三十路の性宴
一二三:作

■ 第一章 麦秋のホタル2

歌が始まるとT嬢は、唄いながら舞台から客席に下りて来て各テーブルを回ります、T嬢の福与かな両乳首には縦にバーベル、横にリングピアスが這入り臍には大きなサファイヤが光り、陰毛は無く、股間の肥大させられたクリトリスにはリングピアスが横に挿入され、包皮は形よく剥ぎ取られ、ラビアのリングに錘が吊るされ、肛門にはバラ鞭の柄が挿し込まれて居ます。

♪―1、
股が割れるのよ ピアス入れるのよ クリとラビアに 穴を空けるのぉー、
口にチ○ボから 精液飲まされて サネの神様 カムサハムニダァー、
マ○コの奥の 子宮を突かれ 逝き過ぎに成った 私の身体ぁ―、
ねえ、私此処で オマ○コ広げ 貴方との 愛のSMゥー,
♪―2、
クリを剥かれても 包皮切られても 貴方信じて 身を任せぇー、
アナル広げられ 浣腸2リットル サドの神様 死ぬの厭ニダァー、
二つのラビアァー、繋いだリングゥー、おもり着けられぇー、伸され続けぇー、
ねえ、とても好きよ 死ぬほど逝くわ 貴方との 愛のSMゥ―,
♪―3、
乳首ピアス 十字に入れて ガバガバに成った マ○コとアナルゥー、
ねえ、私の乳房 串刺しにして 貴方との 愛のSMゥ―,

T嬢が唄いながら客席を回ると、乳首や股間のピアスを嬲られ引っ張られ、オマ○コに指を入れられ、ややもすると歌が外れます、全席を回り切らない内にカラオケが終わり再度カラオケが掛かり、卑猥なSM物語を喘ぎながら2度目を唄います。


3、プレイ室。

 約2時間のディナータイムが終わり、全員船底のプレイ室に移動して愈々SMパーティの開幕です、フー子達奴隷は両手を後ろに回して手錠を嵌められ、飼い主の御主人様から新しく落札された御主人様にリードが渡され、新御主人様にリードを曳かれて悦楽地獄が待って居る船底に降りて行きます。
上甲板から乗船デッキまでの階段は普通の階段ですが、其の下に降りる階段は船独特の急勾配で、後ろ手錠の格好では手すりが持てず、狭い階段を踏み外さない様に蟹の横這いの様な格好で降りて行きます、奴隷の股間からは鈴やピアス、錘、の当たる音が鉄板貼りで防音の無い階段通路に鳴り響き、是こそ之から三途の川を渡って悦楽地獄に行く亡者の行列です、此の行く先には陵辱の館が口を開いて待っているのです。
船底のプレイ室はエンジンルームの隣に在るらしく、エンジン音や振動が可也伝わります、10m×15m位の室内には入り口の左側、機関室との境の壁にX磔台と十字磔台、入り口正面左舷側壁には各種夥しい鞭やロープが整然と掛かり、其の下には10本以上の移動スタンドが置かれ出番を待って居ます。
前側奥半分にガラス張り浴室が有りトイレも一緒の様です、浴室隣にはベッドと長椅子が置かれ休息兼待機場の成って居ます。
右舷壁側にガラス扉の着いた器具棚が有り色々な責具が並んで居ます、其の前に婦人科診療台が3台置かれ、中央は広い空間です、天井からはホイストフックが4個下がって居ます。
プレイ室に這入った時は広い感じがしましたが45人が一緒に這入ると狭いです、1度にプレイ出来る奴隷は磔台2人、婦人科診療台3人、吊り2人、ベッド2人、の9人で後7人は浴室や長椅子前の空間でのプレイと成ります、奴隷が籤を引き使用機器が決まります、フー子は十字磔台で、T嬢はX磔台で、悦子は婦人科診療台でした。
此処で初めて新御主人様が仮面を取られお顔を拝見する事が出来ました。フー子の御主人様は彼の有名な北海道選出のS代議士でした。
土居はS氏を手伝う形に成り、フー子を磔台に固定するのを手伝い、S氏から指示された責具を持って来ます、土居の意思でフー子を責める事は出来ません、S氏に主導権が有るからです、フー子も幾等辛くても土居に助けを求める事は出来ません、S氏に絶対服従です。
フー子は十字磔台の前に立たされ、両手を水平の広げて十字の横棒に着いている環に手枷の環を留められ、両足を60度に開かれて足元の床に設置されている環に足枷の環を留められました。
十字架の縦柱に取付られている上下スライド式の腕木に、40mmΦのバイブ付コケシがセットされ、肛門に宛がわれて50mm位挿入され、腕木の上下幅を調整されてスイッチが這入りました。バイブレーターのブーンと云う振動音と、コケシが抽挿される、スッチャ、スッチャ、のクランク音が、是からお前を虐めるぞと言って居る様です。
「アハ、アアン、アハァー」
 フー子は今から延々と与えられる被虐を、辛いと思えば惨めに成りますから、御主人様の期待通りに早く悦びに受け止めるしか有りません、腹に中ではバイブが唸り、股間には鈴がバイブの振動に合わせて鳴って居ます。

 鳩胸でツンと突き出した乳房の先端の乳首ピアスには、バイブ内蔵に卵型バイブが吊るされ、スイッチボックスが首輪に留められスイッチONです、バイブの重みと振動で乳首が千切れそうに痛みます。
「アアー、イタイー、アアア、アハァー、イタイィー、アハ、アハ、アハ」
 バラ鞭が取り出され、胸、乳房、腹、恥丘、太腿、と鞭を打たれます、四肢を固定されているから鞭を逃れる事は出来ません、バラ鞭が100発位で1本鞭に成りました。バラ鞭の時は途切れ途切れに声を出して居ましたが、流石1本鞭に成ると一鞭毎に搾る様な悲鳴を挙げます。
ヒュ、ピシッ。
「アヒー、」
ヒュ、ピシッ。
「アヒー、タハハァ」
ヒュ、ピシッ。
「ヒー、ウグハァー」
ヒュ、ピシッ。
「アヒィーーーー、」
ヒュ、ピシッ。
「アヒー、タハハァー」
 30発位打たれてからはバイブを吊るされた乳首の痛みが快感に成って来て、乳房や乳首を打たれるとゾクッと脳天に響き、堪らない気持ちに成りました。
ヒュ、ピシッ。
「アハッ、アイーーー」
ヒュ、ピシッ。
「ウンガハッ、アハァーーー」
ヒュ、ピシッ。
「アハッ、ヒイイイイィーーーー」
60発を超えた頃からは何処を打っても好い声で鳴き出しました。オマ○コからはマン汁が湧き出し、鈴を伝って流れ落ち糸を引いて居ます。
100発余りの鞭打ちが終わり乳首のバイブが外され、肛門のコケシも抜きとられやっと我に返って隣のX磔台のT嬢を観ると、少し垂れ気味に成った大きな乳房に2人の男性が針を刺して居ます、乳房全体に菊の花を咲かせ花芯と成る乳首に、頭に赤い飾りの着いた待ち針を乳首先端から奥に向かって刺し込まれて居る処です。
「イタイ、アハ」
 拒否する声では無く官能に鳴くせつない声でした。
T嬢はX磔台に両手万歳大股開きに固定され、股間には2本のバイブスタンドが立てられ、肛門とオマ○コに張形が出入りして居ます、スッチャ、スッチャの機械音にブジュ、ブジュ、と卑猥な音が混じりマン汁を垂らして居ます。
数千人の前でスポットライトを浴び、煌びやかな衣装に身を包み大きな歓声と拍手を浴び、世界的歌姫と持て囃された歌謡界の重鎮も、裏に回って裸に生れば矢張り女でした。世間の噂では全盛時代、某スポーツ選手との恋仲が暴露されたり、マネージャーに金を持ち逃げされたり、某医師に実印まで預けて数十億の借金を抱えさせられた揚句が今の姿だそうです、女のサガは女でなければ判らないのだとフー子は悟りました。
そう云えばもう一人の人気歌手も「普通のオバさんに成りたい」と言って歌手生活を中断していた事が有りました。ノーマルなSEXだけならいざ知らず、濃厚なSMの悦びを覚えた身体は後戻りが出来ません、今以上の悦楽を求める身体に成って行くフー子の頭の中には、もっと惨めに責めて貰えと淫魔が囁いて居ます。

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