桃香
木漏れ日:作

■ 5

沈黙の時が流れた。
「経済的な負担はお掛けしないわ…。」
「……。」
「ね、お願い…。」
「桃ちゃんの気持ちはどうなんでしょう?」
「これは桃香の提案なの!」

「え! そうなんですか!」
「そうよ…。」
私は傍らの桃香に聞いた。
「そうなの?」
「うん、そうだよ!」
少女は、ハッキリとそう答えた。

「なら異存ありません…。」
「そう? ありがと!」
それから細かい事を話し合った。
それが終わると母親は打ち合わせがあると言って出かけて行った。
二人きりになった。

「ねぇ、冷えちゃった、もう一回暖ったまろ?」
私と桃香はもう一度風呂に入った。
風呂を出ると桃香が、
「あたしの部屋で一緒に寝ようね!」
と抱きついてきた。
私達は2階に上がった。

桃香の部屋は女の子らしい部屋だった。
カーテンもベットもピンクだった。
ぬいぐるみもある。
「ここで寝るのか?」
「うん…イヤ?」
「そんな事ないけど…。」

私は先にベットにもぐり込んだ。
桃香もすぐに入ってくる。
とたんに少女特有の甘い香りに包まれた。
「しかしこの部屋はピンクだらけだな。」
「あたり前よだってあたし桃香だもん!」
抱きつく桃香の香りがきつい。

「桃、その下どうなってるの?」
桃香はピンクのネグリジェを着ていた。
「この中? 今見たでしょ?」
「そうだけど…。」
「じゃ見せてあげる…。」
桃香はネグリジェを捲くった。

下には何も着けていなかった。
「何時もこの格好で寝るの?」
「うん…寒い時は…。」
「暑い時は?」
「ハダカだよ…。」
桃香はそう言い微笑んだ。

「触っていい?」
「いちいちそんな事聞かないの!」
私はネグリジェの中に手を入れる。
桃香の肌はスベスベしていた。
すぐに乳首に辿り着いた。
指の腹で転がした。

たちまち乳首が硬く尖ってくる。
「あん…気持ちいい…。」
そう言うと私の手の上に自分の手を重ねる。
そしてもう一つの手で私を股間を触る。
桃香に刺激で私のモノはむくむく頭をもたげ出す。
それを桃香は柔らかく握ってきた。

桃香は、
「おっきい…見せて…。」
と言う。
私が答えずに黙っているとベットを降りて部屋の暖房のスイッチを入れた。
また私の隣に潜り込む。

部屋が充分暖まると桃香はネグリジェを脱いだ。
そして私を脱がせ始める。
ズボンが脱がされ私のモノが顔を出した。
「わ…おっきい…。」
桃香は私のモノをつかんだ。
「熱いんだね…。」

そしてゆっくり上下に動かした。
親指の腹で裏筋にも触った。
そして、
「何かピクピクしてる…。」
と言った。
「桃の見たいな…。」

私はイクのを避ける為にそう言った。
「いいよ…。」
桃香は手を離し仰向けになる。
私は桃香のソコを見た。ソコはぴったりその口を閉ざしていた。
はみ出てている物は何もない。

あるのは一本の縦筋だけだ。
「中を見ていい?」
「うん…。」
私が両方の親指で左右に開くとピンク色の襞に覆われた洞窟が現れた。
洞窟の淵を透明な襞が囲んでいた。

処女膜だ。
桃香は間違いなく処女だ。
「桃、恥ずかしいか?」
「うん…とっても…。」
桃の顔を見ると赤い顔をしている。
かなり恥ずかしそうだ。

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