膣口が完全に開ききっている。
 大淫唇には恐らく鉄球でも入っているのか、真下にダラリと伸びて、先端には直径3p程の球体の姿が認められた。
 そして、酷いのはクリ○リスで、肥大させられた上に穴を開けられ、鎖の輪が直に通り、その端はオ○ンコに呑み込まれている。
 アナルには大きさから言って、馬用のクスコが差し込まれ、限界まで開かれS字結腸の入り口が見て取れ、直腸内には無数の煙草の吸い殻が残っていた。
 カメラが下がり、女性のオ○ンコの正面を映すと、クリ○リスの鎖がどこに繋がっているかが解る。
 クリ○リスの鎖は、女性の子宮口に付けられた金具に固定されていた。
 子宮口は金具により、大きく口を開いて子宮底部を見せ、鎖の重さで子宮自体が下がり、膣口の直ぐ近くに来ている。
 子宮内や直腸内のピンク色の粘膜には、様々な傷が有り、この女性がどんな仕打ちを受けたか、容易に想像出来た。

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