桃香
木漏れ日:作

■ 22

私達は湯を浴びてから湯に浸かった。
湯に入る時桃香はわざとゆっくり湯船をまたいだ。
少しすると湯船の淵に腰掛けた。
やや股を開いた。
私の回りに居る男達がチラチラ見ている。
私と桃香は手早く体を洗いもう一度湯に浸かって

風呂を後にした。
「今日はおとなしいな?」
「少しサービスしてあげたけど?」
「そうだな…。」
部屋に着くと朝食の用意が出来ていた。
「あっつい…。」

桃香は裸になった。
冷蔵庫から冷たい牛乳を取り出しうまそうに
飲んだ。
「修も飲む?」
「うん…。」
牛乳は冷えていてうまかった。

食事を始めた。
「ねぇ?」
「ん?」
「今日はどうするの?」
「食事が済んだら出かける!」
「それから?」

「散歩だな…。」
「写真撮る?」
「当然!」
「ハダカの?」
「服の方がいいか?」
「やだ…。」


ゆっくり朝食を食べる。
終わって着替えをした。
今日も桃香はワンピースにした。
裾はかなり短い。
股下6cmといったところだ。
もちろん下着は着けない。

持っている荷物は少ない。
8時半に宿を出た。
バスで駅に向かう。
45分程で駅に着いた。
ここから列車で次の目的地に向かう。
列車を待つ間ホームの端に移動した。

列車の時間まで余裕がある。
人影も疎らだ。
「桃、用意して…。」
「うん!」
桃香は服のボタンをすべて外す。
何も着けていない。

私は何枚もカメラに収める。
そしてそっと回りを見た。
幸い人影はない。
「桃、いいぞ…。」
桃香は無言のまま服を落とした。
生まれたままの桃香が微笑む。

私はそれをカメラに収める。
素早く服を着せる。
15分程あと列車が到着した。
平日の列車は空いていた。
桃香を窓際に座らせる。
「興奮したか?」

「うん…。」
「どれくらい?」
「わかんない…。」
「確かめようか?」
「恥ずかしい…。」
桃香は俯いた。

桃香の目を見る。
目が潤んでいる。
興奮している。
私は桃香に囁いた。
「スカートのボタン外せ…。」
「ぅん…。」

桃香はトロンとした目で私を見た。
スカートのボタンを二つ外した。
「足広げて…。」
桃香は無言で広げる。
私はその中心を眺める。
「恥ずかしいか?」

「ぅん…。」
「じゃやめる?」
「やだ…。」
「でも恥ずかしいだろ?」
「ぅん…。」
桃香は困った表情になった。

その時、車内販売が近づいてきた。
「桃、席変われ…。」
「ぅん…。」
桃香は腰を上げる。
その時、私はスカートに手をいれあそこを触る。
「ヒ…。」

桃香は慌てて声を押さえる。
席に座ってまもなく車内販売を止める。
「コーヒーふたつ…。」
私は桃香に金を渡し、
「足…。」
と囁いた。

桃香は足を広げ販売の女に金を渡す。
コーヒーを取るために女が屈む。
何気無く桃香の方を見た女は驚いた顔をした。
女はモロに桃香のワレメを見たに違いない。
「ありがとうございました……。」
笑顔で去ってゆく。

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