哀妹:芽衣
木暮香瑠:作

■ 兄だけに捧げた身体1

 芽衣は、4人に口を汚された失意の中、家に帰った。喉の奥には、ネバネバしたものが張り付いた感触が残ったままだ。身体中を弄られた手の感触も残っている。今誰かに触られたら、声が出てしまうだろう。

 リビングでは、芽衣を桂が待っていた。芽衣は、桂の顔を見たと間、今まで押さえていた感情が一度に溢れ出た。芽衣は、涙を流しながら桂の胸の中に飛び込んだ。
「ううっ、お、おにいちゃん……」
「どうしたんだ、芽衣。何かあったのか?」
 桂は、芽衣をギュッと抱きしめてやる。
「ううん、何でもない。おにいちゃんに抱きしめて欲しかったの」
 桂は、手を芽衣のスカートの中に差し入れ柔らかい尻肉を揉む。芽衣の身体が、一瞬ピクッと動く。下着を着けていないのだ。下着は、男子部員たちに差し出していた。
「芽衣、すぐにでもやりたくてパンティー脱いできたのか? オマ○コ。グショグショだぞ」
 桂は、指を芽衣の亀裂に這わした。恥丘に茂った繊毛は、愛液に濡れ指に纏わりついてくる。
「あン……あハン……」
 桂の指が亀裂と這うたび、芽衣の口からは、声が漏れる。身体の奥には、体育館でザーメンを飲まされ、身体を愛撫された余韻が残っている。兄に抱きしめられ、残っていた官能が一気に目覚めた。桂は、芽衣の夏服のブラウスのボタンを外しながら言った。
「芽衣、そんなにしたいのなら、まずはおしゃぶりだ」
「は、はい……」
 芽衣は、虚ろな瞳をした顔をコクリと肯かせた。素直に桂の足元に膝ま付き、桂のズボンのベルトをはずし怒張を取り出す。怒張はすでに十分に大きくなっている。
「おにいちゃんのおチ○ポ、芽衣、おしゃぶりします」
 芽衣の口の中には、4人のザーメンのネバネバと喉に張り付く感触が、まだ残っていた。芽衣は、体育館で4人の怒張を咥え込んだことを一刻も早く忘れたかった。兄の怒張を咥え奉仕することで、数時間前の記憶を忘れれる気がする。兄への口唇奉仕が、嫌な感触を洗い流してくれるような気がした。家の中だということと、兄が相手ということが芽衣を無防備にさせる。体育館での官能の余韻に染まった桜色の肌が露出している。ブラウスがはだけ、相乳が露出し、捲れたスカートからは相尻を覗かせながら桂の怒張に唇を近づけていった。
「はあ、はああ……、大好き、おにいちゃん」
 明るいリビングで、芽衣は桂の怒張に舌を這わしていった。
「おにいちゃん、大好き。何もかも大好き……」
 芽衣は、唾液を塗した怒張を口に含んでいった。明るいリビングで、紅潮した肌を露出し、兄へのフェラチオに酔いしれている。その卑猥な情景を気にする余裕もないほど、芽衣は一心不乱に桂の怒張に口唇奉仕する。芽衣は、頬をへこませ桂の怒張を吸う。艶々の唇に、芽衣の唾液でテカテカと黒い光を放つ砲身が出入りする。
「ううん、あンン……うふん……」
 芽衣は、カリにサオに舌を絡ませながら顔を前後に揺すった。はだけたブラウスから、ブラジャーをしていない相乳が上下に揺れている。桂の怒張は、さらに大きくなり芽衣の唇を押し広げていった。
「ううん、うンン、ううん……うううん……」
 芽衣は、頬を艶やかに紅潮させ、口唇奉仕していった。
「芽衣、そろそろオマ○コに入れてやる」
「ううん、いいの。くっ、口に出して……。飲ませて、おにいちゃんのミルク、飲みたいの……」
 芽衣は、4人のザーメンで汚された口のままでいたくなかった。
(ああ、おにいちゃんのミルクで、芽衣の口の中……、清めて……)
 愛する桂のミルクを飲むことで、汚された口を兄のために使うことで、自分の身体は兄だけのものだと思い込みたかった。桂は、芽衣の頭を両手で押さえ、腰を振り込む。怒張が芽衣の口の中でピクピクと跳ねる。
「飲ませてやる、芽衣。全部飲むんだ、全部……」
 桂は、芽衣の喉の奥深くにありったけのザーメンを放った。芽衣の喉がゴクリゴクリと動く。濃いミルクが芽衣の喉を流れていく。
(おにいちゃんのミルクだわ。全部飲む、飲むよ、……、全部忘れさせて……)
 芽衣は、ミルクを搾り取るように桂の怒張を吸った。
(ああっ、いい……。いい……、イっちゃう………)
 芽衣は、桂のミルクを全て飲み干すと同時に絶頂に達し、桂の足元に崩れ落ちた。
(はあ、はあ、はあぁ……、おしゃぶりだけで……、イッ…ちゃっ…た……)
 芽衣はそのまま気を失ってしまった。

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