桃香
木漏れ日:作

■ 7

寒さで目が覚めた。
部屋が冷えていた。
時計を見ると、午前6時30分だった。
桃香は良く眠っている。
私の左手は桃香の太腿に挟まれたままだ。
桃香の体から何とも言えない甘い香りがする。

少女特有の香りだ。
私は桃香のネグリジェのホックを一つ外す。
そして片方の乳首を露出する。
乳首は小さく乳輪の色も淡い。
私は指の先で乳首を転がす。
乳首が硬く尖ってきた。

「いやーん…何してるの? さっきから…
修のエッチ!」
「何時目を覚ましたんだ?」
「おっぱいいじってる時から…。」
「イヤだった?」
「イヤな訳ないじゃない! でもあたしのじゃ

つまらないよね…。」
「そんな事ないよ…。」
「嘘! 男の人って大きなおっぱいが好きなんでしょ」
「俺は桃のおっぱいがいい…。」
「無理しちゃって…。」
桃香は微笑みながらそう言った。

「そんな事より起きないと!」
「そうよね! 遅れちゃう!」
桃香はベットから出て下に向かう。
「修も起きて!」
下から桃香が叫んだ。
私も下に向かった。

慌しく準備をして朝食を摂り学校に送り出す。
桃香はスカートとセーターだ。
色はどちらも赤だ。
私は桃に聞いた。
「今日何時頃帰ってくる?」
「2時かな…。」

「桃、ちょっと待って…。」
「なあに?」
「ショーツは?」
「見て…。」
桃香はスカートを捲くった。
ワレメが現れた。

「寒くないか?」
「平気、慣れてるもん!」
「気をつけてな…。」
「うん! 行ってくるね!」
私も後を追うように出かけた。
今日は引越しだ。

私は自分の部屋に戻り慌しく荷物をまとめた。
桃の家で運んだ荷物の整理をしていると桃が帰宅した。
桃は私の荷物を見て、
「今日から一緒ね!」
と弾むように言った。

そして私に抱き着いて、
「お引越し祝いしょ♪」
と言った。
「引越し祝いって?」
「お外でお食事するの!」
「いいねぇ…。」

「でしょ? 早くお出かけしようよ!」
私と桃は大体片付けると風呂に入った。
ざっと体を洗い良く暖まった。
髪を乾かし私はスーツを着た。
桃香は裾の広がった洋服を着た。
色はピンク。

桃香に似合って可愛い。
白いソックスも可愛い。
「桃準備はいい?」
「うん!」
私は洋服の裾から手を入れた。
スベスベの肌がそこにあった。

「くすぐったいょぉ…。」
「寒くないか?」
「うん、大丈夫!」
着いたレストランの中は暖かかった。
私も桃香もコートを脱いだ。
早速予約席に案内された。

席は窓際。
街の灯りが見える。
「わぁ…キレイ!」
桃香は夜景を見てそう声を上げた。
料理が運ばれた。
「おいしそう!」

桃香は料理を見てそう呟いた。
「食べる前に乾杯しょうか?」
「うん!」
私と桃香はウーロン茶とジュースをコップに注いでグラスをカチリと合わせる。
「かんぱい!」

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊