M奴隷マミ
一二三:作

■ 1からの調教8

「其れではお二人共全裸に成って下さい、此の家の中では女性は皆全裸が原則です、例外として母はあの様にメイドエプロンが許されて居ますわ、私も例外は許されません、貴方達と同じですわ」
 マミはそう言ってブラウスとスカートを脱ぎ母に渡しました。其れに攣られて部長とトン子が服を脱ぎ母に渡しました。母は其の服を別々にジョンに嗅がせ、
「ジョン、良く覚えとくのよ」
 と言って母の部屋に服を置いて、
「皆さんお食事なさいますよね、今準備しますからマミ手伝って頂戴」
「私達も手伝いしますわ」
「有難う御座います、マミだけで好いんですよ、料理は出来て居ますので、運ぶだけですから」
 私は母と一緒に料理をキャスター付きトレーに載せて、キッチンからリビングに運びました。
「御主人様、食前酒は何になさいますか」
「そうだな、今日は珍客だからシャンパンとブランディで如何だ、君達欲しい物が在ったら言いなさい、大抵の物は在るから」
「御主人様が此の様に言って頂く事は滅多に無い事ですよ、遠慮無く言って下さい」
「有難う御座います、誠に失礼ですけど、私、日本酒をお願い出来ますか」
部長は日本酒党の様です。
「ハイ分りました、熱燗で宜しいでしょうか」
「済みません、冷燗でお願いします」
「岡添部長、往ける口ですね、佳美、冷酒の好いのが在っただろう、あれ持って来なさい」
「はい、畏まりました」
母が割氷に囲まれた冷酒の2合瓶を持って来ました。
「其れでは先ずシャンパンで乾杯しよう」
 乾杯が終わり飲みながらの食事です、私達は今朝の明け方軽い食事をしただけなのでお腹ぺこぺこです、母は其れを見込んで居たのか、可也多い量でしたが殆んど食べてしまいました。御主人様は是を見て、
「君達昨夜は凄かった様だね、此の食っぷりを見れば分かるよ」
「御馳走様でした、美味しかったわぁー、お腹一杯に成りました」
「大した持成しは出来ませんでしたが喜んで貰って有難う、一休みして2階に上がりましょう、処で岡添部長は何時頃からSMを遣られて居るのですか」
「私、小さい頃からお転婆で、近所の男の子を虐めて泣かせていました、本当にSに目覚めたのは大学に入ってからですわ、実習で友達と注射や導尿の遣り合いをして居る時Mの子が居ましてね、其の子との隠れた実習がエスカレートして、遂にSMカップルか出来上がりましたわ、卒業して同じ病院に就職し、私は外科外来勤務で、彼女は産婦人科外来勤務に成りました。其の時彼女は婦人科の医師に見初められ、家族から結婚を勧められ、私との事に悩んで居ました。彼女のクリトリスには既にピアスが入って居て、クリ包皮を切除していましたので、隠して結婚すれば彼女が惨めに成ると思い、性癖を打ち明けてから結婚する様に勧めましたわ。其の医師もSだったので何の障害もなく、私とのプレイも今迄通り続けて宜しいとの事で、私が此処に来るまで続いて居ましたわ。だから私はSと言っても、一人のM女しか知りませんでしたので、昨夜皆さんのプレイや身体を見て驚いて居る処ですわ」
「登美子さんはM女になる気に成ったのは何時頃ですか」
「私は小学6年生の時、母が弟を連れて母の実家に行って居る時、父と一緒にお風呂に入って居る時、性器に指を入れられました、其の時何とも言えない変な好い気持に成って、其れからは母の目を盗んで、父に性器を弄って貰っていました、高校生に成ってオナニーに耽り、バイブが手放せなく成りました、看護学院の時初めて男性とSEXしましたがオナニーの方が良かったです、看護学生の時乳房やラビアに針を刺しながらオナニーする事を覚え、痛さの中の快感が如何にも成らなくなりました。就職して忙しさに忙殺されて居た時、部長さんからお誘いが有り、あの不可ない性癖が蘇って来ました。教えて下さい、私の様な変態な事をするには不可ない事でしょうか、私の身体は普通のSEXでは如何にも成らない様な気がするのですが」
「正直で宜しい、不可ない事では無いよ、寧ろ良い事だ、人間普通の悦びは誰でも味わえるが、至福の悦びは其の人の価値観に有る、マゾの悦びはマゾに生らなければ味わえないし、サドの悦びはサドでないと分からない、是は善悪の問題ではなく、神様が人間にだけ与えられた極楽ですよ、君も精一杯マゾの悦びを体得しなさい」
「先生にそう言って頂きましたので今迄の不安が無くなりましたわ、一日も早くお姉様の様な最高の奴隷にして頂く様お願いします」
「マミや河馬子の身体観ただろうが、あそこ迄遣るには年月が掛かる、マミの場合だとラビアに穴を空けてから、尿道SEXが出来る迄には35年掛って居る。マミの身体、大半は前の持ち主が改造された物だが、幾等辛い改造でも嫌と言った事は無かったそうだ。此処に来てからでも僕に逆らった事は一度もない、進んで身を投げ出して呉れて居る」
「部長さんからお誘いが有った時から今迄、何だか悪い事をして居る様で其の気に成れなかったのですが、此れからは心置きなく愉しませて頂きますわ」
「良い心掛けだ、自分の【我】を捨てて【性】を大事にしなさい、兎角教養の有る奴は我を張り過ぎて自分を不幸にして居る、勿体無い事だ、其の典型的な例が何処かの妃様だ、女としてこんな不幸な事は無いと思うよ」
「御尤もですわ、世の中主と従しか有りませんものね、主は下僕を導き、従は与えられた使役を全うする事ですわね」
 看護部長、酒がまわって来たのか御主人様にヨイショを言って居ます、
「処で部長さんもニップルピアス入れませんか、貫録着きますよ」
「私、クリピー入れましたけど排出しましたわ、私の身体拒否反応が酷いらしいのですわ、会長さん何か良い方法有りましたら是非お願いしますわ」
「いやぁー、今貴女、金の指輪と金歯入れて居らっしゃる、其れでアレルギーが無いなら大丈夫ですよ、金が駄目ならチタンにしたら如何ですか、ご存じと思いますがチタンなら100%大丈夫ですよ、多分前のは合金では無かったですか、合金には銅や鉛が混じって居ますから排出されますね」
「アアそうでした、チタンが有りましたわね、骨の添え木にして一生身体に入れて居られるのはチタンですよね、其れ会長さんお願い出来ますか」
「好いですよ、取り寄せましょう、大きさとデザイン如何しますか」
「最初ですから18Gにしましょうか、14Gは辛いでしょうね、バーベルにして下さい」
「部長さえ好ければ14Gにしますよ、辛いのは5日間の違いですよ」
「Sが弱音を吐く訳に行かないから14Gにして下さい、其の時一緒に登美子にも入れて遣って頂けませんか、登美子は18Gリングにして下さい」
「そうしましょう、じゃぁー、そろそろ上にあがりましょうか」
 と言って母に目配せされました。
「さぁ皆さん此方に来て下さい」
 ジョンが先に立って階段を上りその後ろに母、部長、トン子、私、御主人様、の順に続きました。2階の御主人様の部屋に入ると女性は全員床に正座して三つ指をつき、母と私が代表して、
「お帰りなさい、御主人様、御調教お願いします」
「よし、身体綺麗にして来なさい」
 女性全員風呂場に入り腸内洗浄から始めました、私と母は自分で出来ますが、部長とトン子は私がしなければなりません。

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