三十路の性宴
一二三:作

■ 第一章 麦秋のホタル6

6、余韻。

子供が気に成るのかフーコが6時に目覚めました、もぞもぞして居ると傍らの剛が目を覚し、
「フーチャン起きてたの」
「今起きたとこ、昨夜は何も分らなかったわ、アーア、こんなに貼りついて乾いてる、恥ずかしいわ、洗って来ます」
 フーコのオマ○コ、肛門、口の周りには、昨夜の精液がべったり張り付いて乾いて居ました。其れを観た途端剛の珍棒は、アサマラも手伝ってそそり立って来ました、フーコの後を追うように剛も浴室に這入り、洗っているフーコの後から長い珍棒を肛門に刺し込みました。
浴室の物音で目を覚ました土居と公一も、珍棒を勃てて浴室に這入って来ました。
「お早う、若いのは起き抜けの後家殺しか、負けたよ、其のままで二人重なって仰向けに寝ろ、俺と公一が空き家に這入るからな」
剛がフーコを抱きかかえて、肛門に珍棒が這入ったまま床に仰向けに成ると土居がオマ○コに、公一がフーコの胸の上に跨り、頭を抱えて持ち上げ、口に珍棒をねじ込みました、起き抜けの三穴責めです。
「アハッ、ウク、ウウウ、ハップ、ウップ、アアアァー、ウップ、ウップ、アップ、ウップ、ア、ア、ア、ア、アップ、ウップ、ク、ク、ク、ウウ、ウ、ウ、アアア、ア、ア、ア、」
 痛い程に勃起した3本の珍棒が口、膣、肛門に突き刺さり、身動き出来ない様に抱き絞められたフーコは、昨夜の快感が甦りアッと言う間に昇り詰め、3匹の性獣が果てるまで翻弄されます。

朝の起き抜けからたっぷりと逝かされ、三穴に精液を放出され白い涎を垂らして居るのを三人の男に穴の奥まで綺麗に洗って貰い、今迄にない別世界に居る心地に浸っている時土居が、
「剛、フーコ送って行って遣れ。フーコ、怒られるぞ、覚悟して帰れよ」
「いいの、後悔してませんから、一旦帰って又直ぐ此処に来ます、構わないでしょう」
「構わないけどフーコの方が出られるか、無理するなよ」
 剛が自分の車でフーコを送って行き、5分位で帰って来ました。三人は寮の食堂で朝食を摂り公一の部屋に帰り昨夜の反省会です。
「フーコは凄いなぁー、あんなに逝き捲るの初めてですよ、先輩、今迄に在りましたか」
「いやー、俺も初めてだ、あの逝き捲りの声と痴態に誘われて此方も逝ってしまうよ」
「オマ○コの締りは好くないけど、あの痴態には誘発されてしまって、こっちが搾られますよ、大した身体だ」
「避妊リング入れろと言ったらすんなり承知したな

「ゴム被せて迄はしたくないものな」
「忘れていた以上に性感に火が点いた様だから之からが大変だぞ、気を付けて扱わないと命取りになり兼ねないからな」
「切ったハッタは厭ですよ、絶世の美女なら別かも知れませんがね」
「連れて歩くのなら美女も好いが、抱いて寝るのはオマ○コの好いのに限るよ」
「先輩、美人にオマ○コの良いの有りましたか、俺は当たった事無いのですが」
「俺も無い、天は二物を与えず、だな」
「其の点フーコは人並みだから許せるか」
「但し、あまり必濃く付き纏われる様になると困るな」
「結婚してぇー、なんて言われ出したら如何する」
「もしそうだと誰に言って来ると思う」
「先ず剛だろうな、物が長くて大きいから、オカチンは太くて長いのが好いと云うからな」
「そりゃぁ困るな、先輩の方が女の扱いは上手いんだがなぁ」
「公一、社内に女が約100人居るが、良いの居たか」
「5.6人摘まみましたが、どれも結婚前提や金目当てで、1回限りで俺の方から逃げました」
「フーコは何が目当てですかね」
「分らないなぁー、俺の今迄の感だとSEXだけかも知れない、以前にそう云う女に一人だけ付き合った事が有る、俺が大学生の頃で、其の女は俺では物足り無く成り、金持ちの老医師の囲い者で今も市内に居るよ、所謂SMのM女だよ」
「SMのM女は、御主人様には絶対服従と聞いて居ますが、本当にそんな事有るんですか」
「本当だよ、俺も最近取引先の社長の紹介で其の道に這入ったのだが、M女は御主人様には何をされても嫌と云えないルールなのだよ、但し金がかかるぞ、会社員では到底駄目だ」
「女が高いのですか」
「女は無報酬だ、寧ろ女が稼いで貢いで居る」
「其れなのに何でですか」
「御主人様好みのプレイルームや設備、身体の改造、装飾を施すのに莫大な金がかかるのだそうだ」
「SM雑誌なんかで見ると、女は痛くて辛くて侮辱されているのばかり見ますが、あれで女は逃げないのですか」
「SMの女は、痛い、苦しい、辛い、のが快感に成る身体にされているから、痛さ、苦しさ、辛さ、が強いほど快感が大きなのだそうだよ」
「男なら一度遣って診たいなぁ」
「さっきも云った通り、フーコには其の素質が有るかもしれないよ、あの逝き方は普通じゃないからな」
「云われてみれば其の通りかも知れないな、そう成ると楽しみだな」
 昨夜の余韻を引きずりながら卑猥な空想を膨らせ、善からぬ計略に花を咲かせている処にフーコが這入って来ました。
「コンニチワァ、来ちゃったわ、お肉とお酒買って来たから運ぶの手伝ってよ」
「そりゃぁー有難い、待てよ、今日は夜勤の連中が帰って来て寝てるから此処では拙い、先輩の家に行きましょうや、先輩、好いでしょう」
「そうだな、そうしよう、車が多いと今日は日曜日で駐車場が無いから、俺のとフーコのに分乗して行こう」
 土居の車に公一が乗り、フーコの車に剛が乗って土居の家に行きました。
土居の家は親が資産家で、市内繁華街の裏手に、3000坪の土地に13階建分譲マンションと同じ規模の賃貸マンジョンが1棟ずつL字型に建ち、分譲マンションの最上階東角の3LDKの部屋が土居の住居です。賃貸マンションの方は、1階がスーパ−マーケットで2.3階が賃貸オフイスで4階以上が賃貸住宅です。因みに此の土地建物は土居鶴治の名義です。

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