哀妹:芽衣
木暮香瑠:作

■ 二人だけの秘密4

 桂は、芽衣の太ももに手を掛け、M字に開く。
「やだ……、こんな格好……。恥ずかしい……」
「この格好のほうが入れやすいんだ。痛いのはいやだろ?」
 芽衣は、コクリと首を小さく縦に振った。何も知らない芽衣は、兄の言うことを素直に聞いた。桂の目の前に、まだ何も受け入れたことのない秘孔が濡れそぼっている。M字に開かれた股間で花弁が開き、中のヒダ肉を覗かしている。汚れを知らないヒダ肉が、愛液に濡れてピンクに輝いている。

「痛くても我慢できるか?」
「うん……。おにいちゃんとなら我慢する……」
 桂は、怒張の先端を秘唇にあてがった。濡れた秘孔は、怒張を飲み込んでいく。桂のカリ首が狭穴を広げていく。
「うぅ、痛っ……」
(だっ、だめ、入らない。あんなに太いもの……)
「痛いか? もう少しだ……」
「だ、だいじょうぶ。痛、痛くても……、おにいちゃんと、一緒だもん……」
 芽衣の口から出たのは、気持ちとは裏腹に強がりの言葉だ。桂は、芽衣の気持ちが変わらないうちにと思い、一気に怒張を繰り出した。
「ううっ……、痛っ……」
 芽衣の顔が、苦痛に歪む。芽衣は、歯を食いしばって、処女膜を破られる痛さを耐えた。

「気持ちいいよ……、芽衣のオマ○コ……」
「痛くないか?……きついよ……、締まってるよ、オマ○コが……」
「痛っ……、大丈夫……。おにいちゃんと…一緒だもん」
 芽衣は、痛さに耐えながらも、大好きな兄と一つになれたと言う喜びが、その痛さを我慢させた。
(おにいちゃんが、私の中に入ってる……。
 おにいちゃんと……いま……繋がってるんだ。……一つになってるんだ。)
 芽衣の胸を揉み、乳首を口に含む。桂の手で、芽衣の相乳が歪む。その先端のつぼみを舌で転がしながら、怒張を秘孔の奥に進めた。
「い、痛っ……痛っ」
 芽衣は、引き裂かれた膜を、桂の太い怒張が擦れるたびに苦痛に顔を歪める。桂は、欲望のおもむくまま腰を繰り出した。
「いいよ、芽衣のオマ○コ……。締め付けてるよ」
 桂は、処女の狭い秘孔の感触に酔いしれた。
「最高のオマ○コだ……、芽衣……」
「お、おにいちゃん……、やさしくして……」
 桂は、芽衣の言葉にはお構いなしに、腰を芽衣の恥丘にぶつる。口に含んだ乳首を舌で転がしながら、軽く噛んだ。そして、腰の動きを早めて、一気に攻め立てた。
「うう……、いっ、ううう……」
 芽衣の意識が一瞬遠のいた。痛さを忘れて声が出る。桂は、ありったけの精液を芽衣の中に放った。桂の怒張が、処女の証である鮮血交じりの愛液に濡れていた。

「このまま、裸でいよう」
 桂は、終わった後も、芽衣に服を着ることを許さない。
「でも、はずかしい……。夕食も作らなくちゃいけないし……」
「裸でも、寒くはないだろう? かあさんは、10時ころまで帰ってこないよ。
 締め切りが近いから、10時に帰れるかも危ないな……。朝、そう言ってただろ?」
「う、うん……。でも、恥ずかしい……」
「芽衣の身体、もっと見ていたいんだ。すごく綺麗だよ……、芽衣の裸……」
 桂は、芽衣の胸と股間に愛撫を続けながら言った。もっと見ていたいという兄の一言が、裸でいることを芽衣に決心させた。
「今日のことは、誰にも内緒だぞ。二人だけの秘密だぞ。俺たち、一応は兄妹なんだから……」
「うん……。誰にも言わない……」

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