夢魔
MIN:作

■ 第21章 暗躍11

 明日香は、もう何度目か解らない絶頂の中にいた。
 命じられた、屈伸は機械のように続いているが、足の筋肉は悲鳴を上げている。
 足下には明日香と、響子の体液が水溜まりを作り、床を濡らしていた。
 明日香が舌を伸ばして舐めている、響子のオ○ンコは、ヒクヒクと意志有る生き物のように蠢き、ビシッと言う音がする度、白濁した愛液を明日香の顔に吹きかける。
 その音が何の音だったか明日香には、もう認識できていなかった。
 明日香の頭の中は、自分がボロ切れのように成った、犬小屋での1ヶ月が何度もリピートし、自分がどれだけ恥ずかしい人間だったか、思い出し絶頂を求める。

 響子は朦朧とする意識の中で、全身を覆う熱に浮かされていた。
 ビシッと言う音と共に、子宮が収縮する快感が産まれ、その度に体液が絞り出される。
 それは、電流のように身体を走り、甘い熱を産んで、身体を蕩かせた。
 目の前を大柄な少女が、何度も行き来して響子に問い掛ける。
「何処に欲しい?」
 響子が答える場所に、甘い熱が走る。
 響子はその度に全身を振るわせ、快感を訴え感謝する。

 沙希は一度着込んだ服を、脱ぎ捨て全裸になっていた。
 響子達の周りをグルグルと回りながら、首輪をした響子に興奮した声で問い掛ける。
「何処に欲しい?」
 沙希の問い掛けに、響子は熱に浮かされた声で答える。
「はい〜…オ、オッパイにほしいです〜…」
 沙希の鞭が響子の乳房を打つ。
 赤い線が綺麗に走る。
 響子の身体が跳ね上がり、体液を撒き散らす。
 沙希はその姿を見て、ブルブルと快感に震えた。

 沙希は全身を興奮で赤く染め、ブルブルと目を閉じ肩を抱いて震えると、明日香の髪の毛を掴んで後ろに引き倒し、仰向けに転がす。
「明日香さん…最後に浅ましい貴女の本性を、相応しい格好で告白しながらイッてご覧…」
 明日香は首輪を着けた裸身を晒し、大きく足を拡げ右手でオ○ンコ、左手でアナルを拡げて、腰を反らせて持ち上げると、快感に蕩けて表情で
「あはぁ〜…このからだは、このやしきのばんけんの…おトイレです〜。このあなは…いぬのこうしゅうべんじょ…せいしょりのどうぐです〜…わたしは…ひととして…さいていの…へんたいです〜〜〜っ!」
 自分の浅ましさを、大声で叫びながらビュゥーっと開いた指の間から、愛液を吐きだし、痙攣して果てた。

 沙希が失神したのを見終わると、沙希は響子に向き直り
「さぁ、響子さん最後に何処にほしい?」
 響子に問い掛ける。
 響子はハアハアと荒い息を吐きながら
「オ、オ○ンコ…オ○ンコからクリ○リスにくださいませ〜」
 沙希に向かって、掠れた声で叫んだ。
 沙希は響子の望み通り、テニスのトップスピンを掛けるような振り方で、響子の望む箇所を打ち抜いた。
「きゃひ〜〜〜〜〜ん」
 響子は大きく一声鳴くと、立って万歳をしたまま、失神した。
 股間からダラダラと愛液と小便が、滴り落ちて居る。

 沙希は佐山に向き直ると、手に持った鞭をポロリと指の間から落とし、妖しい視線で見詰めながら近づき
「小父さま…鎮めてください…」
 佐山にしなだれかかって、囁いた。
 佐山は興奮しきった自分を押さえられず、沙希にむしゃぶりついて、直ぐに挿入した。
 だが、佐山は沙希に挿入して、3分と保たなかった。
「もう! 小父さま…こんなんじゃ全然静まらない…」
 ポカポカと佐山の胸を叩きながら、拗ねた表情で怒る。
 佐山は今日4度目の射精だった事を、この時死ぬ程後悔した。

 一向に元気を取り戻さない佐山に業を煮やした沙希は、スッと立ち上がり明日香と響子の元に向かう。
 沙希は2人を失神から目覚めさせると
「明日香さん…響子さん…2人で鎮めて…」
 2人の身体を自由にし、2人を胸元に抱き締めて、囁いた。
 2人は始め何の事だか、全く解らなかったが、沙希が突然明日香に口吻して、オ○ンコに指を這わせると、その言葉の意味を理解する。
 明日香は沙希の正面で乳房と股間を愛撫し、響子は沙希の背後に回り、沙希の背中に指と舌を這わせた。
 沙希は正面の明日香に口吻しながら、舌を絡め股間を愛撫し、片方の手は背後の響子の股間をまさぐる。

 3人は絡み合うように、快感を求め合い、刻み合う。
 3人の中で一番テクニックが有り主導を取るのは、一番年の若い沙希だった。
「もう、お姉さん達だらしないわね…こっちいらっしゃい…」
 沙希がそのテクニックに不満を漏らすと、2人を呼びつける。
「ふぁい…」
「はぁ…い…」
 2人は沙希に翻弄されながら、沙希の正面に周り、沙希の指示通りに手指を動かす。
「違うもっとこう…気持ち良くなるように…指の先を繊細に動かすの…壊れ物を扱うように…そう、それで居て大胆にほら、気持ち良いでしょ?」
 沙希が明日香のオ○ンコに刺激を与えると
「あ・あ・あ・あふぅん…はぁ〜ん…あ・あ・あ・あぁ〜〜〜っ…きもちいい…きもちいい〜…とろけそうです〜…」
 明日香は切ない声を上げ、甘い快楽に酔う。

 明日香はガクガクと震え、潤んだ瞳で沙希を見上げる。
「どう? 明日香さん上り詰めた快感が、身体全体から抜けて行くようでしょ? この脱力感…良くないです?」
 沙希が悪戯っぽく聞くと
「あふぅ〜…さ、さいこうです…きもちいい…です〜…」
 明日香は快楽に蕩けた声で、沙希に答えた。
「あ〜…お、おねがいします〜…わたしにも…わたしにも…おあたえください…」
 響子が堪らなくなって、沙希の腕に舌を這わせながら、哀願する。

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