桃香
木漏れ日:作

■ 21

私は桃香を抱き寄せ乳首を吸った。
「きゃはは…。」
「どうしたの?」
口を離して聞く。
「くすぐったい…。」
桃香が体をよじる。

「じゃ止めとく?」
「イヤ…。」
「じゃちょっと我慢して…。」
「うん…。」
今度は吸いながら乳首を舐め回す。
「それ、いいかも…。」

桃香の息が乱れてくる。
私の方も限界が近い。
「もう出そうだ…。」
「ホント?」
「うん…。」
桃香は急いで体を離す。

そしていきなりチ〇チ〇を咥える。
「出していいよ…。」
桃香はそう言い舌で刺激した。
我慢出来なかった。
ピクピクと射精した。
桃香は最後まで離さなかった。

終わると、
「飲んじゃった、ほら…。」
と口を開ける。
確かに口の中には何も残っていなかった。
「飲む事ないのに…。」
私が言うと、

「いいの! ねぇ気持ち良かった?」
「うん!」
「またしてあげるからね!」
と微笑んだ。
「桃も嬉しいのか?」
「うん!」


私達は湯を出た。
体を洗いもう一度湯に浸かり風呂を出る。
脱衣所で体を拭いて外に出る。
桃香は裸のままだ。
部屋に帰った。
「寝ようか?」

「そうね…。」
私が布団に入ると桃香が、
「ねぇ?」
「ん?」
「明日起こされた時ハダカだったら驚くかな」
「仲居さんが?」

「うん…あ、修は着てていいからね…。」
「悪戯するつもりだな?」
「うん…。」
「駄目だ!」
「え〜つまんない…。」
「その代り……。」

「え? なに?」
「明日の楽しみだ!」
「え〜教えてよ!」
「駄目…。」
「ケチ……。」
「寝るぞ…。」

私は目を閉じた。
眠かった。
桃香も私の脇に滑り込む。
桃香の甘い香りが漂う。
浴衣は着ているが紐は結んでいない。
私は桃香を抱き寄せる。

桃香も体を寄せる。
「ふふ…。」
機嫌良さそうだ。
「嬉しいか?」
「うん!」
桃香は答える。


朝。
扉を叩く音で眼が覚めた。
「はーい…。」
返事をして桃香を起こす。
「眠いよぉ…。」
「起きろ! 仲居さんきたぞ!」

「ほんと?」
「ああ…。」
桃香はにっこり笑った。
突然起き上がる。
浴衣はほとんど脱げてハダカだ。
扉に近づき開けた。

二人の仲居さんは驚いた顔をしている。
「あ、気にしないで! あたし寝るときいつも
ハダカだから…。」
「そうでしたか…失礼しました…。」
「あたし達オフロ行くから…。」
「行ってらっしゃいませ…。」

二人に送られて風呂に向かう。
「こら!」
「へへっ」
風呂に着いた。
私が男湯に入ろうとするとついてきた。
「女湯は向こう!」

「あたしはこっちでいいの!」
「なんでだ?」
「子供だから迷子になったら大変でしょ?」
「都合の良い子供だな!」
「いいの!」
「見られちゃうぞ!」

「いいもん!」
私は脱衣所で脱いだ。
桃香も当たり前のようにハダカになる。
「ねぇ?」
「ん?」
桃香は片目を閉じて微笑んだ。

「こいつ悪戯する気だな?」
私は桃香の頬を突付いた。
「うん!」
洗い場の戸を開ける。
10人程の人が居た。
子供も居る。

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