三十路の性宴
一二三:作

■ 第一章 麦秋のホタル16

16、尿道の悲哀。

今、自分の周りに居る女性は皆、首輪、手枷、足枷、を着けられ、乳首にピアス、乳房の下に番号、恥丘には奴隷名の刺青を入れて頂いて、何の憂いも無く嬉々として、御主人様から至福の悦びを与えて頂いているのだと思えば、自分もそうなりたいと思う気持ちがつのり、フーコは只ひたすら悦楽を貪る身体に生りつつ有ります。
「針は此の位にして次尿道に掛ろう、妙子、ブジーを持って来なさい、5から8までで宜しい」
 言われた妙子が、滅菌棚の中から冷たく光る金属製の棒を数本、消毒液の入ったパットに入れ、ローション、手術用手袋、消毒液、カテーテル、鉗子等をサイドテーブルに乗せて運んで来ました。
 インナーラビアにクリップが着けられ、錘の付いた紐が繋がれ、太腿の外側に垂らされました、此れでフーコのオマ○コは全開です、妙子が消毒液を浸み込ませた綿花でオマ○コを丁寧に消毒して、斉藤医師の手に手袋を嵌めました。
 斉藤医師は5mmΦの金属ブジーを取り上げ、フーコの尿道をつつきながら、
「普通より小さい穴だが、此処には何か入れましたか、例えば導尿でカテーテルとか」
「何も入れた事有りません」
「其れでは是から此の金属の棒を此処に入れます、普通の人は6mmから始めるのだが、フーコの穴は小さいから5mmからにする、痛くない筈です、少し熱い感じに成るかも知れませんが心配は有りません、気持ちを楽にして任せて居なさい、今日は8mmまで拡張します」
 金属棒にローションが塗られ尿道口に当てられました。冷たい感じの金属が今迄何も入れた事の無い穴に這入って来ます、フーコは恐怖心をじっと堪えて居ます、冷たい棒が尿道の奥に来た時急にオシッコが出そうに成り、
「アアッ、オシッコガデルゥー、ヤメテェー」
「我慢しなさい、此処が膀胱の入り口で膀胱括約筋だ、此の棒が此処を通過すると気持ち良く成るぞ、其れ這入った、如何だ、膀胱まで這入ったぞ、未だオシッコしたいか、こう遣れば気持ち良いだろう」
「アハァ、アイィ、イイワァー、アウ、アウ、アウ、アハァー」
 5mmが抜かれ6mmを挿入されます、膀胱括約筋の手前で、
「アツッ、アツイィー、焼けますぅー」
「焼けはしない、尿道粘膜が異物に拡げられて熱く感じるだけだ、我慢しなさい直ぐ良く成るから」
「アツイ、アツゥー、アシッコ、アデル、デル、アチ、アア、アハァー、アイィー、アハ、アハ、アハ、アイィー」
 フーコは何故オシッコの穴がこんなに感じるのか分りません、土居が言っていた【女の穴は皆性感体だ】と言っていた事を思い出しました、今迄感じた事の無い快感が尿道の奥で渦巻いて来ました。
ブジーを抜き刺しされ味噌擂り運動の様に回され、フーコは得も言われない快感に浸って居ます、逝きそうになった処でブジーが抜かれ、7mmの挿入に掛られました。
「此れは7mmだから少し痛いかも知れないが辛抱しなさい、ヘンに力を入れると尿道が裂けるかも知れないから、身も心も俺に任せる気持に成りなさい、怖くないからね」
 7mmブジーを尿道口にあてがい、ゆっくりと挿入に掛ります、先端の丸みの所が這入った時、
「イタイ、アツー、イタイー」
「我慢しなさい、そんなに固く成ったら入る物も這入らなくなるよ、痛くない、痛くない、大きく深呼吸してリラックスしなさい」

 子供をアヤすように諭しながらゆっくり挿入します、3cmほど入った処で、
「イタイィー、サケルゥー、ヤメテェー、サケルゥー、イタイィー」
「大袈裟だなぁ、裂けはしないよ、そうやって変な力を入れると本当に裂けるよ、痛いのは一寸だから我慢しなさい、乗り越えたらさっきよりもっと良い気持に成れるよ、さぁー、大きく息をして頑張りなさい」
 宥めたり賺したりで、やっと膀胱括約筋の所まで辿り着きました、
「アハァーサケルー、ヤメテェー、イタハィー、オシッコ、デルゥー、デル、デルゥー、タハィー、タハァー、ア、ア、ア、アー、アイィーーー」
「膀胱まで這入ったよ、オシッコ出しても好いよ、多分出無いと思うけどね、此れで如何かね、止めようか」
「アハァー、イイワァー、モットォー、ア、ア、ア、ア、ア、――――――」
「痛いから止めろと言ったの如何する、止めようか」
 膀胱まで這入ったブジーを嬲りながらフーコに問いかけます。
「イヤン、イジワルゥ、モットォー、ヤメナイデェー、ハヤクゥー」
「ヨーシ、じゃぁー続けよう、今は痛くないよね、気持ち良いだけだよね、今度は7.5mmだ、入れる時今の依り少しきついけど我慢しなさい」
 赤青2色の丸い色鉛筆や普通のタバコの太さが7.5mmΦです、此れがあの小さな穴に這入るのだから可也きつい筈です、7mmブジーを抜いた穴にローションを注入し、7.5mmのブジーにもローションをたっぷり塗って挿入に掛ります、先端のテーパー部が尿道に埋没すると、
「イタイ、ヤケル、サケル、イタイィー」
 構わずゆっくりと挿入を続けながら、
「身体の力を抜いて大きく息をして、辛抱しなさい、土居君、珍棒咥えさせて乳首の針嬲って遣ってよ

「よし来た、噛切るなよ」
 土居がフーコの頭の所に行き、台の高さを合わせて珍棒を咥えさせ、先程乳首に貫通させていた針を軽く撫でて遣ります。
「アプ、ウク、ウク、アタ、ハウ、タウ、ウプ、イタ、イタ、ハウ、デグ、ウク、アウ、アウ、アウ、ウク、ハップ、イグ、ハグ、ウクゥー」
 フーコは歯を食いしばろうにも、口一杯に珍棒が這入って居ますから食いしばれません、尿道を拡張される裂けそうな痛さと、乳首の快感が交互にフーコを苛みます。
150度に開脚された脚は突っ張り、両手は枕に繋がれた環をガチャガチャ鳴らして全身で耐えて居ます、
「オイ、もっと力を抜け、そんなに突っ張ったら裂けるぞ、力を入れたら尚痛いぞ、大きく息を吐いて気持をリラックスさせろ、後2pだ、頑張れ」
「アウ、タハ、ウップ、チュッパ、タハ、イタ、ウップ、ググ、デグ、デグ、ググゥー、タハ、ウ、ウ、ウ、ア、ア、ア、アハァー、アン、アン、アン、イイ、イイ、アイイ、アイィーーー」
 遂に7.5mmが貫通しました。
「如何だフーコ、痛いか、気持ち良いだろう、モニター観て御覧、フーコのオシッコの穴に、こんな大きな金棒が刺さってるよ、こうして出し入れしたらどんな感じだ、抜いて止めようか」
「アプゥー、イヤン、モットォー、ハヤクゥー、イイワァー、イックゥーウップ、チュッパ、チュッパ、ア、ア、ア、ア、ア、アーーーーーー」
 フーコは尿道責めと乳首針で逝かされました、脳天を貫く様な快感に襲われ、腰をビンビン跳ね上げながら、腹を波打たせ、意識朦朧で逝き捲って居ます、土居はフーコの逝きざまに刺激され口内発射を済ませ、乳首と乳房の針を抜いて遣りました。
 斉藤医師はブジーを嬲る手を止め、
「感度好いなぁ、こりゃ大した拾い物だな、8mm迄遣るつもりだったが1度に無理すると失敗の元だから、今日は此処までにしておこう、フーコ如何だ、こんな痛くて辛い事逃げ出したいか」
「嫌です、もっとぉー」
「針も此の棒も好きに成れそうか」
「アハァー、好きです、もっとぉー、イヤァー」
 フーコは逝き捲りの余韻の中で、7.5mmのブジーが抜かれ、両手の環が外され、開脚台が元の位置に戻され、足首の環が外され、クリ吸引器を着けられて台から降ろされました、立って居るのがやっとの状態です。

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