桃香
木漏れ日:作

■ 10

「ショーツ?」
「うん…。」
「穿いた事ある?」
「…ない…。」
「どうして?」
「下着キライ…。」

「僕が頼んだら?」
「修、そういうのスキ?」
「エッチぽくていいかなと思って…。」
「桃に穿かせたいの?」
「うん!」
「そうなんだ…。」

「無理ならいいよ…。」
「あたしさぁ…。」
「ん?」
「ホントは興味あるんだ…。」
「穴あきショーツに?」
「うん…。」

「ホントに?」
「うん♪」
「じゃなんで?」
「怖いの…。」
「何が?」
「修がどう思うか…。」

「どういう意味?」
「あたしの事、キライにならない?」
「なんで?」
「あたしって露出趣味だよ? それに穴あき穿いてもいいの?」
「いいに決まってるよ!」

「修がいいって言うならあたし穿くよ!」
「じゃあカタログ見て買わないと…。」
「ちょっと待ってて…。」
桃香はベットを出て隣に行った。
少しして戻って来た。
手に下着を持っている。

「こういうの…。」
「どれどれ…。」
桃香は2枚のショーツを見せた。
紐パンで穴あきだ。
両サイドが結べるようになっていた。
丁度アソコの部分に丸く穴が開いている。

もう一枚はTバックだ。
こっちは前の部分がメッシュになっている。
「どっちも凄いな!」
「そう?」
「うん! 桃、これ穿いた事ある?」
「ないよ!」

「これ桃が穿いていいのか?」
「いいんじゃない?」
「じゃ穿いて見せてよ!」
「うん…いいよ…。」
桃香は私に聞いた。
「これ邪魔?」

そう言いネグリジェの裾を持つ。
「ちょっと邪魔だな…。」
「やっぱり? じゃ脱いじゃう!」
そう言って桃は裸になった。
「どれからにする?」
「う〜ん紐パン…。」

「オッケー!」
桃香は紐パンの方から穿いた。
「どう?」
そう言ってくるりと回る。
「アソコ見せて…。」
「うん、いいよ!」

桃香はベットに上がり四つん這いになる。
「見える?」
「うん、」
桃香のワレメが丸見えだ。
「あたしも見たい!」
「わかった!」

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