M奴隷マミ
一二三:作

■ 北欧土産の調教1

マミは常識無しでアブノーマルな淫靡な悦びだけが生き甲斐のお馬鹿さんです。苦痛を与えられ、逝かされている時が幸せなのです。
 マミを中学生の時から現在まで、何不自由なく育てて戴だいた須藤(前の御主人様)が逝去して1年、須藤を弔う事に専念して、自分の淫らな煩悩を消去し様と努力しましたが、身に着いた性癖は如何にもなりません。忘れ様とすればする程煩悩が頭を持上げます。
マミも50歳前の女盛り、精神的にも肉体的にも我慢の限界を何とか押し殺し我慢して参りました。須藤の1周期法要を侘しい思いで乗り越えました。と言っても正妻でないマミには座る席は在りません、ご家族の居なくなったお墓に行き、そっと線香を揚げて手を合わせ、
「何で私を捨てて自分だけが逝ってしまったのよ、まぁー妻子も捨てて一人で行ったのだから許してあげるよ、其処で私以上のM女を見付けなさい、偶には夢の中で好いから私を虐めに来て頂戴」
 と、祈って涙を流しました。
 昼間は勤務が有るので何も不自由は無いのですが、勤務が終って家に帰り風呂場で裸に成った途端、マミの下腹部に棲む悪魔が目を醒まします。そこ等に在る物、石鹸、シャンプー、リンス、ブラシ、シャワー等、全部マミのアイテムです。特に生理の前後は我慢が出来ません。手当たり次第に挿入してオナリます。1度スッキリして呑みに出ます。河馬子で食事をして、以前上司であった教務主任が遣っている、レズスナック、ラセーヌに行き店の女の子を肴に、酔っ払って帰るのが日課でした。
其れから数日後、母佳美から電話があり、冥入ってないで一度遊びに来なさいとの誘いでした。
 マミは週末の土曜日に母が厄介になっている老医師の邸宅に行きました。
 市内中心部から少し離れた閑静な新興住宅地、後ろの丘陵地は蜜柑畑や雑木林で、付近の住宅は殆んど会社社長、病院長、弁護士等、市内の著名な方の住宅です。其の東端、一段上がった所に老医師の邸宅が在ります。
敷地500坪は、石積みの上に手入れの行き届いた生垣が囲み日本的な山水の庭の奥に鉄筋コンクリート2階建て住居が在ります。マミはこの家に来るのは是が2回目です。1回目は母佳美が此処に厄介に成る時御挨拶に来た時です。其の時は広いリビングで須藤と一緒に御挨拶をしただけでした。
 佳美が此処に厄介に成るきっかけは、父雁野嵩が亡くなった時です。この侭では母の身が持たないだろうと、T氏の計らいでこの老医師との話が整い、お世話に成る事になりました。T氏によればこの老医師はハードなサディストだそうで、以前から医療器具の商談や納入の度に、パートナーを探してくれと頼まれていたそうです。以前大阪のSM店に居たM女を紹介したそうですが駄目だったそうです。原因は出来もしないのに代償を要求する所謂商売女だった様です。
そんなこんなでゴタゴタしている時母の話が持ち上がり、渡りに船となったそうです、母ならお相手が出来るだろうとの事でした。其の時マミと須藤の関係も老医師に伝えてあるそうです、老医師は吉野亮一と言い、此れからはパパと呼びます。
 パパの邸宅に1時過ぎに着き門柱に在るインターホンのボタンを押すと、
「ハイ、何方ですか」
「こんにちは、私、マミです」
「アア、マミチャン、今開けるから入っていらっしゃい」
 カチッ、と音がして門扉が開錠されたので中に入りました。玄関に着くと母と大きなシェパードがお出迎えです。持って来た羊羹の菓子折りを母に渡しリビングに入ると、大きなテーブルセットのソファーに御主人様(パパ)が厚手タオル地のバスローブ姿で座っておられました。
「今日は、御無沙汰しております真由美です、何時も母がお世話になって申し訳有りません」
「いらっしゃい、お元気な様ですね、何よりです、此方こそお世話に成っています、佳美は最高の牝ですよ、毎日私と、このジョンを悦ばせてくれています」
「御主人様、マミから是戴きました。行き成り牝なんて云われたらマミチャン吃驚しますよ。マミチャン今日はゆっくり出来るのでしょう、泊って行きなさい。マミチャンの今後の事ゆっくり話しましょう。御主人様が好い結果を出して戴くと思うよ、貴女の身体は普通では生きて行けない身体なんだから、其の道に理解のある御主人様にお仕えするのが幸せだよ。須藤さんが亡くなってからずーと心配して下さっていたのだよ、大きな声では云えないけど、河馬子さん関係の悪い虫が付かないかと、ひやひやして観てたわよ、まぁー、幾等やくざでもマミの身体を満足させる者は居ないと思うけど、飢えた野獣が不潔な棒を振りかざして来ると危ないよ」
「厭だぁー、行き成りこんな話、私は又、ママが何か失敗したのかと思ったわ。御主人様に此処を放り出されるのかと心配したわ。確かに私は夜になると寂しいわ、そう毎日していた訳でもないのに、其処に在った者が亡くなっただけで、虚しくて身の置き所が無いの、正直言ってSパパの様な御主人様が早く欲しいわ」
「僕が面倒看ると言ったら真由美さんは如何する?、親子丼は厭かね、君が承知なら佳美はジョンに任せて僕は君を重点的に虐めよう、聴いていると思うけど僕の責めはきついよ、其の気が有るなら今此処で全裸に成りなさい」
急な難題を持ち出され心の準備が出来ていないのに決断を迫られました。すると母が、
「お願いしなさい、こんな好い話は無いよ、今時須藤さんの様な人はおい其れとは居ないよ、この御主人様は其れ以上の人だから安心して身体を預けなさい、きっと幸せにして戴けるよ」
母から云われて看ると其の通り、身近に居るのは皆他人の男、寝盗る訳には行きません、血の雨が降ります。親子丼は気にしていません、物心付いた時から実父母との魔性の営みで育てられた身体です、実父の子供を孕み中学1年生で堕胎を経験した私です、暫らく葛藤の末、決心して立ち上がり裸に成りました。
テーブルの上に仰向けになり大股開きに成る様命令されました。云われる通り仰向けに寝て足を開きました。御主人様は股間に目を遣り、
「このGの焼印は誰のだね」
と、聞かれました。
「G外科医院の院長です、大学から私が勤めていた病院に外科部長として赴任して来た時に、人身御供として差し出され、その後の成り行きの名残です」
「正直で宜しい、G君も好きだからなぁ、今も続いているの」
「年に1,2度です、G先生に長続きする奴隷チャンは居ない様です」
「君が此処に来ても僕一人で独占する積りは無い、君がしたい事は何でも云いなさい、どんな事でも許可する。但し僕の言う事は何事も絶対服従だ。僕の関係者から要請があれば貸し出しにも応じて貰う。其の為には僕が君の身体をよく知って置く必要がある。僕が君の身体を熟知するには、少し時間が掛かると思うが辛抱して協力しなさい。今日は簡単な事だけ調べる、此処はどの位が入る」
膣に指を入れられました。

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