哀妹:芽衣
木暮香瑠:作

■ 二人だけの秘密6

「テーブルに手を着けよ。芽衣」
「いや、こんなとこで……」
(おにいちゃん、後ろからしようとしてるんだ……)
「だめ……、こんな格好……。芽衣、イッ、イヤ……」
 桂は、無理やり芽衣に手をテーブルに着けさせ、芽衣の腰を自分の方に引き寄せた。芽衣は、お知りを突き出すような格好になった。芽衣の花唇が突き出され、わずかに開いている。その下で、繊毛も愛液に濡れて纏まっている。
「だめよ、こんな格好で……。するならベッドに連れてって、お願い……」
「何いってんだ。こんなに濡れて、受け入れ準備OKって感じじゃないか。太ももにも伝ってるよ」
「う、うそ……。だめだよ……、こんなこと……おかあさんが帰ってきたら……」
「まだ、帰ってこないさ。やりたい証拠だよ、こんなに濡らすのは。淫乱な妹だな、芽衣は……」
「ち、違うもん。芽衣……、淫乱じゃない。おにいちゃんが好きだから……」
「俺も好きだよ。淫乱なオマ○コの芽衣が……」
 嫌がる芽衣の腰を両手で支え、桂は猛り狂う一物をあてがう。縦裂に沿って、亀頭でなぞる。芽衣の愛液と、桂の先走り汁が混ざり合う。
「だめぇ、入れちゃいやぁ……」
 芽衣は、腰を揺すって逃れようとするが、かえって桂の欲情を刺激した。桂は、腰をクイッと前に出すと、十分に濡れた秘孔は難なくそれを受け入れていく。グチュグチュと音をたて、怒張が飲み込まれていく。
「あ、ああっ……だ、だめっ、こんなのだめっ!」
 芽衣の腰をしっかり押さえ、桂は、グイッ、グイッと腰を押し出し、怒張を狭い秘孔に押し込んでいく。そのたび、グチュッグチュッと音を立て愛液が秘孔を溢れ出て、股を伝って流れ出す。
「すごい締め付けだよ、芽衣。獣みたいに犯されて、感じてるんだ……」
「うそ、うそだよ。こんな格好で感じたりしない!」
さっきまで処女だった芽衣の狭い秘孔を、桂の怒張が押し開いていく。
「ううぅ…、だめぇ、おにいちゃん……、こんな……」
(だめぇ……。いやぁ……。こ、こんな……、犬みたいな格好……)
 桂の怒張が、膣の奥まで達した。さっき、桂と結ばれたときは、痛さを我慢しながら、一つになれた喜びを感じただけだった。快感というものには程遠いものだった。
(へ、変……。何か変……。さっきと違う……)
「あン……、痛いよ、あハン……」
 芽衣の口から、声は漏れ出す。ヒリヒリする痛みの中に、今までとは違う感覚が芽生えていた。

 桂は、怒張を抜き差しし、膣穴の粘膜をカリ首でエグっていく。愛液が白く泡立ち、怒張に張り付いている。桂は、腰の角度を変えながら、芽衣の性感帯を探っていく。
(ああん、何なの? この感じ……、変になっちゃう……)
 芽衣は、顔をテーブルに付き伏し、爪先立ちになり腰を高く掲げる。丸いお尻がヒクヒクと震えだした。
「う……あううん……」
 芽衣は、頭を仰け反らし、声を上げた。
「ここが感じるんだ、芽衣は……」
 桂は、怒張で秘孔の奥を責めながら、前屈みになって砲弾型になった相乳を、牛の乳を搾るように強く揉む。
「芽衣、感じてるんだろ? イク時は、ちゃんとイクって言うんだぞ」
「ああん……い、いやっ……恥ずかしい」
「ちゃんと言わないと止めるぞ、いいのか?」
「あ、ああ、だめっ……」
(ど、どうして、こんなに……。感じちゃうの?)
 桂は、腰の振りを早め、一気に攻め立てた。尖りだした乳首を摘み、コリコリと転がしては、相乳を揉みしだく。
「あ〜ん。あ、あ〜ん……変、変になっちゃう、お、おにいちゃん……」
 桂が、濃いミルクを芽以の膣穴奥深くに放つと同時に、芽衣の身体が跳ねた。喉を伸ばし、頭を仰け反らしながら、痙攣するように震えた。
「あああぁぁぁ……い、い、ぃぃぃ………」
 恥ずかしがる芽衣は、声を噛み殺しながら喘ぎ声を上げ、絶頂を迎えた。

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