M奴隷マミ
一二三:作

■ 奴隷修行の軌跡2

「そう言われて観るとあんた達、外されてるわね、私は未だだけど何時外されるのかしら、カバチャンのインプラントは外れないよね」
「其れなのよ、今日ゲージアップするから覚悟しておけと言われてますわ」
「何だか着いていた物が無くなると変な感じで落ち着かないわよ、早く元通りにして欲しいわ」
 今日此れから施されるサデスチックな撮影の憶測を喋っている時チャイムが鳴りました。
「はい、どちらさまでしょう」
「東京から参りましたM企画と申します、唯今到着しました」
「ハイ、御苦労様です、唯今案内に参ります、暫らくお待ち下さいませ」
 私は直ぐに御主人様にインターホンで連絡しました、事務局長が急いで降りて来て外門に出て行きました。母が裏門ガレージの施錠をリモコンで開錠して、事務局長の案内で車庫に入りました。ワゴン車と四dパネルトラックの二台でした。
 東京から来た人達はリビングには入らず直接二階に上がり御主人様の部屋に荷物を運び込みました。
 モニターで見ていると金属パイプや無数に穴の空いたL型鋼等や撮影機材と思われるトランクが十個ばかり運び込まれています。運び込みが終わった処でインターホンが鳴りました。
「ハイ、御主人様」
「紅茶とブランディを持って来なさい」
「ハイ、畏まりました」
 母が紅茶ポットとブランディを、私がマイセンの紅茶セットとレモンの薄切りと砂糖を乗せたトレーを持って御主人様の部屋に入りました。入り口で、
「いらっしゃいませ」
と挨拶して其々をテーブルに置き、一歩下がって床に正座して三つ指を突き、
「ようこそいらっしゃいました、どうぞお口を潤おして下さいませ」
 私は九個のティカップに紅茶を注ぎレモンをカップの縁に刺して、
「お砂糖はどうぞご自由にお願いします」
 と言って再び床に正座して、
「ではごゆっくりなさって下さいませ」
 と挨拶して其の場を立ち去りました。此処の入った時は正面から見られたので、東京の人達にはエプロンの下に何も着けていない事は分からなかった事でしょうが、部屋を出る時には如何しても後ろから見られます、私達が出た後驚嘆の声が聞こえて来ました。
 昼食時に成りインターホンで御主人様に食事ですと告げると、
「後十分で降りるから其の積りで」
 と言われました。リビングのテーブルに酒肴を揃え食器を並べ終えた処に皆さんが降りて来られました。私達四人は床に正座して皆様をお迎えして、
「いらっしゃいませ、御遠路の処御疲れ様でしょう、何のお持て成しも出来ませんがどうか御遠慮なく召し上がって下さいませ、此れより私達四人が御給仕をさせて戴きますので宜しくお願いします」
 と言って先ず東京から来られた六人にビールを注ぎ、全員に注ぎ終わった処で御主人様の音頭で軽く乾杯して食事になりました。
 皆さん重い物を運ばれたり、組み立てられたりして、お腹ぺこぺこだった様です、多過ぎる位に作って置いた料理が見事に無くなりました。皆様から大変喜んで頂きました。
 食事が終わり、テーブルを片付けてコーヒーを注いでいる時御主人様が、
「マミ、此処に上がってエプロンを取り仰向けに寝なさい、此れから皆様にお前が着けている飾りを全部取って頂くから御願いしなさい」
「ハイ、畏まりました御主人様」
 と言って、先ほどまで料理が山の様に積まれていた広いテーブルの真ん中に立ち、エプロンを取り、
「皆様、淫らな私の飾りを取って下さいませ、宜しくお願いします」
 と言ってテーブルの上に大股開きで仰向けになりました。
「さぁー、どうぞ皆様、ピアスを外してクリトリスのルビーも外して下さい、外した物は差し上げますからお持ち帰りになって結構です」
 東京から来られた六人が我先にクリトリスのルビーに挑戦しますが中々外れません、見かねた御主人様が、
「其のルビーはクリトリスの奥深くに埋め込んでありますのでコツが要ります、後で私が外して籤引きで差し上げます、どうか他のピアスを取ってやって下さい」
 私の体には外部から見える物で、乳首には両方ともバーベルとリングが縦横に入り四個、お臍にエメラルドが1個、クリトリスにリングが一個、ラビアに片方二個ずつ四個、オマ○コから肛門までの蟻の戸渡りに三個、クリトリスに埋め込まれたルビーを入れて合計十四個装着されています。その中で一番高価なのは肛門の所に装着された5カラットのダイヤリングです。その他に膣の奥、子宮口に入れてあるリングピアスが2個あります。
 6人の知らない男性に、一番恥ずかしい所を弄られながら、次々とピアスが抜かれて行きました。
「凄いなぁー、此のラビアの穴は、閉じ紐でオ○コの封鎖が出来るよ、ワイヤーで施錠すれば完全な貞操帯だ」
「職業柄色々観て来たけど之は最高の美しさだね、ピアスも多過ぎると嫌悪感が出るし、大きすぎてもグロテスクになる、ボディと素材と大きさが実にマッチしていますね、女性を飾る最高の美ですね」
「其れだけじゃ無いですよ、全部性感の壷に刺してありますよ、乳首一つとっても此のリングが貫通して居る所は性感神経の集中している所ですよ、クリトリスはもとより蟻に戸渡りは一番いい場所3か所に入れて在ります、此れで責めらたら女は最高のエクスタシーでしょうね」
「お詳しい様ですが医療系ですか」
「僕をこの道に引きずり込んだSado博士の受け売りです、但し嘘じゃないですよ、ピアスは何処に刺しても好い物じゃ有りません、見て愉しむ飾りだけなら別ですがSM的快感を求めるには最高の場所に入れて在ります、滅多矢鱈に入れても痛いだけです」

 と説明しているのは、今肛門の処からダイヤリングを抜き取った筋骨隆々の男性です。ピアスが全部抜き取られ残っているクリトリスのルビーをN医師が外しました。
「マミ、皆様にお礼を申し上げて降りなさい」
「皆様、有り難う御座いました」
 私はテーブルの上で正座して三つ指を突き、お礼を言ってテーブルから織りました。
「皆様に取って頂いた飾りは、本日の主旨に反する物ですから事前に皆様に取って頂きました。今日は此処にいる奴隷の生い立ちを再現して画像に残すのが主旨です。特に此のマミは物心ついた時から両親によって鍛えられた根っからのM奴隷です、其の母親が此処にいる佳美です、縁あって二人とも私の奴隷となる運命になりました。歳は少々採りましたが今が現役の盛りです、後程皆様に存分の賞味して頂きます、其れでは一服して手落ちのない準備をお願いします、其れに就きまして被写体による構想もあるかと思いますので此処でお見せしておきます、奴隷はエプロンを外し一人ずつテーブルの上に立ち、名前を言ってご挨拶しなさい」

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