哀妹:芽衣
木暮香瑠:作

■ 羞恥一日奴隷1

 芽衣は、ベッドの上に縛られて転がされている。胸の上下を縄が走り、張りのある相乳が絞り出されている。足はM字に広げられ縄が掛けられていた。桂は、バイブを使い芽衣の股間を責めている。
「ああん、いや……、おもちゃなんか使わないで……」
 バイブの振動が、芽衣の柔肌を刺激しながら滑っていく。バイブは、縦裂から流れ落ちる淫蜜を広げながら動き回る。芽衣の繊毛が、愛液で恥丘に張り付いていく。
「芽衣、イきたいんだろ! どうして欲しいんだ?」
「おもちゃなんかでイきたくないの。お、おにいちゃんが……欲しい……」
「はっきり言わないと判らないな」
 バイブは、尖り始めた淫芽を嬲り始める。
「ひ、ひいいっ……そ、そこは、いやっ」
「気持ちいいんだろ。オマ○コがヒクヒクしてるぞ」
「あはん、おにいちゃんのいじわる……。おにいちゃんがいけないんだ。おにいちゃんのをいれて……」
「どこにだい? なにを? どこに入れて欲しいんだ? バイブが欲しいのか?」
「ち、違う……。おにいちゃんの……、おチ○ポを……芽衣のオマ○コに欲しいの……。入れて、芽衣のオマ○コに……、お兄ちゃんのおチ○ポ……」
 口にするだけでも恥ずかしくなるような卑猥な言葉が、スラスラと出てくる。桂は、芽衣の言葉に満足したかのように、股間にそそり立つ怒張を芽衣の秘孔にあてがった。そして、一気に怒張を押し込んだ。
「ああっ、い……いい……、お、おにいちゃん、大好き……」
 桂は、両手を芽衣の胸にあてがい強く揉む。桂の掌の中で、芽衣の柔肉が形を歪ませる。芽衣は、兄の首に手を廻し、唇を求めて舌を出した。兄の舌が、芽衣に舌に絡んでくる。芽衣は、舌を兄の口の中に挿し込み唇を兄の唇に強く押し当て吸った。兄の唾液が、芽衣の口の中に注がれる。
「ううん、ううん……うう……、おいしい……」
 芽衣は、兄の唾液をおいしそうに喉の奥に流し込んでいった。

 桂は、芽衣の恥丘目掛けて腰を繰り出してくる。桂の怒張が、芽衣の秘孔いっぱいに膨らみ、挿し込まれてくる。グチョッ、グチョッと音を立て、肉棒が蜜壷を出入りする。
「あはん……、いい……。もっと強く……、もっと奥に……、奥まで挿して……」
 芽衣も、桂の動きに合わせ腰を振った。怒張をもっと奥まで咥え込もうと、背中を退け反らし、腰を突き上げていく。芽衣の腰が、左右に前後にとクネクネと揺れる。桂の怒張を膣壁の全体で味わおうとするかのように動いている。
「いい、いいの……。おにいちゃん、大好き……。おにいちゃんのオチ○ポ、大好き……」
 桂が腰の動きを早くする。
「い、イきそう……。あ、ああ、いいっ……ど、どうして、こんなに感じちゃうの」
 芽衣は、喉を仰け反らす。爪先が伸び、腰がピクピクと痙攣し始め、桂の怒張をギュッ、ギュッと締め上げる。身体中が、絶頂が近いことを告げている。

「芽衣! 芽衣! 起きなさい。お友達がみえてるわよ、起きなさい!」
 芽衣は、母の声で目が覚めた。窓からは、カーテン越しに夏の日差が部屋を明るく照らしている。
「ううっん、うん。夢だったの?」
 自分の見た夢の、あまりにも卑猥さに恥ずかしくなる。顔が真っ赤に染まった。芽衣の右手には、兄から渡されたバイブが握られていた。
(いやぁ、こんなもの持ってたから、あんな夢見たんだ……)
 芽衣は、バイブをベッドの上に投げ捨て、両手の掌で頬を覆った。頬の熱さが掌に伝わってくる。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊